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SIZE〜ARCHAEA

*アルカエア=古細菌アーキア


あらすじ
第一次生命体から第三次生命体まで進化する最中、何度も絶滅の危機に見舞われる、
その度種を保存するも、酸素の爆発的な発生をもたらしたシアノバクテリア
により生命は壊滅的な末路を辿る、
しかし古細菌アーキアの特異な性質により核は造られ、
酸素代謝を克服した生命は進化の為に陸上を目指す。
しかしアーキアらは全代謝経路を網羅する。
それは霊長類が霊長類として存在し得ない未来を示唆するものなのかもしれない。

記事内データ
氷河期、超大陸、ホルモース反応、単糖類、NAD
金属錯体、発光生物、エネルギー準位、原核生物、古細菌の特徴、
光合成、キャンフィールドの海


『見る角度を変えると善悪は反転する』

その良い例の一つが進化の歴史の中にもある。
果たして光合成は?酸素は?
人類にとって恩恵たる事象の一つ酸素という存在は、
果たして生命にとってどのような存在だったのか、
生命にとって必須が生まれた経緯と生命とのスタンスは大きな隔たりが遥か昔存在していた。


タイトルにアーキアを用いた理由は
生命を見つめる視線が遥かに
人類より幅広いものでそれはSIZEとして相応しく
より現実的だと感じたから…。

ごめんなさい今回も字が多くなり過ぎた🙇



①第一次生命体と地球の環境

爆撃期をきっかけに生命は生まれ発達した。

*基本的にはタイミングタイミングでいろんな物事に関して書いていきますので、物理、化学、量子力学、地質、理工学、哲学、宗教、まぁ色々ですが、勿論現存しない学問としてスピリチュアルも扱いますが、これに関しては広すぎる意味で振動周波の哲学?として扱っていきます。
誤解の無いよう付け加えるなら、精神と哲学を乳化させたようなものです。(普通のやり方では混ざらないので)

地質年表上の話
少し地質学絡みの話になるけど、関係してるのでお付き合いください。

下の3つをあわせ先カンブリア紀というが、この頃の地層はほとんど残っていない。

氷河期について

全球凍結、スノーボールアースとも呼ばれる氷河期は地層を調べる事でその存在を明かしてきたのは言うまでもないが、現在では3度(29億年前、22億年前、7億年前)全球凍結が起きたとされている。
そして更に短周期の氷河期が4万年から10万年

おそらくスノーボール級の大寒冷期周期は7億年前後、小さな寒冷期と温暖期の周期の差で一定の波長周期を作り出し地球の温度の変化は起きている。
星が生み出すエネルギー磁場も同じ形状を持ち絶えず振幅しながらさらに大きな振幅周波を作っている。これと同系統の振幅図を作るものと考えられる

超大陸について

広く知られている物でパンゲア大陸(3億年前)という言葉を聞いた事があるかもしれない、
かなり多くの概知の一つに大陸は元々一つだったというのは皆知ってると思う
しかしこれは少し違っていて、超大陸と呼ばれる物はある一定の周期で何度も作られているのは知っていただろうか?
因みに現時点では都市伝説の中で出てくる、ムー、アトランティス、レムリアなどは切り離してもらって結構なのですが。
あくまでも実際の地質学上の話で以下の周期の中に大陸衝突をきっかけに超大陸が出来たという話

