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【今が買い時!】円高時代で爆上がりする銘柄4選

円高で株価が暴落した先日から、最近は持ち直してきた銘柄もあれば、そのまま下落していく銘柄も見られます。

ですが、こんな時だからこそ、チャンスの銘柄も存在します。円高になる事で、恩恵を受ける企業に投資をすれば、私たちもその恩恵を受けられる可能性が高くなります。

今日は、円高傾向で恩恵を受けるであろう企業を紹介します。

今回参考にした動画はこちら↓


1,円安がメリットになる業種

まず、円安、円高のメリットとデメリットは以下の通り

①円安
メリット:輸出産業が有利
     海外から国内への観光が盛んに

デメリット:輸入産業が低迷
      海外旅行の需要が減少

②円高
メリット:輸入産業が有利
     国内から海外への旅行需要が拡大

デメリット:輸出産業が低迷
      国内観光の需要が減少

では、今までの円安状態を解説します。
今まで1ドル100円だったとすると、1ドル110円になると、円の価値が安くなる=円安

という状態になります。

つまり、これまでの円安の状態だと、日本で製品を作ってアメリカなど海外に輸出すれば儲かるという事。

実際自動車産業などは、円安時に大きく業績を伸ばしました。

逆に輸入製品が高くなり、ガソリン代や生活用品の値上げがデメリットとなりました。

ですが、日銀が政策金融決定会合で、追加利上げを発表した事で、これから円高傾向に推移していくと言われています。

円高になれば、今度は輸入コストが下がります。

どういうことかというと、1ドル100円だったのが、1ドル90円になったとする。そうなると、安い海外の材料で製品を作る事で、原価が安くなり、その分儲けが増えるという事です。

つまり、円高になれば輸入コストが減って、輸入に頼っている原油、木材などを使うエネルギー関連や紙・パルプ業界、輸入食材だと大豆、トウモロコシなどを取り扱う食品や小売りがメリットを受けやすくなります。

1,ニトリ

円高の円強を受ける代表格と言えばこれ。ニトリは商品の9割以上を海外で生産して販売している家具、インテリアの小売業です。

多くの製品を海外で作って輸入している事もあり、円安の影響を食らってこれまで大きく減益しました。

でも、ここではチャンスととらえることも出来ます。

円高になれば、これまで損失した分が利益になります。ですので、この円高になろうとしている今が、株の仕込み時のチャンス。

輸入産業は、ドル建て決済で輸入を行っているから、為替差益、つまり円高の時に円とドルで交換する際に円の方が安くなるので、コストが削減されます。

ちなみに、輸出、輸入では、多くの国が関わるので、通貨は安定性の高いドルで統一しているのです。

ですが、業績は円ベースで評価されるので、企業の業績が上がれば投資家にとっても好印象という事になります。

じゃあ、海外で作って日本に輸入している産業は全て儲かるのかというと、そうでもありません。

例えば、ユニクロで一躍有名になったファーストリテイリング。かつてはニトリ同様、海外で作って日本に輸入して利益を出してきましたが、今では店舗を海外に多く展開し、売り上げのなんと6割は海外での販売によるものなのです。

ですので、今のユニクロは、一概に円高メリット銘柄とは言えないでしょう。

2,FOOD&LIFE COMPANIES(スシロー)

安さが売りの回転ずしのスシロー。原料となる魚はほぼ海外から輸入しています。

例えばマグロは台湾、サーモンはノルウェーやトルコなど、主力ネタは海外から輸入しています。

ここ最近は、円安の影響でお寿司の値段が高くなってしまいましたが、円高になれば、また安くできる事も予想できます。

また、この会社のROE(自己資本比率)は14.4%。一般的に10%を超えると、資金を上手くやりくりしている健全な企業と言われているので、次の決算では経常利益の上昇が期待できます。

ですが、ここ最近の株価は下落傾向。考えられる理由としては、社長交代が発表される事があります。

投資家も人間なので、感情で左右されたりします。

過去には、醤油さしをなめ回す動画が出回った事で株価が一時的に10%落ちた事もあります。

こういった一時的な株価の下落に一喜一憂せず、長期で持ち続ける姿勢も大事になってくるでしょう。

3,HIS

HISのような旅行会社は、コロナによる株価大暴落と、円安による海外旅行者の減少で、業績は低迷。株価も低迷状態。

では今、コロナは落ち着いてきたし、円安なら海外からの旅行者の影響で株価は上昇してもいいはずでは?と思いますよね。でもなかなか上がらないのには以下の理由が考えられます。

①旅行者のブームが去る
いくら旅行好きとはいえ、日本に1度行けば、そんなに頻繁に行きたいとはならないですよね。

②投資家の心理によるもの
今株価は低迷しているから、買い時ともいえるのに、なかなか買う人が居ないのは、「今はまだ危ないから様子を見よう」という人が多いという事。

長期的に見ればチャンスなのに、直近の1~2年の下落が怖くてなかなか手を出せずにいる人が多いのです。

ですが、2024年の決算では、2019年以来の黒字。加えて円高になる事で、海外旅行に行きやすくなるから、かなり需要が増える、つまり今が買い時ともいえるのです。

4,Vision

ビジョンは、通信サービスとモバイル関連事業を展開sる会社です。一番の主力商品は、海外旅行者向けのモバイルWi-Fiレンタルサービス「グローバルWi-Fi」の提供です。

ビジョンが提供するグローバルWi-Fiは、コスパの良さが評判で、業績も安定して伸ばしています。

今の状況で業績が安定していれば、円高で海外旅行者が増えれば更に業績は伸びると予想できます。

また、ビジョンは、ITソリューション事業も展開しており、企業向けのネットワーク関連サービスやクラウドソリューションの事業も安定した収益を上げています。

クラウドソリューションとは、自社でサーバーなどのハードウェアを用意することなく、インターネットを経由したオンデマンド方式でコンピュータ、データベース、ストレージ、ソフトウェア、OS、開発環境などのITリソースを利用し、課題解決にあたることを言います。

また、インターネットを介し、クラウド上に用意されたコンピュータを使ってデータ処理・情報処理を行うことをクラウドコンピューティング、クラウドを利用したサービス全般をクラウドサービスと呼ぶこともあります。一方、クラウドを利用せず、自社内にサーバーなどを置いて情報システムを運用する形態は、クラウドに対応する言葉としてオンプレミスと呼ばれます。

https://www.informatica.com/jp/blogs/cloudsolution-solve-problems.html   Informatica

また、国内だけでなく、アジアを中心にグローバル展開を進め、海外での売り上げも伸ばしています。

これにより、円高局面では、海外での収益が円に換算された際の利益増加も見込めるのです。


これ以外にも、円高で恩恵を受ける企業と結びついている企業にも視野を広げて、上がりそうな銘柄をリサーチして見るのもおススメです。

では今日はここまで!

テクニカル分析のシリーズはまだ終わっていないのですが、今日は息抜きもかねて明るい話題を入れてみました★

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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