藍原淡海

あの冬の日、17時半に見えた空の色。

藍原淡海

あの冬の日、17時半に見えた空の色。

記事一覧

量産型フラミンゴの悲恋的ジレンマ

揃いの指輪を買ってくれた。 このフラミンゴは表向きでは 永遠に見つめ合うことはできず どちらかが裏返しになるか どちらかが上下逆さまになることで 初めて見つめ合うこ…

藍原淡海
1年前
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春の箱船

諸行無常、盛者必衰、ゆく川の流れは絶えず、元の水であることはない。 全ては新陳代謝を繰り返す。と同時に、この世界は新陳代謝と循環を同時に行っているとも言えるだろ…

藍原淡海
1年前
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昔々、赤いずきんを捨てた少女は

誰にも見つけられずにひっそりと生きているひとの絶望を、ランプの温かい光で照らしたい、という思いがある。 * 今朝のこと、とりとめもなく童話『赤ずきん』の結末、そ…

藍原淡海
3年前

明けない夜のオムニバス

いつまでも明けない夜に立ち尽くすひとへ。 ──昔々、 * 「ごめんね、きみがこわくて、ごめんね」 どんな姿をしたきみでも抱き締めて愛を誓えるような、強く美しいお…

藍原淡海
3年前

2020.11/28-12/11 令和慶祝カラー展@AAA GALLERY

初めまして。藍原淡海と申します。 この度、AAA GALLERY様の素敵なグループ展に参加させていただくこととなりました。貴重な機会をありがとうございます。 令和 慶祝カラ…

藍原淡海
3年前

誰もが誰かの下位互換

藍原淡海
3年前

未完の花

藍原淡海
3年前
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「 」

藍原淡海
3年前
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preserved

藍原淡海
3年前

蒼の柩

藍原淡海
3年前

異境

藍原淡海
3年前

ささやかなお知らせ (名前を変えたよ)

お久しぶりです。あわうみです。 タイトルでも書いたように、この度、名前を “藍原淡海” と改めました。 特段深い動機があったというわけではありませんが、前々から…

藍原淡海
3年前
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名も知らぬ貴方へ捧ぐ。

藍原淡海
3年前
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藤 二部作

藍原淡海
3年前
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蛍 三部作

藍原淡海
3年前
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湖心 ──ここは、湖の底。

藍原淡海
3年前
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量産型フラミンゴの悲恋的ジレンマ

量産型フラミンゴの悲恋的ジレンマ

揃いの指輪を買ってくれた。

このフラミンゴは表向きでは
永遠に見つめ合うことはできず
どちらかが裏返しになるか
どちらかが上下逆さまになることで
初めて見つめ合うことができる
そしてこの数時間後、片方のフラミンゴは千切れ落ちる。

〜旅行中の某日、はしゃぎまくりインスタストーリーより〜

……そんなことを真剣に語り合った、賑やかな商店街でのワンシーンを思い出しながら描きました。

ラブストーリー

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春の箱船

春の箱船

諸行無常、盛者必衰、ゆく川の流れは絶えず、元の水であることはない。

全ては新陳代謝を繰り返す。と同時に、この世界は新陳代謝と循環を同時に行っているとも言えるだろう。

古びたもの、汚いもの、要らなくなったものはやがて土に還り、美しい花を咲かせ、いつか別の生命を成す。

(還らないものだって沢山あるが、今は見ないふりをさせて頂き)

それにしても、土に還る、って発想。
便利すぎるし、コスパが良すぎ

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昔々、赤いずきんを捨てた少女は

昔々、赤いずきんを捨てた少女は

誰にも見つけられずにひっそりと生きているひとの絶望を、ランプの温かい光で照らしたい、という思いがある。

*

今朝のこと、とりとめもなく童話『赤ずきん』の結末、そしてその後について思いを巡らせていた。

数年後、成長した赤ずきんは、自分とおばあちゃんとの命と引き替えに殺された狼のことをどう思うだろう。そして、もし殺された狼に家族がいたとしたら、彼らはその後どんな風に生きたのだろう。

『赤ずきん

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明けない夜のオムニバス

明けない夜のオムニバス

いつまでも明けない夜に立ち尽くすひとへ。

──昔々、

*

「ごめんね、きみがこわくて、ごめんね」

どんな姿をしたきみでも抱き締めて愛を誓えるような、強く美しいお姫様になりたかった。

寂しいけれど、私の出番はここまで。でもね、

「泣きたくなるほど心優しいきみには、ハッピーエンドが待っている」

おとぎのくにはきっと、そういうふうにできているから。

絶望にはもう慣れたつもりなんだけど、

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2020.11/28-12/11 令和慶祝カラー展@AAA GALLERY

2020.11/28-12/11 令和慶祝カラー展@AAA GALLERY

初めまして。藍原淡海と申します。

この度、AAA GALLERY様の素敵なグループ展に参加させていただくこととなりました。貴重な機会をありがとうございます。

令和 慶祝カラー展。

令和、という時代を想うと、楽しいことや嬉しいことよりも、悲しいことや苦しいことばかりが頭に浮かんでしまい、どんな心で何を描こうか、すぐに決められませんでした。

この時代を生きる一人の人間として、この時代の、先の見

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ささやかなお知らせ (名前を変えたよ)



お久しぶりです。あわうみです。

タイトルでも書いたように、この度、名前を “藍原淡海” と改めました。

特段深い動機があったというわけではありませんが、前々から名字+名前というペンネームに憧れがあったこと、また、11月には私自身初めてとなるアートギャラリーさんでの企画展への参加が決まったことで、これはいいタイミングかもしれないな、と思い、踏み切った次第です。

11月の企画展には、藍原淡海

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