興味のある方は以下リンクを貼っておきます

更に因みになので、更なる余談なのですが。
次にスピ系統の話の信憑性についてです。
このムーだのアトランティスだのはおそらくこの大陸衝突に単を発したものかと考えています。
その理由に、ある共通点があります。
この超大陸が出来るためには、構造侵蝕と呼ばれる、いわゆる地殻の一点収縮が起きるためです。
イメージとしてはテーブルクロス引きの応用と考えてもらって良いのですが。
これはプレート活動の周期から引き起こされ、大陸を一箇所に収縮させるため大海洋が生まれます。
スピ系の話でよく出てくる話で、海水を爆発的に増やす装置を使用した為に大陸が滅んだという表現があります。
似てますよね、これ、これから推測するとおそらくそれ等の都市伝説的大陸の話は構造侵蝕が起きていた時代と一致しており、本来はこれを指しているのではないかと考えています。
また最初にアトランティスの話を持ち出したのはプラトンで、『クリティアス』という作品の中でこれが語られ、海神ポセイドンが登場します。
もしかしたら彼ほどの頭のいい人物なら何かしらの根拠を元に、この物語を作成した事が考えられる。
そういう意味ではこれ等の大陸はもっと大きいものであった可能性も充分に考えられる。
そして、少し可能性の話で追記します、
おそらくですが、人間を作ったのが宇宙人説などの?ミッシングポイント?様々ありますが、勿論どの可能性も含め、ないとは言えませんが、
一つはっきりしているのは、地球外と呼ばれる生命に関して、勿論神とされる存在、又は名乗る存在を含め、勿論の事これは宗教上の神をも含みます、これ等は僕の考える上での精神性の高さをあまり感じる事が出来ません。
実際問題、人間の無知をいい事に事実、存在する現象からでっち上げた事実を作成し、刷り込み、自らを神たらしめる行為にも思え、無貪さとはかけ離れやたら希薄な愛を連呼するその様は宗教史の始まりから唯信主義への誘導を故意的に誘導したものだとも考えてしまう。
しかしこれはあくまで釈尊やナザレのイエスに対する糾弾、冒涜などでは無く、彼らはおそらくはその無垢さ故に意識の箱庭とする別格の領域が存在し、彼らが呼ぶ神と、諸々が認識(コンタクト)してきた神とではそもそもの違いが存在し、その神の誤認から誘発されたものが現代における宗教史との関連であり、彼らの箱庭とした原生生物的神が望んだ世界とは大きくかけ離れるもの、絶対的なルールとして存在するのは意識周波は同等以下のものしか伝達の手段がなく、個人の精神性を上げる事でしか、絶対的に高い次元でのやり取りは不可能であり、ましてや、完全なる高次とは概念であり、もはや言葉は持たない代物だ。
良く喋るものほど差異を肥大化させる、そういだ他意味では概念に訴えかける事は、1を知って100を知る事も可能だとも思う。
これは一部の危険行為も含む判断基準(チャネリングなどによる自称高次の存在の薄っぺらい情報)として、正確に理解してもらいたい、それ程に、大きな溝を生み出す問題でもある。

これはスピだけの話では無い、ごく社会的な生活を送る人にとっても衝突を避けるために必要な認識でもある。
どんなに崇高を装う宗教的神にしても、単純な人間関係にしても、もしそのその存在が(現実的存在も含む)何等かの利害関係を持ち込む物であるならば.それはその程度の意識の括りに存続するものだ。
これがベースにあるからこそ

人間の認識とは常に、利害という相互関係

が存在している。
そこから脱却した精神に利害は関係なく、小さな親切を純粋な親切として受け入れる事も可能である、

利害とは常に心の代償であり、代償を意識するからこそ、人は人に寄り添う事が不可能となる

つまりは現代社会の人間の条件とは、利害という代償意識の発生と共にあり、それは宗教史という根の元に発生している、という裏付けでもある。

ようは人が何故か心に生み出してしまう引っ掛かりという利害関係は、間違った神による宗教史の生み出した非凡な社会性をベースにし、現代人から宗教を淘汰した今もなおそれらは現代社会に蔓延し、人の心に深く爪痕を残している。
そう、ある意味これは無神論者も含め皆、実は信心深かったという事にもなる。
しかし案外人はそこから脱却する精神性が目覚めるはずだとも考えている。
契約を持ち込む何かが生み出した精神性の混乱。
これは少なくともユダヤ以前から始まっている。
とは言っても確実に少数の聖者は定期的にでも存在した、しかし、濁ったものも同時に数多く存在しすぎたのだ。
恐らくこの事実は歴史上最も小説よりも奇なり
な事実であり、本来は最も知られるべき最優先事項だと僕は考えている。
まぁ余談がすぎたけど、あくまでも個人の感じることでこれが事実とは言わないが、これらの事はあくまでもあり得るという話で、別に誰の何を汚したいわけでは無く、意識の世界はあくまでも曖昧で、認識してるよりももっと不可思議な物だと思う。
なので、生命の由来が超自然的なものなのか、何等かの介入によるものなのかの答えは、超自然的な意識がそもそも存在しその意思のもと、発達したものであり、真理こそが神だとする、僕自身の古くからの哲学を証明する媒体こそがSIZEだと認識している。



何故この話をしたのか?

まぁ後半の脱線は完全に別の話なのですが、重要度では遥かにそちらが勝り、それが無いためにこの記事も必要性が存在するのだと思う。

話戻します。
地球上の温度変化と、プレート移動による大陸収束は第一次生命体の発生後に起きていだという話です。
その時代に氷河期という言葉が語られる事はありませんが、当時、大量のガスに覆われ、二酸化炭素も減少し、酸素もなく窒素に覆われ、磁場はこの後に完全なる完成を見ます。
これ等の条件から地球の大半を占める海は凍結していた可能性がある。

大陸も収束と拡散のルールにより活動する。
下降プルームが強くなる時期が収束に位置し、上昇プルームが強くなれば大陸は分断されていきます。
この時熱エネルギーも含め下降と上昇に分かれ寒冷期と温暖期はサイクルしていく、

