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<<2020/08/13>>
■事業内容
エージェント事業(MS Agent)、メディア事業(Manegy)、HR-tech事業(MS Jobs)の3事業を柱へ。会計上のセグメントは人材紹介事業とその他事業で分類。

1.エージェント事業
企業の管理部門(経理、人事、総務、法務、経営企画等)及び専門職(公認会計士、弁護士、税理士等)に特化した人材紹介事業(エージェント型)を展開。従来、就職先として公認会計士=監査法人へ、弁護士=大手法律事務所への就職が当たり前だった業界に対して様々な分野の就職先を紹介。
取引する企業については、与信を徹底することで求職者に対して質の高い求人を提供できているとのこと。2020年3月期、新規登録者数が過去最高を更新。20年3月期での新規登録者数2万人のうち2000人(10%)がクロージング。また、自社メディア(manegy等)経由による登録が98%に上り、他社に頼らない、経営管理領域における圧倒的なマーケティング力を確立することで高収益を実現。

2.メディア事業
弁護士、公認会計士、税理士等の士業有資格者と管理部門のためのコミュニティサイト。同社の戦略事業として展開。経営管理領域のプラットフォームを確立へ。有本社長曰く、必要性の高いコンテンツだが世界中に類似サービスがないとのこと。創業30年による求職者データ、会計士・弁護士事務所のデータベ、IPOデータを用いてDNP(Data Management Platform)を構築。
Manegyの派生事業として20年8月、新規事業「Manegy to B」を正式にリリース。経営管理領域に関するあらゆるサービスを網羅した国内最大級のBtoBプラットフォームを構築することで各企業に適した業者を提供することができる。

3.HR-tech事業
企業側が求職者を直接閲覧できる逆求人サービスサイト。エージェント事業だけではフォローしきれない(約1万8000人)転職希望者に対して就職決定できるようにするための1つのソースとして提供。今後派生事業への展開も。

■経営スタンス
・最大の利益を上げて最小の経費で収める
・保守的新規事業の開発=すでに持っているビジネスネットワークの範囲で新規事業を作るため成功確率が圧倒的に高く、失敗がほとんどない。
(新規事業領域の人員確保をしつつも生産性を落とさずに事業成長を図れている:20年3月期。従業員1人当たり売上高(2015y→2020y):1805万円→2033万円→2144万円→2343万円→2676万円→2687万円)

■中期目標(マーケット規模)
1.エージェント事業:75億円(250億円)
2.メディア事業:100億円(1000億円)
3.HR-tech事業:125億円(1250億円)
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合計:    300億円

■企業理念
「自主自立した個・組織が、有機的に融合し調和する社会を実現するために、次代に必要な新しい価値を創造し、新時代の架け橋となる。」

■沿革
1990年4月
株式会社リクルート出身の現代表が人材採用・教育事業として創業
1995年10月
管理部門に特化した人材紹介事業開始
2000年4月
インターネット事業「KAIKEI FAN」(旧KAIKEI NET)運営開始
2011年4月
株式会社日本MSセンターから「株式会社MS-Japan」に社名変更
2011年9月
企業法務や弁護士・法律事務所に特化した転職サイト「LEGAL NET」を開設
2016年3月
全国の会計事務所・法律事務所の検索サイト「J-ing」を開設
2016年12月
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2017年3月
士業と企業の管理部門の為のコミュニケーションプラットフォーム「Manegy(マネジー)」開始
2017年12月
東京証券取引所市場第一部へ市場変更

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