笑点 2008年5月11日 感想

今日はたまたま見た笑点第2115回(https://youtu.be/EB6ImWkuhX4)の感想を少し書き連ねていけたらと思います。


当時の笑点のメンツ


[司会]

・(故)桂 歌丸

画像1

[回答者] 

・三遊亭 小遊三

画像3

・三遊亭 好楽

画像4

・林家 木久扇

画像5

・春風亭 昇太

画像6

・三遊亭 楽太郎(現 圓楽)

画像7

・林家 たい平

画像8

[座布団運び] 

・山田隆夫

画像9

メンツとしては私世代なら何度も見た光景でしょう。触れるところといえば木久蔵は木久扇を襲名しているが、故圓楽師匠はまだ健在のため楽太郎として座布団に座っていますね。歌丸もまだ生きてます。こんなに元気だったのに、、


挨拶


・桂 歌丸

【目には青葉山ほととぎす初鰹】

なんて歌を引用していました。初夏が近いということもあってのこの歌でしょう。「初鰹も食えない皆さん方のご挨拶からどうぞ」と落としていました。毎度フフっとさせられますね。


・三遊亭 小遊三

北京オリンピックの聖火が揉めていることについて触れ、自身が東京オリンピックで地元山梨の聖火ランナーを務めていたことを明かした。最後に「秩父は聖火は通ったのかねぇ…?」といつものたい平の地元「秩父」をいじり、落ちとしていた。

小遊三はいっつも下ネタばっかり言ってるためこんな真面目なことも言うんだなぁと感じた。


・三遊亭 好楽

「ゴールデンウィークも終わり夏が近づいてくるが、夏は暑くて困る。だからと言って冷夏も困る。(要約)」と話し、「冷夏…レイカ…? そう言えば錦糸町のパブで働いてたレイカちゃんはどうしているだろう?」と落とした。

逆に好楽が男らしい落とし方をしてびっくりした。男はみんなこんな生き物である。


・林家 木久扇

笑点のまとめ雑誌 第二弾の宣伝を挨拶に使っていた。自身のだじゃれ教室があることも伝え、「だじゃれを言うのは、だれじゃ」と落とした。

画像10

非常に彼らしい、おちゃらけた挨拶で安心感がある。普通の挨拶だったらもう少し書きたいが、宣伝のため内容が薄くなってしまった。


・春風亭 昇太

「先日まで、『MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人』という芝居に出ていた。終わると嬉しいことに立ち上がって拍手をしてくれた。落語家にはあまりない文化だなと思ったら、たい平の独演会はいつもこれなんだそうだ。(要約)」と語り、「彼の独演会は彼が喋ってる途中から立ちあがって、みんな帰っていくんだそうだ。」と落とした。

若いものはいじられるもんだと思ったが、みんなたい平いじりが大好きみたい。これはこれで愛が感じられて良いですね。


・三遊亭 楽太郎

「後期高齢者医療制度が始まった。2年前に決まったことと言いながら、説明不足、システムの不備、色々と出てくるもんだ。(要約)」と語り、「権力ってのは恐ろしいもんです。税金だって、座布団だって、取りやすいとこから撮ってるようにしか思えません。まして、日本を支えてきた年寄りに、○ねと言ってるのと同じです。私は年寄りに○ねと言うことなんてできません。一人を除いて(要約)。」と落とした。

昔からブラックな歌丸いじりで有名な楽太郎が健在でよかった。この二人の掛け合いを見るのが一つの楽しみでこの時代を選んだのでとても満足。


・林家 たい平

「昇太兄さんは僕の落語の途中で帰ると仰ったが、あれは帰ってるのではありません。落語の途中にロビーに出て、僕の新しいCDを買っているのです。」と自分のCDの宣伝を始めた。

画像2

たい平は最年少でありながら、その元気と、楽太郎と昇太との相性の良さを活かして良い立ち位置を築いているため、すごく好感が持てる。頑張れ‼️


・山田 隆夫

松山千春「季節の中で」(めっちゃヘタクソ)を歌った後、「5月15日は、おかげさまで息子(山田 太一)の21回目の誕生日を迎えました。」と語り、「うちの子には、こう伝えてるんだ。『少年よ、太一を抱け』と。」と落とした。

相変わらず、ほんとうに「ずうとるび」としてバンドやってたのか疑うほど歌が下手くそでびっくりするね。


一問目

2008年5月11日は、「母の日」である。誰にも日頃から母に寄せる気持ちや、思いがあることでしょう。そこで、「お母さん」を頭につけて、五七五の川柳を拵えて頂きたい。

問題としては、カッコつけたことを言うか、くだらないことを言うかの二択に分類される。私は、木久扇が個人的に好きなのだが、こういうくだらないプッシュしてくる人の回答がここでは一番面白いと思う。

第二問

5月も中旬に入り、新入社員も会社に慣れてきた事でしょう。今年の新入社員は、氷の上を滑るようにスムーズに就職できたことから、「カーリング型」と言うんだそうです。そこで、いろいろな人を「〜型」とスポーツに例えて、歌丸が「どうして?」と聞くので、特徴を返していただきたい。

それぞれが本当に考えられた回答をしていたが、やはり皮肉の効いた回答ができる楽太郎が一枚上手だったかなと感じました。ただ面白いだけではなく、知識があって頭もキレるのはズルですね。

三問目

それぞれに鵜の被り物が配られた。

画像11

今日は、長良川の鵜飼開きです。風情があって大変よろしいですが、肝心の鵜は何を考えているでしょう。そこで、皆さんは紐に縛られた鵜です。私が鵜匠になって「いっぱい取ってくれよ〜」と言いますから、何か返していただきたい。

無駄にカッコつけた語り掛けをする鵜というギャップが面白く、小遊三が強かったが、最後に山田いじりをキメた楽太郎が座布団2枚も獲得した。みんな面白いね。


まとめ


今回の笑点を見ることにしたきっかけは、歌丸と圓楽の掛け合いが見たかったからでした。狙い通り、二人はバッチバチに殴り合ってくれたのでとても面白かったです。

皆さんに笑点がより好きになって頂けたらと思います。稚拙な文を読んでくださりありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?