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ひざ掛け

娘っ子にお人形さんのひざ掛けを編んでもらいました。

お花模様がチャーミング

私の祖母の話し相手だった
お菊人形の美針ちゃん
孫の私が可愛い可愛い云うもんで譲ってくれたお人形さん

着物も帯も座布団も和裁上手な祖母のハンドメイドです。

祖母と一緒に考えたネーミングは、みはりちゃん
家を見張ってくれるようにと祖母曰く
それでは、何と無く可哀想なので、美しい針で美針ちゃんにカッコつけました。

子供が生まれるまでは、いつも一緒に寝ていた美針ちゃん

切迫流産しそうになったときも病院のベットで一緒に寝ていました。
看護師さんが夜中に「きゃっ!」とビックリされていました。

子供は、助からないと先生から告げられ病室で美針ちゃんを抱きしめながら泣いていました。

次の日の検査で、先生から駄目かと思ったけど大丈夫だから退院できるよ良かったね。

谷あり山ありの出産で生まれたときは、仮死状態。
これまた先生に諦めるように告げられ病室で我が子が生きてくれることを祈りながら美針ちゃんと過ごした入院生活。

なんとかウチの娘っ子は、ど根性で生きてくれました。
今は、オバさんになり趣味の編み物を楽しんでいます。

そんな、娘っ子が編んでくれた美針ちゃんのひざ掛けは、美針ちゃんにとって、とても嬉しいプレゼントになったことでしょ。

ありがとうございます。

だから、美針ちゃんのことコワイとか言わないで下さいね。

娘っ子!小さい頃は、美針ちゃんが好きで、よく遊んでたんだよ。

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