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桃鉄(M)リーグ|今春に構想していた大会企画を供養してみた


2023年に実現できなかった企画の供養

桃ドラ3を終えた後の変人の話

あるところに桃鉄が好きで定期的に一風変わった企画を持ち出して大会を開催する人がいました。その人の実績としては直近だと「桃鉄ドラフト会議」という団体戦の大会が名物企画となっており、第3弾まで比較的良い評価を巷では得ていました。(と客観的には思っている)

その方は突如姿を消し、その後は大会を開くことも桃鉄をすることも無くなってしまいました。。。はい、そんな私なんですが、桃ドラ3を終えた後に色々今後の大会の在り方について思考したことと、桃ドラ3終了後に開催された2つの大会にとても良いインスピレーションを得て、密かに温めていた企画がありました。もしかしたら初夏頃に陽の目を見ていたかもしれないのがその企画ですが、ちょうど桃鉄ワールドも16日に発売を控えていることですし、このタイミングで供養の一筆が出来ればと思います。

真剣勝負の機会の渇望

桃ドラ3の時。終盤ちょっと本編とは違うところでゴタゴタしたのでなんだかなぁ~という気持ちはありつつ、無事大きな大会を締められたのでやり終えたことへの達成感は一定ありました。もう1つ抱いた感情が「真剣勝負の機会の渇望」。それはプレイヤーとしても、運営としても。好き好んで直近で1Dayトーナメントをいくつか開催していたのも、

「一発勝負のドキドキ感や、応援している参加者、桃鉄ファン含めた熱狂が大会終盤になっても冷めない環境。そんなイベントを創りたい…」
そんな気持ちが心の奥でメラメラしていたからかもしれません。

桃ドラの良いところは色々あるけれど、桃ドラの現状のルールメイクではそこまでカバーし切れない。新しい進化が自分の作るイベントにおいても必要であると思っていました。これがおそらく春あたりでしょうか。

桃ドラの新しいカタチ

行きついた答えは「Mリーグ」でした。

Mリーグ(エムリーグ)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ。麻雀プロスポーツ化を目的とし、2018年(平成30年)7月に発足した[1]

Wilipedia

麻雀プロによる麻雀最高峰のチーム対抗戦で、ABEMA TVにて毎週平日に開催されているペナントレース。現在は全9チームによって毎夜熱戦が繰り広げられています。私もたまに視聴しており、U-NEXT Piratesを主に応援しています。

応援しているU-NEXT Piratesの4選手

さて。何故Mリーグなのか?
「桃鉄の頭文字もMで一緒だから」とかいう安直な理由ではないです、断じて。
理由は単純明快。
①チーム戦であると同時に個人戦でもある。チームタイトルと個人タイトルの両立により、毎回フラットな勝負が楽しめる(1位が特に偉いポイント制)
②帰ったら毎日どこかしらのチームの誰かが試合やってる環境(マンネリ化し始めた桃鉄界隈の対戦環境に刺激を付与できそう)
③実況解説がおもしろい(日吉さんあたりは名物実況者として有名。麻雀のことをよく知らなくても面白い)

桃鉄版Mリーグ(仮題)大会概要

※当時残していたメモ書きをできるだけそのままコピペします。

  • ドラフト会議は桃ドラ踏襲でもいいけど、基本選手はエントリー制じゃなくて逆指名で。選ばれること自体が名誉なことであり、Mリーグ入りを目指すことが日々の桃鉄のモチベにもなるような形。

  • 8チーム×5名程度で編成。監督入れて各チームMax6名とか。Mリーグの指名の仕方とやり方は大体同じで、シーズンごとに選手入れ替えを検討。(強制入れ替えにするかは検討だけどある程度入れ替わった方が面白いと思う。下位だけじゃなく全体的に入れ替える感じかな)