これは呼吸と同じと考えて貰えばわかりやすく、むしろ全くと言っていいほど同じ現象なのだ。


またこの大陸収束もそれぞれ集まる場所が違い、当然の如く、対数螺旋の1:1.618で移動していきます。

もう別に驚きもしませんし、当然だとも思います。

その始まりの構造侵蝕という収束現象は
第一次生命体の生きる場を奪った。
残された大陸にしがみつき、
海洋の中和も完成されない中でそれでも多様なアミノ酸は合成され何百と種を増やした。
一方糖は、核酸塩基とリン酸を繋ぐ簡易的なもので、太陽のエネルギーを保存出来るなような進化はまだこの時は起こしておらず、
これらを包み込んだ脂肪膜も大量に絶滅の末路をたどる。

そしてその苦節の時代を生き残った種が確実に存在し、それ等が新たな第二次生命体となっていく。

生命の共通祖先について、
・生命の根底が振動と定義するなら、恐らくは全てが生まれた無から有の時点で全てが生命と定義される。
個人的には全ての共通祖先こそが振動(ソマチッド?)と捉える。
・水が進化したと定義するなら恐らくはアモルフォス形成に遡り、一つの進化形態の場が地球ということになる。
ある種の概念を付属していく過程の中で、生命のスタンスは変わる、しかし、水が多くの構造を持ってしまっている以上、これは分岐進化の可能性と捉えることもできる。
・そして、生命の定義をもっと狭く扱う現代では、おそらく、この第一次生命体こそが原初の生命なのだろう。
そしてこれは更に限定的な概念を加え、
原核生物と真核生物に分かれていく。
しかしこの分類は核を持つか否かで分かれるため、
核を獲得するまでの流れを汲む第三次生命体までは、原核生物として扱って差し障りないのだろうと思う。

point
1.地球は呼吸し大陸と温度は拡散と収束を繰り返す
2.第一次生命体は脂質膜、RNA、リボース核酸塩基

②第二次生命体と生命のエネルギー


第一次生命体などはエネルギーの供給源からエネルギーを受ける事で内部に電子伝達を起こしていた。大半の放射性物資はマントル深くに沈み、磁場を形成するエネルギーとなっていた為大量絶滅が起きていた。
しかしそのおかげもあって地球は強固な磁場を形成していく。
やがて空気中からはガスなどが取り除かれることで、太陽の光が差し込む環境となっていった。
しかしエネルギー源から引き離された生命体は光が当たらない時間には代謝が行えず、死滅していく。生命体は、それから逃れる為突然変異を起こし、単糖類などを生成し、取り込み、太陽エネルギーを利用する機能を備えていった。
これはある意味光合成ではあるが始まりは酸素を生み出さない反応で始まる。
それがホルモース反応。

*反応の場である脂肪膜の目的は?
恐らくは原初の脂肪膜生成の目的は触媒を自己生成した物だと思われる。
その為始まりは単なる単純脂肪酸により始まり、後にリンを使用することで、リン脂質として機能し、様々な分子をエステル結合させ、新たに分子を生み出し、細胞膜内にその情報を取り込み内膜環境を変動させていったと見られる。

単糖類の生成

全ての生命の素である有機物の中に、糖や塩基などのある種の骨格を持つ物がある。
それらはアンモニアからアミノ基が作られた事に始まり、鎖状骨格CnH2n+(0〜2)から派生する。
単糖類の構造は広い意味でCnH2nOnで記され、勿論これに属さないものもいくつかはあるが源流はこれになる。
n≧3であるが最低でも炭素を3つ必要とし、10炭糖のデコースまでが現在見つかっている。

1個目:アルドース(ホルミニ基)又はケトース(カルボニル基)が付属した物、これは環状構造を作る為の置換用具として使用されたり、リン酸と結合する事で脂肪膜から飛び出す事を防いだり、ATPサイクルの中で38種類の糖に解凍分岐する際の重要な置換部分でもある

2個目:これはHとOHに分岐し、10炭糖まで存在し肋骨のような物で、分解された際配座と呼ばれるイス型、逆イス型、船形などの構造を作り、酵素にはまり込む構造を作る為重要な役割を担う。
また、解糖系の分解部位はここにあたる。

3個目:CH2OHで主に表記され、これもATPのサイクルの中で置換していく。
また環状構造を持つ糖などは個別で合成された物で無く、全てが鎖状から派生した物でありこの部位が、一個目の炭素から分岐する酸素と水素を介して結合し独立する。

配座について:

