なぜ落ちてしまったのか?

 高校受験になぜ落ちてしまったのか?を整理して考えてみたい。

学力(偏差値)= 勉強時間(A)  X  学習効率(B) 

と整理すると、A、Bのいずれかを上げる必要がある。
 
高校受験の時の自分自身を振り返ると、そもそも上記のような構造を理解していなかったというのが根本にあるように思える。受験で合格するためには競争相手に対して、AかBで勝っている必要がある。ここを理解していれば最後の追い込みで学習時間を十分に確保しなければ確実に落ちるということが分かる。でも、何となくぼんやりと何とかなるだろうと考えていたので結果的に落ちてしまった。つまり、落ちるべくして落ちてしまったのだと言える。また、自分自身の客観自己認識が低いということもあったと思う。今なら分かるが、自分はIQが低いわけではないが、うちの会社にいる頭がいい人たちと比べると劣っていると思う。でも、当時は何となく自分は賢いと何処かで思っていた。多分、育った地域があまり学力が高い地域ではなかったので少し勘違いしてしまったのではないかと思う。また、自分が競争する相手は地元の人達ではなく、それなりに勉強ができる人たちだということを認識できていなかったのだろう。つまり、上記のBの要素である記憶力や理解力/応用力は普通なのである。ここを正しく理解すれば、受験で他者に勝つためにはAの学習時間を積まなくてはならないということが分かる。
 
30年前のことであるが、こうやって整理してみて初めて何が起こっていたのかを的確に理解できたような気がする。今までは、嫌な事象だったから避けてきたのだろう。この検証を高校1年生の時にしっかりやっていれば、学生生活は確実に変わったような気がする。
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?