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夕刊フジ杯2025にチームを出す事になった話

はじめに

こんにちは。そして既にサービスをご利用頂いている方はいつもありがとうございます。雀活マスターの中の人です。

先日発表した通り夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2025に雀活マスター/推しごとカレンダーで2チーム出します。1年前の自分を考えると想像できなかった状態が少し面白いのでnoteを書こうかなと思います。

尚、最後にチームを出すためにかかった費用の話を書きますが、ここだけは他チームの事もあり幅広く公開したいわけではないため有料にさせて頂きます。が、もし有料でも読むよという方がいて利益が出た場合には全額何らかの形で寄付しますし、その結果も公開したいと思います。


元々麻雀プロに興味がなかった人と元島プロ

 中の人は初めて麻雀牌を触ったのが小学校高学年くらい、ルールを正しく把握して打ちまくったのが高校生で、それ以降はずっと麻雀していて大学時代にはほんとお手本のように留年したしw。社会人になって東京に出てきてからもずっと打ってる、そういう人でした。

 麻雀プロは本当に有名な人は名前は知っていましたけど、どうだろ今思うと、ヨーコ会長、和泉さん、二階堂姉妹、魚谷さん、仲田さん、ん-、宮内さんギリギリ。。。男性だと本当にレジェンドな人くらいです。

 そんな中の人が2022年?とかかな?プロのお知り合いができます。最高位戦の元島明子プロ(@akiko_motojima)です。知り合った経緯はちょっと間に特殊な有名人が出てくるので割愛します。

 そんな元島明子プロからは、夕刊フジだしてよーと冗談で言われていました。たぶん2回くらいは言われた気がします。今思えばガチだったのかもしれません。

 いつだったか忘れたので、いま改めてXを見たら、2023年1月に元島プロが乳がんのステージ3と診断されます。

 家族が、職場の同僚が、みたいな関係性ならできることって色々あると思うんですけど、仲は良いけど麻雀以外の関係性がない自分にとっては出来ることも限られているしとにかく平静を装うくらいしかできず、、、というのが当時の私だったように思います。
※本件はご本人の了解を得て書いてます

神爆誕

 この時期、私自身のサラリーマン生活にも少し変化があって、本業のIT企業に勤めながら兼業としてベンチャー企業の社外取締役に就任します。社外取締役なので実働は特にないですが定期的に経営状況を聞いたりアドバイスするので、とても優良な企業であることが数字で分かりますよね。ああ、儲かっているなと。

 あれ、個人で24万(当時)出すのはちょっとなーって思ったけど、社外取締役の職権乱用でチーム出せば元島プロの少しでも希望にならないかな?

と。希望って言い方はよくないかもですが、病気に対する知識が全くなくステージ3だと聞かされたら、本当にもしもの覚悟はありました。

 この社外取締役をしている企業は基本的に中国人中心の企業なので麻雀自体はなじみはあれど、日本の麻雀、麻雀プロ、ましてや夕刊フジ杯など全く知る由もないわけですが、社長に聞いてみたんですよね。

 私「夕刊フジ杯っていうのに出したいです、24万です。自社の広告効果はほぼ無いんだけど」

 社長「いいですよ、請求書持ってきてもらえれば」

 私「(神!)」

 元々知ってたけど、神爆誕です。さて、これが2023年5月12日です。

当然もえぴんを誘う

 中の人がこの夕刊フジ杯を出すって思ったときに意識する麻雀プロはもう一人くらいしかいないのですが、それが日本プロ麻雀協会の田なべもえプロ(@s2moepins2)、もえぴんです。初めてもえぴんを見たのはショウナカガワ生誕40周年という大会??の放送対局でした。世の中は新型コロナ真っ盛りでYouTube見る機会も多かったのですが、1日に3回も放送対局に出てきて優勝していました。すごい。

 この年、もえぴんは絶好調で最終的にはプリンセスオブザイヤー2022を獲るのですが、この2022年の時点で私は会ったことはあるが認識されていない人でした。カタカナの人って言われてたw

