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金鯱賞ほか回顧

 昨日は嵐でしたが、今日は風は強いものの一日いい天気でした。だいたいの日曜日に自分は自分の会社で仕事をしたりしなかったり競馬したり競馬したりしてるわけですが、会社にいながらも中山の馬場は刻刻と乾いていく様子を感じられました。

 問題は一日雨の日よりも、こうやって朝不良→夕方ヤヤ重、良みたく馬場が変化する場合、トラックバイアスとかブラッドバイアスとか、もっと単純な展開読みをする場合にも非常に難解になるので、こういう日に大きく勝負しちゃいけませんよ、ということなんですが、ね。

 ということで土曜日から回顧します。


 土曜中山7R 3歳1勝クラス 芝2000 馬場不良

 本命はマイプレシャスだったんですが、もう回顧もクソもなく、この馬場からっ下手。道中追っ付け追っ付けの追走で3角から下がっていくとか、もう馬場に嫌気さしてる以外の理由はないわけで。こういうのがあるからDはまだしも芝がかなり悪い場合は大勝負しちゃいけないんですよ、の見本みたいな話。

 勝ったヴァイスメテオールはルメールの天才的なコース取りの利はあったにしても、後ろから止まらず突き抜ける精神力は存分に見せたわけで、今後も楽しみはあるんじゃないかと。見直すと5着以下は直線入るまでにもう競馬止めてるわけで、とまらなかった4頭については同じような厳しい条件の時に思い出せれば美味しい思いができるんじゃないかな的な反省で。

 マイプレシャス他今回人気で動かなかった馬も次良馬場で巻き返し、が定番ですが、若駒のうちの厳しい条件はそれで馬が萎える可能性もあるのでマイプレシャスビッグリボンアンダープロットあたり、次飛びつくのは調教等加味して慎重に行くべきかなと。


 中山牝馬S

 もう逃げ馬◎にしてハナ差の2着なら当たりでよくないですかね?よくないですね。そうですよね。すいません。

 想定通りロザムールがハナ切って緩ませすぎない流れの消耗戦でしてやったり、直線一頭だけ綺麗な勝負服がもう逃げ切ったわ、と思った瞬間外目から元祖天才が天才の所以たる「ハナ差じゃ負けないデスヨー」を完璧に遂行、な流れ。

 ランブリングアレーは前走重賞で2着だし中山1800はコントラチェックの3着あるしで別に消す要素はなくて、父ディープだけど母父ボリクリだし、後は順番の問題だったんですが、ねえ。こういう時にユタカもしょうがさんも消しちゃうからなかなか勝ち側に回れないわけで。ね。 

 ここまでも堅実に戦績積み上げてきて、血統的にもまだまだ上昇の余地もあって、マイルはともかくエリ女路線どこかで絡んできそうで今後も注目したいタイプ。できたらユタカのまま引退まで。友道さんお願いします。


 ◎ロザムールは想定通りに走って完璧な内容でハナ差負けで、もう何も言うことは。1000万で長らく崩れず3着続けたところとか、中山や重馬場でも崩れないところからM的にはC系の逃げ馬って貴重なタイプと思えるんで、適度に感覚開けるんなら次も粘る、はず。逆に言うと一回惨敗したら後は狙いづらい、はず。

 以下フェアリーポルカしつこい、今年もローカル周りするなら無視できない。ホウオウピースフルはこれがきっかけになれば次以降爆発する可能性も。消した3頭はちゃんと消えたけどシャドウディーヴァは頑張るね、これは府中で無視しちゃダメなタイプ、リアアメリアは逆に良馬場で巻き返すと思わせといてダメな気がしてるので、次は消し。〇ドナアトラエンテは格上げでここまで厳しい状況が応えたか伸びず、能力はありそうでもう数戦は様子見たい。スイープセレリタスは次1400とかなら単で攻めたい、変わるはず。


 とりあえず土曜の回顧でした。芝は全然でしたが、ダートは「不良馬場はタイムトライアル」の格言の通り、持ちタイム順、位置取り順に決まる競馬が多くそれなりにわかりやすい一日でした。

 日曜の回顧はまた明日以降に。

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