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BW Christmas Wonderland2023はほぼ”白い”ワンダーランドだった

お誘いをいただき、初めて行ってまいりました。
2016年からこの演出で7年間毎年上演されているショーだそうですが
この演出のバージョンのショーは今年で終わりだそうです。

劇場ロビーもクリスマスツリーが飾ってあり、ショーに出て来るクリスマスベアの着ぐるみと記念撮影もできます。

歌は誰でも知っているクリスマスソングの数々で、一気にクリスマスの世界に惹き込まれました。歌もダンスも素晴らしい。客席降りもあります。タカラヅカみたいです笑

※この下から少しネタバレを含みます。

舞台上にはスケートリンクも登場!

プリンシパルの方々の歌に合わせてなんとスケートリンクが登場!
男女のスケーターが楽曲に合わせてのアイスダンスです。美しかったです。

サンタクロースさんに拍手!

大活躍でした。お疲れ様です。2本の客席通路を縦に舞台から最後列まで客席降りをしてくれたり、客席を巻き込んでのパフォーマンスもありましたが、なにせ英語の指示を客席が理解せず笑
サンタが(英語で)「自分が手を1回打ったら、みなさんも1回!イチ!」とclapするのですが客席はなぜか大拍手をしてしまう。これが何度も続いてしまう・・・・何度やり直しても客席は「イチ!」に対して大拍手。面白過ぎましたが、サンタさんは大変でしたね・・・・

カーテンコールでは舞台の横の電光掲示板に「撮影OK」のサインが出るのでそこからは撮影可能でした。

一部カーテンコール撮影可能

観終わって思ったこと「この演出は日本だけでやっているのだろうか?」

まずキャストのみなさんのほとんどがアングロサクソン系の白人です。(キャストの出身は米国、カナダ、英国。名前を見てもヒスパニック系やアジア系の人は居なそうでした。)
ダンサーも”女性”と”男性”に衣装がはっきり分かれています。特に女性ダンサーはマイクロミニの衣装で脚を出していることが多く、ラインダンスもあるのでタカラヅカでいう”ダルマ”姿です。その中には当然男性ダンサーは居ません。
今のダイバシティインクルージョンの世界で、恐らくこのままの形で海外で上演されることは無いでしょう。特にBWでは。逆に日本でこのショーに違和感を持つ人はどれだけいるのだろうか?と思いました。(私は確かに違和感がありました)

来年から演出が変わるとのことなので、世界基準に合わせることは可能なのでしょうか?そう願いたいものです。


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