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わたしとホットクックの話

ホットクックが我が家に来て1ヶ月と少しが経った。ポイントや値引きも使ったけれど、53,000円だったので割と私の中では高い買い物だった。全然使わなかったらどうしよう、使いこなせかったら……と思って何年も買えなかったけど、そうしてる間に人生が終わってしまうのではないか、と思ったのと(全てのことにそう言えるけど)、異動があって毎日ご飯を作る自信がないけど惣菜も外食も飽きてしまったこと、仕事頑張るぞの気持ちを込めたかったこと、誕生月だったこともあり、思い切って購入した。高い買い物だし、家電ってなんかわくわくするね……!!!!

結果的には週に3〜4回稼働しているので買ってよかった買い物だな〜と思う。
初めて作ったのはポテトコロッケの具だった。私は自分で作るコロッケが大好きで、だけど手間も時間もかかるからなかなか作れていなかったんだけど、じゃがいもとひき肉と玉ねぎと調味料を入れるだけであっという間に作ってくれる!すごすぎる!私がするのは衣をつけて揚げるだけだ。すごすぎる…………。(2回目)でも結局コロッケの具は一度しか作っていないので、また作りたいなあ。
じゃがいもを潰せるんだからポテトサラダも当然できるわけで、ポテトサラダは元々よく作っていたので簡単にできてうれしい。
ホットクックといえば煮込み料理なので、カレーをよく作る。トマト缶を入れるレシピが美味しくて、普段とちがうカレーの味ができるのでうれしい。体力がなくても材料さえ買って入れればカレーができるという安心感は凄まじい。安心感という理由からは、豚汁や野菜たっぷりのお味噌汁もよく作る。これと米さえあればなんとかなるという気持ちが沸いてくるので疲れた時はよく作る。
使ってみて目から鱗だったのは、ゆで卵を作るのがめちゃくちゃ便利なことだった。たぶん一番よく作るメニューはゆで卵かもしれない。ホットクック自体もほぼあんまり汚れないし。水と卵を入れて火にかけて沸かすだけなのに、火を使うとなるとちょっと遠ざけてしまう。でもホットクックに水と卵を入れるだけだと思えば、サラダにトッピングしちゃお!という気持ちになり、ゆで卵の出現率が異様に上がった。同じような理由でほうれん草の下茹ででも活躍している。ほうれん草は洗って入れてボタンを押すだけなのでありがたすぎる。

他には八宝菜や中華丼、肉じゃが、焼きそば、サラダチキンも作った。

ホットクックを使ってみて感じたのは、火の番をする、というのは実は自分が思ってる以上に脳内のメモリを使っているのかもしれないということだった。それがないだけでも料理のハードルが下がる。あとは材料と調味料を入れてボタンを押せば、自分の思う形ができあがっているという安心感が、疲れててもこれだけは作るぞの背中を押してくれるのかなあと思った。疲れたから外食しよう〜も減った。(というか疲れてる時は食べたいものわからないから外食しても余計に疲れるだけの時もあるし)元気な時はホットクックで一品作ってくれていると思えば、その間に私も作り置きをするぞと思う。ホットクック、購入してよかったな、もし壊れてもまた買うんだろうな。これを書いた後、またゆで卵を作った。

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