2021 一橋大学 前期数学 概評

大問5つ、制限時間:120分

【出題内容】

第一問 分野:集合

第二問 分野:数列

第三問 分野:領域、関数

第四問 分野:関数、最大・最小

第五問 分野:積分、確率

【難易度】

第三問、第四問、第五問:やや易しい

第一問、第二問:標準

【合格ライン(予想)】

3つ完答

【当日の戦略】

第三問、第四問、第五問は完答必須。

第一問は、素数にならない数を数えて1000から引くというのが思いついた上で、「素数の倍数がいくつあるのか、どの素数の倍数を数えるのか」という点で悩みやすく、ドツボにはまる可能性がある

また、第二問ではΣk*2^kという、「そのままでは計算できないΣ」で立ち止まることが想定される

よって、最初の2問をすっ飛ばす決断を最初に行うのがポイント

⇒大体において、受験数学で整数の問題は難問になりがちなので、それは最初に手を付けないという意識を持っておきたい


【概評】

120分五問だが、数学大好きなら全問完答も狙えそう

また余談だが、第一問、第二問は、問題集に掲載したくなる良問

受験生なら第一問、第二問はかじっておいて損はなさそう

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