ボヤき、つぶやき

"誰もが活躍できる社会"の"誰も"の中に内向的でコミュ力弱い人も含まれてるんだろうか…異端だとかすごく活躍する人だけが持ち上げられもてはやされる風潮に違和感しかないのだけれど。

何か凄い事を成し遂げなきゃ、社会で活躍しなきゃ人生に価値がないのではと錯覚してしまう人多いんじゃなかろうかと危惧してしまう。

人は自分が"快"を感じる対象に惹かれるものではあるだろうけど、ただそれは時には社会的な価値観に洗脳された"快"のかもしれない。

北欧には"Jantelagen"ヤンテの掟という、サンデモーセという作家の書いた小説にでてくるデンマークの架空の街「ヤンテ」に伝わるとされる、掟があります。

「ヤンテの掟」
1、自分の事を特別な存在だと思ってはならない
2、自分は他人よりも善良であると考えてはならない
3、自分は他人よりも賢い人物であると思ってはならない
4、自分は他人よりも優れていると思ってはならない
5、自分は他人よりも知識が深いと思ってはならない
6、自分は他人よりも重要な人物であると思ってはならない
7、自分は何かに秀でていると思ってはならない
8、他人の事を笑ってはならない
9、自分が他人から気にかけてもらえると考えてはならない
10、自分が他人に何かを教えられると思ってはならない

もちろん、行き過ぎた自己抑制はダメだと思うけれど、行き過ぎた新自由主義的価値観に釘を刺す良い考えだと思うのです。

そう考えると、イエナプランの中の、ガードナーの8つのマルチプルインテリジェンスの考えは私にとってしっくりくる価値観。人には色んな才能があって、どれが上とか下とかではなく、それぞれに良さがあるというもの。

ガードナーの理論によると全ての人間には、
①言語的知能 (Verbal - Linguistic)
②論理・数学的知能 (Logical - Mathematical)
③空間的知能 (Visual - Spacial)
④音楽的知能 (Musical)
⑤身体運動的知能 (Bodily - Kinesthetic)
⑥対人的知能 (Interpersonal)
⑦内省的知能 (Intrapersonal)
⑧博物的知能 (Naturalistic)
があるとされています。


この考えが日本にも浸透すれば良いのだけれど。私が生きてる間に実現出来ますように✨

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