 夕刊フジにチームを出すにあたって元島プロは確定で二人目を考えた時にもえぴんしか思い浮かばなかった&夕刊フジ杯2024に出ていなかった(と勘違いしていた)ので、これは!と思い、2023年6月にまだその年が開幕する前に翌年のオファーを出したのでした。

 尚、先行している推しごとカレンダーのサービス仕様は殆どがもえぴんのアイデアで作られています。なので麻雀プロの方にとっては使いやすさはかなりあると思います。

 引き抜く形になってしまったニコニコさんすいません。客としてお店に貢献しますんでお許しください。

真面目に考える

 勢いで夕刊フジ杯への出場と選手二人を確保したものの、あれ?これでいいんだっけ?と思い始めます。夕刊フジ杯は麻雀関係にしか広告の効果はなく、正直そこまで影響力があるとも思えません。だって私は見ていなかったから。

 私の専門はITで、ITの中でもサービスを開発したり、そういう人をコンサルティングしたり、またお客様のIT戦略(ストラテジー)を練ったりというお仕事です。

 「麻雀×自身の専門性=新しい何か」

 これ書くのは簡単、思いつくのは本当に大変。ということで考える日々が始まります。2023年6月のことです。

 アイデアペーパーレベルで思いつくのに約1カ月。そこから具体的なビジネスプランにするのにさらに1カ月かかりました。ITなので開発が必要で、前述の爆誕した神に再び伺います

 私「雀活マスターというサービスを作ります。X上に散らばっている麻雀プロのスケジュール情報を集約するためにスケージュールアプリを開発して、そのカウンターとなるファン向けのポータルサイトを作りたい」

 社長(神)「いいですけど、詳しく説明してもらって。役員会議で検討しましょう」

 私「(神冷静だった・・・)」

それもそのはず、このアプリ開発は安く見ても数百万、頑張ると数千万かかります。さすがに神も即答はしませんでした。が、ちゃんとプランをドキュメントにして役員会議で説明して、8月にOKが出ました。

やってみる推し活と浮かび上がる3人目

 雀活マスターというサービスを考える上では麻雀業界において推し活の業務理解が必要です。ですが、当時の私はもえぴんのゲストに少し行くくらいでほぼそういう行動をしたことがなかったので、このファン界隈の方々の行動がわかりません。

 ということで、何人かのプロのゲストに行くことにしてみたのが2023年の夏ごろです。

 そこで一人のプロに出会います。最高位戦日本プロ麻雀協会の佐藤芽衣プロ(@midori___jan)です。まず、常勤無しのゲストのみ、当然だけどちゃんと集客もしていて、圧倒的なコアなファンも抱えていて、そしてオフの時間もほぼ麻雀をしています。またXのフォロワー数の増え方もかなり着実で、自身のブランディングもちゃんとしている、Xのポスト数が尋常ではない。配信もしていて、大会も主催していますし他の大会にもゲストで出ています。
 まさに今回のサービスを展開する上でぴったりの麻雀中心で生きているプロです。

 佐藤プロの凄い点はレスポンスの良さもあります。本当に仕事する上では助かる、IT業界の若造も見習ってほしいとおもいますw
 
 そんな佐藤プロですが声掛けしたのは7月下旬。しかも現チームのRは私も行ったことのあるお店なので十分待つことにしましたが、年末にOKを頂いたという次第です。Rさんも客として貢献しますのでお許しを。

 なお、3人目を考える際に継続性からして現所属から抜けるはずがないということで、そもそも考慮から外していたプロが2名いるのですが本当に素晴らしいプロなので2名だけお名前を、さくら美緒プロと古川彩乃プロです。
 このお二人は麻雀プロに詳しくない私が、麻雀プロってこういうものだよなと思い知った?美しさと接客の良さと麻雀の強さを兼ね備えている素晴らしいお二人です。いやもちろん多くのプロが魅力的なのですけど、でも推し活慣れていない初期に遭遇すると、おおぉーって思いました。

