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RAT 自作 エフェクター 1N4007 人気なので一度は作ってみたかったのですが、

LPB1の次に作ったのが RAT 自作 エフェクター です。人気なので一度は作ってみたかったのですが、結構難しそうでした。正直部品点数も多いし、つまみも3つと初心者の自分には数が多く腰が引けていたのですが、オリジナルの80年代の物らしいので頑張って作ってみました。基本的にはLPB1と同じベロボードのレイアウトを参考にさせていただきました。

RATは音もわかっているのでもう勢いで作り始めました。主な部品はダイオードとトランジスタ、オペアンプです。ダイオードは1N34Aという秋月さんでは売っていない物だったので、とりあえず1N4007を使いました。

作った後わかったのですが、どうやらプレミアが付いているエフェクターのようです。自分が作ったのは部品が適当なので、音は同じとは言えませんが結構気持ちよく歪んでくれました。トランジスタとオペアンプは後々交換できるように丸ピンソケットなどを付け交換できるようにしました。

音ですが、サスティーンはそれほど無いものの、パワフルで弾いていて気持ちがいいです 。配線が長かったせいか、細すぎたのか、EQフルでフルに歪ませるとビーっとノイズだらけになってしまいますが、まあそういう使い方はしないので問題ありません。ガシャガシャとコードを弾くと音圧と歪みで良いドライブ感が出ます。

今のRATよりちょっとおとなしめの歪みらしいです。とにかくEQ(フィルタ?)が良く効いて、半分ぐらいでも十分です。0にすると良い感じに低音と音圧が出てまたこれも味があります。確かオリジナルは右に回すと音がこもる仕様なのですが、わかりにくいので逆に配線しました。

作った後調べたら、MODという改造が全て入っている回路図もあったらしく、自分の作ったものと比較したりしたのですが、スイッチ切り替えでターボラットに出来たりするらしいです。ターボラットは確か自分では使いこなせなかったので、改造はしませんでした。

今回はオペアンプ、トランジスタが交換できるので色々試した所、今は2SK30Aというのが乗っているようです。トランジスタの似てて違うやつ、FETというものらしいです。

今回は複雑な回路で、繋ぐ場所やカットする場所が沢山あり間違いながら何度か直してやっと音が出ました。くれぐれも気をつけたいのが”電解コンデンサは逆につけて電気を流すと壊れる!”ということです。自分も一度だけ失敗したことがあるのですが膨らんで破裂するので危険です。あとはBOSS系のアダプタは”プラスが外側”なので間違うことがあります。

大変だと感動もひとしお(?)ですね。歪むエフェクタ作成が初めてなので怖かったですがなんとか鳴りました。暇を見つけてはガシャガシャとパワーコードなど弾いて遊んでいます。


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