上と下の画像はくっつけただけで別に上下が対応しているわけではないので

例えば同じ分子式を持つ6炭糖と言えど、種類はいくつか存在し、これはそのうちのいくつかだが、アノマーと呼ばれる中間部位の違いで分かれる。
これが鎖状の状態ではキラルとして存在している
(D体、L体両方ありますよという意味)
糖は高次構造を持ち組み上がる、その為最終的にはD体のみになるのだが、糖は基本的には解糖経路を経てばらされる、その際にDもLも存在していた方が効率が良く、多様に分子内でHとOHを入れ替えて、配座を作り替え、対応する酵素にはまり込める様にできていて、この様相は鍵と鍵穴によく例えられる。

原始糖とホルモース反応

原始生命の利用した糖については、当時まだ酸素が無かった為、嫌気性(酸素を使用しない)回路である発酵を元にエネルギー蓄積を行なう。
この時の発酵酵素はアルコールと言われている。
この時代に起きた糖生成はホルモース反応と呼ばれるホルムアルデヒドから糖を発生させる反応
条件は水酸化カルシウム水溶液内で起こる(塩基触媒)当時の条件は一致し、重合反応を起こし、そのまま三炭糖から6炭糖まで発展する。
6炭糖はフルクトース、グルコース、ガラクトースなどがあるが、この反応により得られる物にはガラクトースは含まれない。
ガラクトースは好気性(酸素を使用)回路であるTCAサイクル(クエン酸回路)を使用する為、光合成反応を持つシアノバクテリアの時代まで存在しなかった
と考えられる。
解糖系の流れの中でまず必ず起きるのはリン酸との結合、そしてピルビン酸に分解され、好気状態ではATPを生成し、嫌気状態では乳酸になる。

嫌気にしても好気にしても生命はこれらの糖のエネルギーを解凍する際にNADと呼ばれる、物質を介して回路を機能させる。

このNADとは何か?

老いなき世界という面白い書籍がある。

この書籍で語られるのは、NADの先駆体NMNについて。
NAD正式名称ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド
先駆体NMN正式名称βニコチンアミドモノヌクレオチド

上図は先駆体、塩基をプリン骨格と置き換えた物が引っ付いた物が、NADとして機能する。

この本の要約をするなら、
生命という物は、絶滅と進化という言葉の中で常に育まれ、過酷な状態を経験し、停滞した後に、進化を遂には手に入れる。
これは全てのフラクタルの中に存在する。
生命ですらそうだというのだ。
人類は産まれて常に様々な物質にさらされ、体内に有害なものを取り入れ、細胞が劣化し、対応力を失い、老化という細胞的症状を引き起こす、というものだ。
その概念の一つに危機的状況をインプットするという物がある。
長寿遺伝子などの言葉で、サーチュン遺伝子、NMNは知られるようになった、
何故これがヌクレオチドと同じ様にリン酸と糖と塩基が繋がって発生するのか、
これ自体は恐ろしい事実だと思う。
代謝経路に生まれたエネルギーは、エネルギーではなくそもそもが遺伝的情報ということに他ならない。
適度な運動、丁度いい空腹、ちょうど良い寒さ、ちょうどいい疲れ、これらがそのシグナルを出すときに、体の中にある細胞自体ががエネルギーを作り出す為に電気的信号を送る、過度な絶食や、負荷はそこに付与するエネルギーの量が多い為、エネルギーの重鎮にまた時間がかかる、だからこそちょうど良さが必要で、
過保護な生態を持つ体となれば、これはいざ体を痛めたときに迅速に対応できず、治療経験も少ない為に、疾患が残る
これは一見、精神論かにも見える、しかし
これが実際起きているという研究の成果が出てしまっている。
これが話題になったのはごく最近の2020年の話。
生命は36億年前からこの機能を作り出し、利用しているという脅威性。
生命にとってははるか昔から当たり前であったことを、私達は知らなかったのだ、おそらくそれは科学に頼った証拠でもあり、理を考えればこれには合意がいく。
老化は病気で、治るという見解も、初めはどんなぶっ飛んだ内容かと思えば、何のことはない確かに当たり前の概念の中に存在する理屈であり、化学であり、生物学であり、哲学でもあるわけだ。
そして、正直これを表現するにはやはり、食物がわかりやすいかと思う。
例えば甘いトマトを作るのには、肥料を減らし、枝が枯れるかどうかというほど土壌を非凡な状態にする。
そうする事で果実は生き残る為の活動をする為、
糖の吸収力を上げ、劣化しそうな細胞を活性化しようとする。
その環境を与え、それをインプットさせ土壌に栄養を与えると、通常のそれより吸収率が格段に変わり、すごく甘い、綺麗なトマトが出来る。
例えば料理をしてても思う圧縮、加圧、加熱、全てにおいて何らかの力を与えると、食材は常に変性を起こす。
肉を柔らかくするのも、風味豊かにするのも、酵素や、ソミュールではなく、理論なのだと思う。

