なぜ、あなたは横浜FCを応援しているの?

「なぜ、あなたは横浜FCを応援しているの?」

よく聞かれますw
確かに不思議ですよね。
兵庫県在住なのに、応援してるのは横浜のクラブw
しかも、隣ではなくウチw
自分は人生の30数年の中で、30年は兵庫県、内18年は神戸市内で育ちました。
「じゃあヴィッセルでいいじゃねーか」
「確かに」
唯一、他県に出たのが、大学の4年間。
2006年4月~2010年3月まで横浜市内に住んでました。

「あ~大学の時に、ウチを応援してたんだね!」

いえ。全くw
胸を張って言いますが、06年のJ2優勝、07年のJ1と言う一大イベントがありながら、1試合も見に行っておりません。
と言うか、横浜FCについて全く情報が入ってこなかった、、、
Jリーグよりも海外サッカー!そういう時代でした。

唯一行った試合で記憶にあるのが、08年の広島戦、1年で移籍してしまったドラゴンに決められ、GK岩マールのミスで負けてしまった試合くらいです。
スコアも0-2で、大して面白い試合でもなく、サポになる要素は皆無でした。
帰り際、おっちゃんサポの「久保のやろー!ウチで1年間ヌクヌク休みやがって!だから今あんなに動けるんだ!」という捨て台詞を聞いて爆笑したことは覚えてますw

「じゃあ、どこでウチと接点あったんだよw」

ホンマそれw
2010年4月からは就職で兵庫県に戻ります。
確か、2010年は大学時代の友達に会いに横浜へ行くついでに、2回か3回三ツ沢行きました。
今思えばですが、「画面の中のサッカーよりも、生でその場の空気を感じることが面白いんだな」と思ったのは、GWの甲府戦は大きかったかもしれません。
不可解なPKの笛が吹かれた時のあの独特の雰囲気、空気感は強く印象に残っています。
でも、この頃は別に横浜FCだけを応援してた訳でもなく。
年に1回はヴィッセルの試合も行ってた気がします。

きっかけは練習場の移転、ファンサ

そして、そうしてる内に横浜FCの練習場が西谷に移転してきたんですよ。
大学時代の最寄りが和田町だったので、
友人と「隣の駅か」「そういや、横浜FCって、カズさんいるな」
カズさんもいつ引退するか分からないし、今のうちにサインでも貰いに行くか」(まさか10年経っても現役とは夢にも思ってなかった・・・)

それで、2011年のGWの時に、06年の11番ユニをヤフオクで安く買って、サインを貰いに行ったんですよ。
30代半ばの人間にとって、物心ついて初めての時期に、一番スポットライトを浴びてたのがカズさん。
その幼稚園時代のアイドルから生でサインを貰う経験なんて今まで無かったから、もちろん緊張したし、手が震えた。

でも、今思えばカズさんよりも、他の「名前の知らない選手たち」からサインを貰ったことの方が非常に大きかった。

「折角サインしてくれたし、応援しなきゃ!」
「このサインは○○選手のか」
「赤い帽子の監督は『勝たなあかん』って書いてくれた」
みたいな情がわいて、次第に夜行バスで三ツ沢行ったり、近隣アウェイとかにも行った感じかな。

2011年はほぼ負けてたけどねw
負けた記憶しかないよw

でも、見よう見まねで手拍子したり、チャントを口ずさんだり、不思議と応援するようになっちゃったよね。
バック、メインで見てた時期もあったけど、結局ゴール裏に定着するようになって約11年かな。

言語化できないけど、ウチは不思議な魅力があるよ。
サポが中々増えない所も含めてw

単なる趣味とか、そういうもんじゃない。
今ではクラブを家族だと思ってます。

今ではジュニアユースGKコーチの村井くんと。
こんな風に選手と気軽に触れ合える環境。
これがウチの強みかなと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?