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あきらめない!ぜったい

"茶色の朝"でパブロフは流れを変えた!
あきらめんとこう、変えるまで。

今回の選挙結果に愕然とし、絶望感にも似た気持ちを味わった方々は、私の周りでは多いと思います。

でも私たちに出来ることはまだまだあるはず!

"茶色の朝"が私たちにくれる警告をこのまま見過ごしていいのか…今の自公維の、特に維新の状況と酷似しています。

以下、"茶色の朝"のメッセージより

【フランスとブルガリアの二重国籍を持つフランクパブロフが"茶色の朝"を書いたのも、フランス社会がやがて茶色に染まってしまうのではないかという不安と、なんとかそれに人びとの注意を促したいという危機感のなかでの事でした。

ジャンマリールペンという一種カリスマ的な人物に率いられた極右政党、国民戦線は1980年代末ごろから大統領選挙(第一次投票)で15%前後の得票率を示し、地方都市では市長の座を占めるようになっていました。
そして1998年の統一地方選挙で国民戦線が躍進し、保守派の中にこの極右と協力関係を結すぼうとする動きが出てきた時に、パブロフは強い抗議の意思表示として、この作品を出版したのです。

しかも多くの人々、とくに若い世代に読んで欲しいと考え、印税を放棄し、わずか1ユーロの定価で出版することにしたのです。

その後、驚くべきことが起こります。2002年の春の大統領選で、ルペン候補が社会党のジョスパン候補を抑えて第二位となり、決選投票でシラク大統領と一騎討ちを闘うことになったのです。

人種差別と排外主義で知られる極右候補が決選投票に残るという前代未聞の椿事に、フランス社会は大きく動揺しました。まさにそのときです。人びとがわずか11ページの小さな物語を発見したのは。

自分たちが置かれた状況の意味を理解し、何をなすべきか考えようと、多くの人が"茶色の朝"を読みました。
"極右にノンを!"の運動がもりあがり、結果はルペン候補の敗北。パブロフはその間なんとベストセラー作家の仲間入りをする事になったのです。】

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