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DHMOの恐怖

環境問題に詳しい人は聞き覚えがあると思いますが、いま全世界で「DHMO(正式名称ジハイドロジェンモノキサイド)」という物質が、大変話題になっているのです。

DHMOには、次のような特性があります。

・異常な発汗や嘔吐の原因になる
多くの方がDHMOによる発汗・嘔吐を起こしています。

・吸入すると死ぬことがある
毎年、DHMOの吸入が原因で亡くなっている人もいるのです。

・酸性雨の主成分である
酸性雨を質量的に組成分析した場合、DHMOがその主な成分となっています。

・腐食を促進する
DHMOには食物の腐食をも促す働きがあります。


これほどの物質でありながら、いまだに企業は毎日相当量のDHMOを垂れ流しています。現在のところ、日本にはこれを規制する法律が一切ないのです。環境省はちっとも動こうとしません。

皆さんは、DHMOの問題をどう考えますか?



ここからは種明かしになります。
実はDHMO(ジハイドロジェンモノキサイド)とは、
Di-hydrogen Monoxide
直訳すると、「一酸化二水素」
化学式で書くとH2O。
そう、水なのです。

アメリカで行われた実験によると、このDHMO問題に関する情報を聞いた過半数の人が「DHMOの使用禁止」に賛成したと言います。

DHMOの特徴については、ウソは一切ついていないんですよ。
水分を取りすぎると発汗や嘔吐がするし、毎年「水の吸入」によって死亡する溺死者は大勢います。酸性雨の主成分でもありますし、食べ物を腐りやすくするのも水。

怖いのは、「例え事実であっても、情報の呈示の仕方によっては事実と全く異なる印象を与えることができる」という点です。

我々は悪意のある情報操作に踊らされないように、物事をちゃんと見極めようとする姿勢を持つことが大事ですよね。

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