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副鼻腔炎 手術レポート①

好酸球性副鼻腔炎での手術レポを残す。
この病気は再発を繰り返すため、いずれ再手術になると思うので参考に。
2年前にも同じ手術をしたので2回目だ。

手術前の状態は、左鼻は完全に鼻茸で閉塞していて、右鼻は少しマシだったが粘り気のある鼻汁を自力で出すことができず常に鼻が詰まっていた。嗅覚なし。
たまにうまく鼻水が出た時だけ少し匂いを感じることはできた。
頬にはかなり膿が溜まっていた。
内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(両側)という手術で、私のかかりつけ医では局所麻酔での日帰り手術となる。

手術当日

手術当日は、送り迎えと自宅で様子を見てくれる人が必要となるので、夫に休暇を取ってもらった。
9:30 病院着。夫に病院まで送ってもらい夫は速攻帰宅。
早速鼻に麻酔ガーゼを入れたり等の処置が始まる。
10:00 すごい手際で手術開始。点滴から麻酔薬と精神安定剤が注入される。
そのおかげで頭がほわ〜っとしていて鼻茸の切除あたりはほぼ寝ていた。20%くらいは意識があってどうでもいいことを考えているという感じ。
その後、顔の骨を削る時にはドリルの音が頭中に響くので流石にぱっちり目が覚めた。
削ったり砕いたりする音はビビるけど、事前に説明を受けていたので大丈夫。
痛みは時々感じるけど我慢できない程ではないってところかな。
辛かったのは、器具が出たり入ったりするので鼻の下あたりの皮膚が擦れて痛かったのと、
鼻からのどへ麻酔や血が落ちていって呼吸がしづらかったこと。
局所麻酔のため手術中も先生と話ができるのだが、咳して出してと言われても仰向けで寝ているのでうまく出せず、吸引してもらっても出なかった。
血を飲み込むとやばいと思い、喉に血を溜めてゼロゼロしながらの口呼吸がとにかく1番しんどかった。

13:30 問題なく手術完了。目の横の骨をかなり削ったり、膿を排出しやすくするために頬の横の骨に穴を開けたりしてくれたので、普通より時間がかかったみたい。

その後、歩いて仮眠室まで行き、うがいしてくださいと言われる。
喉の奥の方からウェェと出すようにうがいすると血の塊が出てきた。あーースッキリしたーー!
前回の手術は喉が苦しかった記憶はないので、今回たまたま血が多く出たのかもしれん。。
3時間半の手術中、口を閉じることなく口呼吸だったので乾燥で喉が痛すぎる。
ペットボトルの水をもらいストローで飲む。
鼻には綿が詰め込まれていて完全に詰まっているので飲みにくいが、口を半開きにして空気を出しながら飲み込むとうまく水が飲める。
失敗すると行き場を失った空気が耳に行って詰まるので注意が必要。
仮眠室で2時間ほど横になって安静にしているよう言われ、携帯をいじっていた。
途中でトイレに行ったり、うがいをしたりできるので局所麻酔は楽でいい。

15:30 夫に迎えに来てもらい、先生から注意事項等を一緒に聞いて会計して帰宅。
意識ははっきりしていて、普通に歩ける。
帰宅後は、クッキーや巻き寿司をつまみ、抗生剤と痛み止め2種類を飲めるだけ飲み寝た。痛みを感じることもなく割とよく眠れた。
鼻は完全に詰まっているので眠りにくいが、普段からその状態なのでいつもと変わらない。目が覚めるたびに鼻に貼っている血だらけのガーゼを交換した。
朝方になると出血もあるけど浸潤液も多く出ているなという感じになってた。

手術当日は、そこまでしんどいこともないのよね。自分は寝てるだけだし。
経過がよくなるかは、ここからが勝負…。

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