見出し画像

ネオテニー、子どもの心を忘れない

オンライン講座のレポート

拙い文章でどこまで伝えられるか分かりませんが…💦

昨夜はみんなのオンライン職員室さんでしあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティ Cuddleのシリーズ講座、"不登校という選択。子どもたちと家族のリアル"外部講師の回で岩倉政城さんによる、子どもの「学びたい」が、大切にされる学校をめざして 〜人の育ちと幼形成熟(ネオテニー)〜を開催しました✨

戦前、中、後の日本の公教育の歴史…子どもたちが国家によって犠牲になってしまった経験を猛省し、先人が作り上げた'行政から教育機関を独立'させ、'子どもたちを守り抜く'という教育制度を確立した戦後。

だが再びじわじわと子どもたちを指導という名の下"統率"する教育制度に国家が介入し始めて20数年。小学校の教育’指導'要領には最初の3ページのみで60回以上出てくる'指導"という言葉😨

幼保の教育要領には'指導'は殆ど出てこない。欧米の教育要領にも指導という言葉は出てきません。何故か?

それは教育方針が'子どもたちが主語'になっているから。子どもたちにどんなカリキュラムが必要かな?どんな寄り添いをすれば学びにつながるかな?そんな視点なんですね✨

他方日本では、"指導"を誰がするのか?教師なんです、主語が。

’子どもたち'がカリキュラムを学ぶ。
’教師'が指導する。

本来多種多様な個性を持つ子どもたちを画一的な押し付けに押し込めて、なんのこっちゃが起こるはずです😖こんな環境にノー!を言っているのが不登校状態になった子どもたちです。子どもたちは真の学びに飢えているんですね。

子どもたちの学びで大切なのは、'リアルな体験'というお話では、子どもたちが様々な発達や段階を経てこそやっと言語的な学びの下地が出来るのに、リアルで、学びに必要な、情緒的体験をすっ飛ばして言語分野だけ学習させる小学校のとんちんかん😱
土台作りなくしての学びは成り立たない!を痛感しました。

常識とは18歳までに身に付けた
偏見のコレクションのことを言う
…というアインシュタインの言葉はネオテニー、つまり幼少期の心を持ち大人になっても未熟=遊び心があり、柔軟に物事を考えて吸収出来るということ…つまり現代においての’大人になる'は人の成長を妨げてるのではないかと思いました。

子どもたちと触れ合う大切さ。'歯もみ'を実践して生徒たちと交流する校長先生のお話〜学校がしんどいな、の子に寄り添う姿勢。いったい誰を見て教育を実践するのか。同僚教師の目なのか?管理職の評価なのか?目の前の子どもたちなのではないか?

悪戯心、遊び心、子どもの心を持つ大人たちこそが子どもたちの真の味方になれる…✨

心温まるお話でした💖💖💖

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?