見出し画像

優勝!!世界ジュニアカーリング選手権2022

5/15 (日) - 5/22 (日)にスウェーデンのヨンショーピング(Jönköping)で世界ジュニアカーリング選手権※が開催され、日本からは「SC軽井沢クラブJr.」が女子日本代表として出場。
(※ジュニア = Under 21のカテゴリ)

© Japan Curling Association

予選リーグを6勝3敗の3位で通過した後、準決勝でアメリカ、決勝でスウェーデンに勝利し優勝!ジュニアの世界チャンピオンになりました!

ジュニア・一般・混合ダブルス等の全てのカテゴリーで世界の舞台(世界選手権、オリンピック)での、日本勢として初の優勝・金メダルになります!

山本 冴 選手 © WCF / Cheyenne Boone

司令塔(スキップ)を務めるのはリードの山本冴(やまもとさえ)選手。
投球順はリード(各エンドの1、2投目)で、毎エンドの展開を作る要です。明るい雰囲気で分かりやすく作戦を伝え、チームを導きます。

上野 美優 選手 © WCF / Cheyenne Boone

毎エンド最後の2投を任されているのは、フォース 上野美優(うえのみゆ)選手。
山本選手と同じ21歳、ジュニアは最後の挑戦となりましたが、チームの「お姉ちゃん」としていつも笑顔でチームをまとめます。

今大会はずっと大活躍だったのですが、上野美優選手のショットと山本冴選手のラインコールが噛み合ったランバック&ダブルテイクアウトショットは、現地の解説陣も「この試合を録画として残る形で中継してて良かった・・・」と唸るほどでした。

上野 結生 選手(写真奥) © WCF / Cheyenne Boone

セカンドを務めるのは上野美優選手の妹、上野結生(うえのゆい)選手。
力強いスウィープとテイクアウトショットでチームを何度も救いました。

点差を手堅く守りたい場面で、相手のストーンを一掃するテイクアウトショットでの貢献が光ります。

荻原 詠理 選手(写真奥) © WCF / Cheyenne Boone

サードを務めるのは荻原詠理(おぎはらえり)選手。
サードでありながら、自身の投げない6投のスウィープを担当し、体力面でもチームを支えます。今大会は三浦選手と交代でサード/フィフスでの活躍となりました。


三浦 由唯菜 選手(写真奥) © WCF / Cheyenne Boone

そして今大会、フィフスの登録ながら、多くの試合でサードでの出場・活躍となった三浦由唯菜(みうらゆいな)選手。
日本ジュニアカーリング選手権の決勝で「SC軽井沢クラブJr.」を相手に、エキストラエンド・数センチの差で惜しくも破れ、準優勝となった「名寄協会JC」でスキップを務める選手です。
今回の世界ジュニアカーリング選手権での日本代表チームの戦いはまさしく、日本のジュニアチームの総力戦といった形となりました。

そしてコーチを務めるのは、シムソンズ→チーム青森→北海道銀行で活躍、長年、日本のカーリングシーンを支えた小笠原歩さん。
実は1999年に同じく世界ジュニアカーリング選手権の決勝の舞台に立ち、惜しくも準優勝となった経験を持っています。今大会は「あゆみ超え」をテーマに熱い指導でチームを鼓舞しました(と思われます)。


決勝のハイライト映像は上記YouTubeリンクからご覧いただけます。

決勝の試合映像はこちら(↑)のRecast Appからご覧いただけます。Recast Appの視聴方法は下記のnoteを参考にしてください。


世界ジュニアカーリング選手権の大会ホームページはこちら(↓)


世界ジュニアカーリング選手権に向けた過去の紹介記事はこちら(↓)

とても長いカーリングシーズン、これまでの応援、ありがとうございます。
そして、現在、北見市で繰り広げられている「第39回 全農 日本カーリング選手権」で盛り上がる中、スウェーデンで戦う、ジュニア日本代表にたくさんの声援、ありがとうございました!
日本カーリング界の歴史に残る瞬間をたくさんの方々と共有できて嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?