美しい理論により作られた料理と、ただの知識で作られた料理ではそもそも圧倒的に違いがある。

それが調理理論的に美しいものであればあるほど、理にかなえば叶うほど、食材は純粋に美味くなる、これは絶対的にそうだと言える。

自然が引き起こす、プロセスは驚異的な物がある、人為的に並べ寸分違わず配置された料理より、自然美が配置された料理ほど僕は美しさを感じる。
やはり全ては同じ事を指す、サーチュン遺伝子NMN配合のサプリメントが市場に出回り、効く効かないの議論があるが、
もともとの話がずれているのになぜ気づかないのかとも思う。
遺伝情報はあくまで経験をベースにし、作られる一種の意識の形である。
楽してサプリで済ませたところで、楽した、またはリーズナブルに済ませたいという遺伝情報しか残らないのは目に見えてる。
期待値以上の効果が得られるとはとても思えない。
あくまでもNMNは遺伝情報としての分子構造を持つ意識なのだ。
遺伝情報は、君が苦悩し望み努力した情報に答える物、それがベースにあるならサプリの開発自体がこの件に関しては本末転倒だと思うし、矛盾が存在し、機能のしようがないかに思う。

まとめるなら、原始的細胞膜は、その過酷な環境から擬似的ヌクレオチドを変性せざるを得なかった
そして、その意思はRNAの進化情報自体を書き換え、膜内に侵入する、ホルモース反応から生成されたグルコースをリン酸化し閉じ込める事で、初めて解糖経路を生み出しピルビン酸を生成した。
そして嫌気状態における生命最初の発酵が行われ、それは乳酸と呼ばれるC3H6O3を生成し、光の当たらない環境下でも代謝サイクルを維持する生命体になった。

NADは補酵素であり、電子伝達体であり、水素をやりとりする事で循環する

H+の有無は、経験値と経験論の循環という意識状態に近いのかもしれない。
やはり分子は科学を超える何かを有する、そんな気がしてならない

point
1.第二次生命体から太陽と相互作用を起こす糖の生成が始まる
2.NMNという反復型遺伝子が存在し、体に負荷を加える事で活性化する。
3.2を駆使する事で体組織の細胞劣化をコントロールする事ができ
身体の老化という現象、年齢という概念は大きく変化する可能性がある

③第三次生命体と光る金属エネルギー


この時生命の場は地上、
海洋は未だ多くの金属元素が溶け込んでいた為猛毒だった。
海水にさらされた生命はさらに死滅を余儀なくされた。
第三次生命体進化の場は、海水と金属鉱物の接する場にあった。
触媒として働く金属鉱物、海中の金属酵素
生命は金属イオンから身を守る為の機能として海中に存在していた金属酵素を細胞膜内に取り込んでいった。

それによりアミノ酸らは金属イオンと配位結合で結ばれる。
生体内に金属錯体と呼ばれる化合物を作る事で生物内に新たな代謝をもたらした。
後にそれは金属タンパク質として発展していく。

そして、この金属錯体と呼ばれる分子は特殊な分子構造を持ち、アミノ酸がどの金属と配位結合をもつかでその水溶液は綺麗な色を放つ


三次元モデルとしてはもっと立体的になる

そしてこの時期から少しずつ酸素を取り出す機能が併走することになる。
が微量である為、大きな影響をもたらすほどではなかった。
空気中に存在する一酸化炭素と、金属は配位し、それが接具となりアミノ酸とまた結合し、結果的にこの不思議な構造が作られ、その副産物として酸素を生み出すという機能はどこか不思議な感じがする。

この金属錯体はすごく綺麗な色を放つ、
自然界には光る物質として様々な、有機化合物、無機化合物が存在し、発光の強さは錯体の構造が関係し、それが複雑化することで、光量や、効率が変わってくる。
例えば蛍が光るのも、クラゲが光るのも、蛍光鉱物も、全て金属錯体の構造度合いに由来する。
この複雑な分子構造は金属イオンが、その周辺の電子にエネルギーを与える事で励起状態を作る。

例えばレーザー光線や、ブラックライト、蛍光ペンなども含み、発光物質などが何故発光するのか?
そしてその光には何故特定の色だけがスペクトルから取り出され流現象が起こるのか?
電子には軌道があり、受けたエネルギーの大きさにより、軌道を飛び越える性質がある。