実際に申し込んだ日

 2023年9月5日です。元島プロ経由で黒木さんに申し込みました。相当早いと思っていましたが、麻雀Barが次々誕生する現実を見て、そして麻雀Barほど広告が必要なビジネスもないわけで、2025は麻雀Barが多く出場する、だから先に回りせねば!という発想でした。

2チーム目を出す事になった4,5人目

 さて、夕刊フジ杯に出すとなると、その界隈の会話は気になるものです。その中で気になったのが夕刊フジ杯の値上げの噂です。

 24万円という数字はIT業界からすると正直驚くほど安く、でも雀荘が出す事を考えると、、でも今の世の中なんでも値上げ。と思うと私は40万円くらいになるのかなと思っていました。根拠なく勝手にです。

 が、結果的にはチーム増をさせての26万円。非常に良心的です。あれ?計画的には40万円と思っていたのに得した気がするのです。ここでずっと気になっていた2人と出たいと思いました。

 日本プロ麻雀連盟 波奈美里プロ(@tobiuo3310
 RMU 小條薫プロ(@kjkr_rmu

 波奈さんは地方から遠征してくるプロなので関東在住者としては全然行動が読めず、また当時は常勤の情報を出していなかったし仙台出張しても常勤情報がないのでタイミングが不明。 そんな波奈さんは新橋ニコニコでお会いするまで本当に未確認生物(UMA)のような存在でした。
 お会いして思ったのはこの人は一緒にビジネスできるなという感覚でした。なんでしょうね、周りが明るくなる華やかさと、安心できる感じを併せ持つ方です。
 詳細は書かないですが地方からのゲストをサポートでき、かつ私たちのサービスの宣伝につながることができないかというアイデアがあって、相談にのってもらっていました。

 小條薫プロはfairyのバースデーの時に誕生日ケーキのコスプレをしていて、そういうノリが私大好きなのと、スケージュールアプリについて開発段階から色々とアドバイス、コメントをくれていたので一緒に面白い事をやりたいというプロでした。また麻雀BarのGardEnの常勤をしているのでビジネス面でも聞けることがいっぱいあるかな?という思惑がありました。

 しかも小條プロには夕刊フジには誘えないけども、、という前提を話したうえでビジネス的な協力をしてくれていたので、なんていい奴なんだと思ってましたし、今も思ってます。面と向かっては言いませんが。

 尚、チームを出すということを知った人からは、小條薫プロをよく勧誘できたねというコメントが多かったです。すいません、コミュニケーションがめちゃ取りやすいプロなのである意味1番気軽に声かけましたw距離感バグらないように気を付けます。

 この二人、見ればわかりますが眼鏡美人です。チームで揃えたらめっちゃ面白そうじゃないですか?私だけですかね?という完全なる趣味で二人のコンビ結成となったわけです。他にも候補が居なかったわけでもないのですが、比較的すぐにお二人からOKをもらえたのであっさり2チーム目が決まります。

最後の一人

 2チーム目を決めた時に、最後の人は比較的迷っていました。Xのフォロワー数もある程度意識しつつ、ゲスト活動が多めで現時点で面識があって麻雀が強い人。関東在住でリーダーになってもらう人をイメージしていました。

 最初に思い浮かんだのはライキンを一緒にやっていた電脳世界においては私の盟主である最高位戦日本プロ麻雀協会の羽月まりえプロ(@mrp_syk)でした。

 ゲーム内ですが、このライキンのプロ雀士同士の戦いは本当に激戦で、紙一重で羽月プロのぷうちゃんずが優勝するのですが、その中におけるリーダーシップは本当に素晴らしいものがあり、いまだに多くの人が一緒にやっています。

 また、夕刊フジ杯2024においても個人は予選リーグトップで、とてもじゃないけど来期埋まっているだろうなと思っていましたが、上司と部下の関係性もあるのでお伺いしてみたら、結構あっさりOKでした。来季チーム無くなるんで、探すとこだったと。

 これで2チーム6人が、実は誰一人も断られることもなく結成できたので、私にとってはベストな布陣となったのでした。

 ここまで5000文字も書いたのですが最後にお金の話を書いておきますが、まあ気になる方は読んでみてもらえればと、、、、

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