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第31回読売演劇大賞ノミネート決定…作品・男優・女優・演出家・スタッフ5部門


■作品賞(公演主体)

・「ラビット・ホール」(パルコ)4月
・「人魂を届けに」(イキウメ)5~6月
・「兎、波を走る」(NODA・MAP)6~7月
・「我ら宇宙の塵」(EPOCHMAN)8月
・「ラグタイム」(東宝)9月

ラビット・ホール公演パンフレット

■男優賞(カギカッコ内は対象公演)

・柿澤勇人「ジキル&ハイド」「スクールオブロック」
・狩野和馬「闇の将軍 四部作」
・高橋克実「海をゆく者」
・中村芝のぶ「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」「新作歌舞伎ファイナルファンタジーX」
・山西惇「エンジェルス・イン・アメリカ」「闇に咲く花」 

■女優賞(同)

・池谷のぶえ「我ら宇宙の塵」「無駄な抵抗」
・清原果耶「ジャンヌ・ダルク」
・咲妃みゆ「少女都市からの呼び声」
・三浦透子「ロスメルスホルム」
・宮澤エマ「ラビット・ホール」

■演出家賞(同)

・生田みゆき「占領の囚人たち」「海戦2023」「屠殺人ブッチャー」
・小笠原響「善人たち」「慈善家-フィランスロピスト」
・小沢道成「我ら宇宙の塵」
・藤田俊太郎「ラビット・ホール」「ラグタイム」
・前川知大「人魂を届けに」「無駄な抵抗」

■スタッフ賞(同)

・小澤時史「星の数ほど夜を数えて」の作曲、演奏
・高橋巖・けんのき敦「ラビット・ホール」「夜叉ヶ池」の音響
・土岐研一「人魂を届けに」「無駄な抵抗」の美術
・松井るみ「ドリームガールズ」「ラビット・ホール」「ラグタイム」の美術
・山本貴愛「ハートランド」「綿子はもつれる」の美術

成河主演「ある馬の物語」「ねじまき鳥クロニクル」いずれも入選ならず

個人的にはPARCO劇場作品としては「ラビット・ホール」よりも「桜の園」が秀逸だと感じていましたが「桜の園」もノミネートならず。
一番驚いたのが2023年大賞を取るのではないかと思っていた「ある馬の物語」が作品・出演者・演出全てでノミネートならず。なぜでしょうか?

ノミネート無しの「ある馬の物語」

「演劇モンスター」と称されている成河がノミネートされませんでした。これもとても残念です。
「ある馬の物語」の時は過去のスキャンダルが話題になってしまい、その後の「ねじまき鳥クロニクル」の時にはアフタートークでのセクシャルハラスメント発言で主催者が公式に謝罪するという事態になりました。
影響が全くなかったとは言い切れないでしょう。
本当に残念です。



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