エネルギー準位とは:
電子はエネルギーの大きさによりとりうる軌道が決まっている。
例えば光を浴びるなどを含む、他からのエネルギーを受ける事でそのエネルギーをプラスし外円に存在する、更にエネルギーの高い軌道へと移る、この移動距離をエネルギー準位という。
励起とは、このエネルギーの上昇により軌道を外部に移すことをいう。
しかし電子はこの励起状態を保つことができない、それは元々いた軌道の電子が開いてしまうから不安定の状態になる為で、又その軌道に戻ろうとする。
その戻る時に受けたエネルギーをそのまま放出しやっと戻ることが出来る
この時放出される物が光として排出される。
私たちが見る世界に色が存在するのは勿論網膜の錐体細胞と、桿体細胞による物だが、そもそも物質に光が当たり、励起状態から戻った時の、電子が吐き出したエネルギーが由来している。
しかし各元素は電子を持つ量も存在する軌道も違う為励起幅の大きくなるため水素原子が最も放出するエネルギーが大きくなる
可視光線はパルマー系列内の振れ幅で起こる光エネルギーである為、より外殻移動間の移動により放出されるプント系列などのエネルギーは目視できない赤外線領域となる。
金属錯体という物はその構造から光のエネルギー効率と、発光指数が高くなる構造を持つ為、光として感知できる。
何はともあれ、私たち生命が少量の金属元素を持ち、それを代謝サイクルとして利用する原点には、この第三次生命体が生存を勝ち取る為に起こした変異がそもそも由来し、有害な金属イオンを取り込む選択の恩恵なのだとおもう。

代謝機能を持つ生物はそのまま光るが、無機物は紫外線などに反応する、真ん中左は金属錯体水溶液、濁り無く綺麗だ。

脂肪膜は、リン脂質対によって出来ている、その表面を転移しながら動き回る各種の分子らは膜を触媒とするかのように、新たな機能を備えていった。
外部より取り入れられる情報は内膜に浸透し、
細胞膜内の環境は劇的に発展を遂げる、金属イオンを取り込むこんだ恩恵は大きく、細胞膜内に多くのエネルギーを作り出し、アミノ酸は更なる多様性を持ち増殖した、その環境は原子RNAにも進化を与える、塩基その物も発達し、アミノ酸を抱き込む形態のグアニンなどもこの時作られた。
そして、新たな配列を組み上げやがてDNAを生み出す。
しかしこの時はまだ螺旋状ではなく、円を束ねたような乱雑なものだった。
第三次生命体とは俗に言う原初の原核生物と言える

point
1.第三次生命体は金属イオンを取り込む進化を起こす
2.発光生物は金属錯体の構造が励起状態をもたらすため起こる
3.DNA構造は第三次生命体からだがこの時はまだ円状DNA

*代謝進化基盤群アーキア*

まず分類の話、広い意味では
原核生物;核を持たない生物
→真正細菌と古細菌に分類、違いは古細菌の突出した生態系による物だが、多くの謎に包まれている
真核生物:核を持つ生物

そして特徴的に三分類に分けると
細菌という核を持たないまま発展してきた分類と、
真核生物という核を持ち、発展してきた分類と、
古細菌と呼ばれる独自の進化経路を示す分類にわかれる。

しかしこれは少し違う、個人的見解を当たり前のように、『真実として展開させるなら』という前提で話します
このアーキア確かに訳の分からない量子的生物という印象を受ける。

結論を先に言うなら、この生物は元素代謝を目的としてきた生物ジャンル

勿論極限環境で生きる突出した生命体であるのは間違い無いのだが、そういった種が260種、それに属さない種が270種、幅広い環境で生息する以上定義は変わる。
その特徴は類を見ない。
細胞膜もエーテル脂質(アーキアだけがエステルではない)という超耐熱性の独自の物
②膜外に鞭毛触手を持ち、細長く機能する
③ゲノムパターンはどの生物よりも異常値を叩き出す
④DNAデータに修復箇所が通常よりはるかに多い⑤RNAは異常発達、原核なのに3パターンを持つ
⑥どのpHにもどの温度にも適応力を持つ
⑦代謝のパターンが限られることはなく、メタンを輩出するものもあれば硫黄を排出するもの様々
⑧固定する元素も環境でバラバラ。(6元素固定各種)

その他にも、シアノバクテリアとの相互作用、どの時点で古細菌として分岐せざるを得ないタイミングが存在したのか。
この存在に関するデータはあらかた頭に入ったものの全容が見えてこなかった…
数日アーキアの目的のみを考えていた、
彼らは何をしたかったのか、何を準備しているのか、現状の科学ではわからない、アーキアの本質とは何なのか。

