原理的想起に委ねる認知の同定
存在は認知者を必ずしも所有しない
・存在は認知者と関係性を保つ場合とそうでない場合があり、独立した部位と重複した部位を持ち、完全に重なる関係性に無いことは明白である。
認知者は必ずしも存在の存在性を明らかには認知しない
・認知者は存在のありのままを捉えることは不可能であり、必ず意識や視座により、同定するという作業の先にある為、殆どが存在の明確な姿を捉えないことは明白である。
この事から存在と認知の関係性は破綻していると言える。
認知はその瞬間においては常にその意識外から始