いつまで・・・

コロナ感染より帰省やめて親が死ぬ可能性が大きい
というのを読んだ。

実は今日、義弟の家に、若くして亡くなった甥のお仏壇にお線香を上げに行ってきた。義弟夫婦と、いろいろ出た話しの中で、「息子達のお盆の帰省は今年はなし、仕方ないよね」という話になった。たしかに仕方ないんだけど、しかし、よく考えてみると上述の「親の死」というのは現実問題としてあり得ることで、その心配は大きい。

「親の死」とは私たち自身の死のことだ。
夫は80歳、私78歳。
最近、特に足腰が弱ってきた夫。
この歳になると、一日として、死を考えない日はない
「いつまで、二人で一緒にいられるだろうか?」
「いつまで楽器が演奏できるだろうか?」
夜空を見上げると「明日もこの月を見られるだろうか?」と考える。
お風呂に入っているときは、いつも心配だ。
何かあったら誰に言えば良いのか・・・。
食欲がないと言っては心配し、
お酒の量が多ければ多いで心配し、少ないと少ないで「何処か悪いのか?」と心配になる。
たかが湿疹が出来ただけでも「大丈夫か?」と思う。
歩くときには「躓かないように」とずっと見ている。かといって手出しをするのはかえって良くないと思うので、いつでも手助けできるように見守っている。
夜寝ているときも、息しているだろうか?とたえず気に掛けている。
とにかく一日中考えている。

老老介護と言うのとは、少し違うかもだけど、自分の気持ちを何処かに書いておきたかったかったので・・・。
だれも知られたくない時にここに書いている。

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