そして、例の如く朝方、個人のいう変性状態で答えと思しきものに繋がる。
僕の感じた真実はこうだ。

はるか昔生命はRNA情報を駆使し、いくつかの毒を取り込み一つの代謝膜を作り上げる事に成功した。

がしかし、生命はある種のトラウマに陥っていた。

今後訪れるであろう様々な変化をどう取り込めば良いか考えあぐねていた。
彼らにとって毒性極まりない金属元素は、致死量を超えないレベルで組み込むことができた。
甚だしい量とまでは存在が及ばない為、
問題なく生命活動は営まれた。
いつ訪れるかもわからない、どういったケースが生じるのかもわからない。
いつかは訪れるであろう生命の危機、
それにどう対応していくのか。
考えていた。

そして、数億年のうち新たな生命特徴を持つものが発生してしまった。

シアノバクテリアだ。

彼らは代謝の排泄物として、酸素を吐き出す。

やがて彼らは大量に発生してしまい酸素が充満してしまった。

酸素を代謝経路に組み込んでいなかった生命体にとってはこの酸素はすでに致死量を越え、大量に絶滅し、生き残る為には、酸素の発生しない場所へと逃げていくしか無かった。

その場所は深海にあった。
かろうじて太陽のエネルギーを受けることができ、酸素の届かない場所、彼らはそこでひっそりと暮らし、存在するエネルギー、メタン、や高塩素などを取り込む為何度も何度も、DNA被曝を受けながらRNAを発達させてきた。

いつしか彼らは柔軟な代謝システムを形成し、様々な環境下で、様々なエネルギー変換をする術を身につけていった。


そしてその特殊な生存本能は彼らの柔軟な細胞膜に触手を作り上げ、直接的に必要な機能を持つ生命体を取り込む図太い答えを見出した。

そしてその頃、ミトコンドリアと呼ばれる、
酸素を吸収しエネルギーに変換する
生命体が発生していた。

そして触手を持ったアーキア達は
ある方法を思いついた。
これらを捕縛し、直接細胞内に取り入れる
という答え。

その為細胞質と、リボゾームと、DNAしか持たない彼らは、ミトコンドリアを取り込み、蔓延する酸素を克服していった。

これが原始アーキアの取った選択だった。

今日では世界中に存在するアーキア群は、実に様々な環境に生息し、全体の20%も存在する。
多くの代謝経路に独自に発達し、
各元素循環の大部分を占める彼ら。

現地球上の酸素を代謝に組み込む生物は、全て酸素代謝型アーキアの進化した姿であることは間違いない事は進化経路樹が示している。




ただ思う事がある。
そう、これはミスリードとも呼ぶべきものだった
朝方感じた答え。

今のこの世界の勢力図は全てでは無い…
地球は何度となくその生態系を変動させて、適応した種と淘汰された種に分かれている。

アーキアが初めから酸素のみを代謝に使う目的のみで存在したなら、全ての生物の辿るべき最終経路は酸素代謝だとも言える。

が、現状はそうでは無かった
様々な代謝システムを搭載した、
アーキア群が存在してしまっている以上。
各元素循環の多くが代謝によりもたらされる理由。

この答えはやはり一つしかないのだと思う、
彼らが絶やすべきでは無いと
判断した生命の条件には、
酸素代謝生命という限定的選択をした生命では無い

いつどのような環境の変化が訪れて、
生命が根絶やしになったとしても、
それでもなお、
完全な生命の断絶をさせない為、
代謝という保険組織を補完し続けていると。
炭素を代謝に使うアーキア、硫黄を使うアーキア、窒素を使うアーキア、
多くの元素を利用するアーキア達
酸素を使うアーキアの流れを汲む生命
それらが死滅した時、
その時優先される元素大気を利用するアーキアが
また新たに生命を育む
その為にこそアーキアの発達は存在し、
様々な場所に存在し、
いつかはとって変わるのかもしれない

我々が死滅してもおそらく生命は続いていく、
アーキア達の手によって、
新たな生命は生み出され、
適応していくのだ
そう感じた。

生命進化第一ステージ

シアノバクテリアの発生 32億年前 

ストロマトライトと呼ばれるバクテリアの集まる岩石

核を持たない原核生物はある種資源を食い潰すように進化を果たす。(まるで人間じゃん)
空気中に存在する二酸化炭素を代謝に使用し、
そして複製される酸素。
当時地上に生息する反応に酸素を代謝利用する媒体はなかった。
二酸化炭素と水から糖と酸素を生成する生命、シアノバクテリアは、全生命の過半数を占めていった。
その他の生命にとっては酸素は猛毒でしかなかった為淘汰された。
それ程までに光合成という、エネルギー代謝は当時から圧倒的な効率を誇っていた
それはあまりにも単純な図式化だった。
CO2+H2O=CH2O(単糖類)+O2
太陽のエネルギーを利用し、直接的に糖エネルギーに変える。

