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涙が、スタート。

朝8:00頃岐阜を出て、夜8:00頃横浜を出るという新幹線でトンボ帰りの日。

なぜかというと、

6/26から始まった企画メシが、最終講座の日だったからだ。

企画メシとは?
いつか仕事で再会するための連続講座
「企画でメシを食っていく」
半年間、全国各地から集まった企画生が毎回異なるゲスト講師の方々から出される企画の課題を考え提出。講座では、講師の方の経験、課題のフィードバックを受けることができる。

私は、就職活動中の大学4年の夏、企画メシ卒業生の方と出逢い、企画メシの存在を知った。

2021年、遂にその企画メシが始まると知り、仕事と両立できるかの心配など忘れて、応募。

待ちわびていた企画メシの企画生になったのだ。

この半年沢山の葛藤があった。
マイナスな気持ちのが多かったようにも感じるが、この感情を持てたのも、企画生になれたからだ。
企画メシに入れていなければ、こんな悩みを持つことも出来なかったのだから、幸せだ。

最終講座、BUKATSUDOでプレゼンをする機会をいただいた。

課題を課題としてこなさない
課題をチャンスとして取り組む


阿部さんの言葉を聞いて、直感で発表するべきだと思った。私は自分の絵本を作って、プレゼンすることにした。

一人一人のプレゼンの始まりと終わりに、拍手が鳴る。まるで、ピアノの発表会の様な空気感だった。

15:30頃だっただろうか。
自分の出番がきて、いつもオンラインだったせいか企画生皆さんを見渡しながら「こんなにいたんだ〜」なんて考えながら、プレゼンの席についた。

こんな客観的に考えれたのは、この前TVでみやぞんが「緊張しない為に、見られる側から見る側になればいい」と言っていたからだろう。
正直、そんなに緊張していないつもりだった。
しかし、いざ話し始めたら

泣いてしまった。それも、号泣。

想定外にも程がある。
イメトレはとても上手くいっていたが、皆さんのプレゼンを聴きながら自己紹介の部分をほんの少し変えたのが涙の理由だろう、と今は思う。

涙で、気づいた


気づいてはいたけど、やっぱり私は広告系の道に進みたかったのかもしれない。

今の会社はとてもいい人ばかりで、沢山の方向に挑戦する不思議な車屋さんだ。
だからこそ、私も好きなことに挑戦しようと思えるし、そういう場をもらえる今に満足している。

「広告系に就職出来なかった」

心にはこの悔しさがまだまだ燃えていて、同時に企画やデザインに関わることが大好きだからこその涙だったんだろう。

車屋に就職していろんな経験ができていることにも、企画メシの場に入れたことの嬉しさも込み上げていた。

涙を流しながら、プレゼンする場をもらったからこそ、私はこれからも好きなこと興味のあることに飛びついていこうと決意できた。

悔しさが燃え続け、仕事の楽しさも知ったいまだからこそ、両方の楽しさを追い求めようと決心できた。

いつか、車屋育ちの企画者になろう。
こんな面白い掛け算があったっていいはず。

   ***

講座の途中、休憩後に阿部さんが

「では、再開しまーす!」
と、企画生に声をかけた。

いつか仕事で再会するため、
いつか仕事で再開するため、
明日からまたスタート。

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