  • 監督は運営(ジピョン)側から推薦する。幅広く多様性のある監督人選にする予定。8~12チーム想定

    • 監督候補…よん、レイニー、けり、ぺろ~ん、うきぐも、あかゆず、すずた、まめもこ、チヒロロ、まいもん、むらかみ、クロノクロマ、シャカギ、ばんば、はやて、ロク、しまちゃん、じょず、うーさん、moka、~R~、ルドルフ、ババロア、ししゃも、じょー

  • 試合数は…3決なら1日2戦、長期なら1戦。スケジュールは事前に全部組んじゃう。各チーム10戦とかのレベルじゃなく、30試合ぐらい消化してもらうイメージ。感覚としては昔やった桃鉄ごちゃまぜ運動会に近い。それのチーム数多い版。時間は20時開始が1戦目。22時開始が2戦目で統一。出来る限りサーバーで実況したい。実況できそうな方を3人くらい確保するのがミッション。けりさんとレイニーさんにまずは聞いてみる。ししゃもさんとかババロアさんあたりも良いかも。女性実況も1名入れたい。

  • 期間は1~2ヶ月のペナントレース→決勝。割とサクッと進む感じで。個人タイトルについてはペナントレースの成績でシーズンMVPとかが決まる。これもMリーグ踏襲。

うん。メモをよく読んでみると、桃ドラの型にいくつかのエッセンスを加えて構築しようという試みであることが分かりますね。後はいかに参加者以外の盛り上がり・熱狂を生み出すかについて思案していたっぽいです。
ここに供養しておきますので、後に何かの糧になったらいいなあと思いつつ…。

ジピョンがリスペクトしている2つの大会

この桃鉄Mリーグ構想を語るうえでどうしても欠かせない大会が2つあるので紹介したいと思います。

「桃鉄スクワッド」と「皇帝杯」です。

桃鉄スクワッドが2023年の大会企画大賞だと思う件について

オリジナリティあふれるクリエイティブ。オイスターズのジャケ写も◎


まだ2023年終わってないですが、2023年で私が最も示唆に富んだ大会だと思ったのが「桃鉄スクワッド」でした。4名チーム×24チームで96名のエントリーがあったかなり大規模な大会でしたね。

①チームコンセプトのPR
②試合結果だけでなく各チームの象徴的なストーリーのピックアップ
③クリエイティブの完成度

この3点が他の桃鉄大会と比較して群を抜いて素晴らしいな~と思いながら、1プレイヤーとして楽しく参加させていただきました。私も桃ドラ3は大体の大会画像を制作していたので分かるんですが、大会画像とか、順位表とか、チーム画像、サムネイルってその制作者の「想いの熱量」が載ってくるんですよね。主催されている方はきっとすごく丁寧な仕事をされる方なんだろうと言葉は特に交わしていませんが感じました。あと、おそらくかなり大変だっただろうと桃ドラを主催していた者として共感しました。
3名前後でおそらく大会運営されていたかと思いますが、大会運営に関するお話とかしてみたいな~と春先は思いつつも、結局縁なく今日この時まで来てしまいました。それは残念。

皇帝杯の勝ち点方式の秀逸さ

無礼るなよ。良いですよね(語彙力)

もう1つ。素晴らしいと感じた大会として「皇帝杯」を挙げています。
持ちポイントと順位点を加味した「ランクマッチ制」を大会に組み込む発想はとても面白く、終盤までフラットな真剣勝負を演出できる非常に興味深い大会でした。選手としてエントリーは残念ながらできなかったのですが、楽しく大会拝見させていただきました。Season2も無事閉幕したとのことで、運営お疲れさまでした。1点、試合結果が大会参加者外だと読み取れなかったのでその点だけリアルタイムの情報収集は難しかったですが…

おわりに

以上、「2023年に実現できなかった大会企画の供養」というテーマでの一筆でした。半年くらい間が空いて当時のメモを振り返ってみましたが、企画の着想自体は成立しそうで、ワールド発売前に多少は盛り上がったと思います。全てはタイミングと運…と言ったところ。

さて。桃ドラ3.5も今週末にかけてクライマックスを迎えますが、全てのチームのみなさまにとって良いラストになることを願っています!


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