27億年前、これまでの有害物を代謝に取り込むのとは訳が違い、圧倒的に増え続けるこの酸素に進化は追いつかなかった
勿論せめぎ合いはあったのだろう、その証拠に、海洋では太陽の光が届く範囲に多くのシアノバクテリアが蔓延し、光の届かない領域には硫黄を利用する生命が発展していた。
その為、海の層に、硫化水素が蔓延する赤い海の層ができていた。(キャンフィールドの海と言われている)
バクテリアとアーキアの戦場跡地みたいなもの。

25億年前
実際この時代に硫化物の大量発生が起きる。
シアノバクテリアの強みはこの後にあった
細菌類が光合成を行う機関には、二酸化炭素と水というセットよりも、二酸化炭素と硫黄であったりする場合が現在では多い、
おそらく光を奪い合い、酸素を吐き出す生物と、硫化水素を吐き出す生物に二分された時代が、酸素爆発の前に存在する。
その生態系の最中、バクテリア類は、硫化水素までをも代謝に利用しだした
酸素の増殖と、硫化水素と二酸化炭素の劇的な減少を前に、生存競争に敗れたシアノバクテリア以外の生命の種達。
次第に硫化水素は失われ、酸素増殖が進むこととなった。

最終的には地球の酸素濃度はほぼゼロから現在の半分まで跳ね上がる

これがどれ程恐ろしい事か、私たちの環境に置き換えて考えるだけでもゾッとする。

温室効果をもたらしていた二酸化炭素は、激減し、地球は急激に温度低下を引き起こし、氷の星となった。
このようにして生命はシアノバクテリアも含め絶滅の道をまた辿ることとなる。

全球凍結スノーボールアース 24億年前
ヒューロニアン氷河期

史実上2度目の極氷河期が生命を襲った。
勿論の事、シアノバクテリアも、大打撃を受け、圧倒的にその数を減らしていた。
嫌気性生命体の生き残りをかけた戦いはアーキアと呼ばれる種がやがて強い反応を示していく。

その前に地球では微かな変化が訪れていた。
全球凍結の終わりは、海中の酸素が紫外線と反応する事で訪れた、
それはオゾンの生成と繋がっていくものであった為、それにより地球はまた徐々に暖められていく。

前述した流れの中で、アーキアは酸素を克服し、
ミトコンドリアを取り込むことで、真核生物へとつながる経路を手に入れる。
これまでの生命の形は、現在のそれと大きく違っていた、
1番の違いはDNA構造。
そのコードの始まり方も、ホルミルからメチルに切り替わり、扱う糖も正式にリボースからデオキシリボースに切り替わる。
DNA構造は環状から螺旋状に変化し、細胞膜自体も巨大化し、多くの機関を細胞膜に取り込む事で、一つの完結した組織となった。


全てアーキアが自発的に取り込んだ器官が真核の細胞には含まれる
エーテル脂質を用いた脂肪膜はその役割を終え。
強固な細胞壁を作るべく、またエステル脂質
に切り替える。

point
1.酸素、光合成はかつて生命の敵だった

2.バクテリアの無責任な生存本能が生態系を破壊
アーキアの選択的生存本能が生命を活性化

3.生命の多様性の為のその他の代謝準備は既に完結
人類がいつ淘汰されても問題ないよう秩序は常に流れる

後書き

一連を書いてて思う。

現在までに至るまでの生命の危機の多さ

組織の変容、それは確率的進化論
それはまるで乱数を形成するかのようで

まるで予測不能なそれは
あくまで人智予測であるのだと

乱数の実態とは
全ての周期パターンを収束と拡散で彩るための
精密な機械

乱数配列は乱数ではなく

遥か遠い秩序なのだと


生命の危機も、淘汰も、進化も全て、
この乱数のように、人智を超えた秩序で彩られる。

そしてその事をよくよく理解していたのは
アーキアだけだったのだろう。


そう
おそらくアーキア達は
理解せざるを得なかった


悲しいかな普遍の命などない事を。


そして僕は少し悲しくなる、

僕が見たこの世界も
僕が感じた諸々全てのことが

ついぞいつかは消え

存在したことさえ
誰の中にもいずれは残らなくなり
全ては還元され
誰も見たことも、想像したこともない、
そんな生命体となるのだろう。

あわよくばと思う
人類の姿形、心の形が
せめてこのままであって欲しい事を
なぜだか望む自分がいる。

せめて僕や、
貴方が見た世界がこのままであって欲しいと

そう思う。



SIZE〜6部ARCHAEA

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