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#ジャム歓行きました

〜音大生に、夢を〜


というテーマを掲げ
2018年5月に発足し
6月のJAMCA first partyでは
20名の活動する音大生が集まった。

8月。
学生の夏休み
難しいこと気にする前に
とりあえず遊んじゃおうぜと
100人の音大生が集まり
バーベキューを楽しんだ。

10月。
1996年生まれの音大生が
10人でホームパーティをして
同い歳の士気を高めた。

同じく10月。
今まで音大生だけの集まりだったが
トップクラスの音大生が
一般のお客様に公開した
初めてのJAMCAイベントは
ハロウィンガチ仮装クラシックコンサート&ハロウィンパーティ。

2019年1月。
音大生は音楽だけするよりも
自分がどうしたら食っていけるのかを
学生社長を招いて
15人で交流会をした。




そして2019年5月11日。
首都圏音楽大学合同新入生歓迎会。


JAMCA発足1年の日に
JAMCA史上最大のイベント。

300人以上が
オリンピックセンターに足を運んだ。



若手のピックアップアーティストによるステージ

各方面から音楽に関わるスペシャリスト達によるトークセッション

そして
有志オーケストラによる新曲初演&ミュージカルショーケース




JAMCAのこれまでしてきた
・コンサート
・セミナー
・パーティ

を詰め込んだ
学生主催によるこのイベントは
今後のムーブメメントの
火種になったと思う。






JAMCA創設者・代表・イベント実行委員長として
今回のイベントを企画段階から振り返る。




ちょうど一年前。
1000人が集うイベントを作るという目標を掲げた。

イベントの主催はしたことがなかったが
コンサートの主催は何度か経験していたので
会場の押さえ方など基本的な運営の仕方はなんとなくわかっていた。




とりあえず
音大生の知り合いを増やしたいと
飲み会のようなパーティを企画した。

その時の運営メンバーはたった5人。
俺を含め
目的や、内容などはわかるようでわかっていなかったと思う。
当日は20人ほどしか来なくて
当日キャンセルも2割を超えた。





とにかくたくさんの音大生にJAMCAを知ってもらわないと
と思って
100人集める企画を考えた。




それが8月の100人バーベキュー。

今でもJAMCAのイメージとして
100人バーベキューをあげる音大生がいてくれる。

ただの遊びで集まったはずなのに
音楽の話題で熱く盛り上がった日だった。

この頃から経費の計算とか集客とか内容とか
少しずつ考えるようになって来た。





一ヶ月後、
何もわからないのに
本能で動いた。

イベントの内容も決めずに
オリンピックセンターを予約していた。







10月の
ハロウィンパーティは
誰もが思いつく企画だと思う。

仮装して、クラシックのコンサート。

普通だと思う。




でもそれをトップレベルの音大生を集めて
やってみた。

100人が会場に来て
しかも数十人仮装してて
カオス。





俺は

主催者なのにサックスオケでステージに乗らせてもらったが
この時に学んだのが
主催者はステージに乗ると大変ということ。

そんなことすら知らずにやっていた。





その頃から俺個人として
音楽で食っていくためにどうするかをもっと勉強したくなり
いろいろなことを知るために
社長を紹介してくれと言って
いろんな社長に会いに行った。

学生社長を呼んで
音大生との交流会を企画したりもした。







行動することは大切だと思う。
考えていても行動しないなら仕方がないと思う。

多分みんなそう思う。
でもみんな行動しない。
今じゃない、とか言って。

かくいう俺も
考えていることを理由に
行動を避けて来ていた。

考えがまとまってスキルがついてからやる。

みたいな。

行動力の源はなにか。
俺は
どれだけそれをやりたいかだと思う。

やったほうがいいことというのは
多少の発想力や企画力があれば
いくらでも思いつく。

しかし、
その中で
それはやるべきことなのか
ということを考えてみると
意外とやることが決まったりもする。

やるべきことを考えた時、
本当にやりたいことが見つかる。








俺の中で
オリンピックセンターでやりたい内容が
だいたい決まった。

すぐにスタッフを集め始めた。

意外と大変だった。
ようやく20人ほど集まってくれたが
誰もやったことのないことをしようとしていたので
それを伝えることが本当に難しかった。

伝えるためにはどうすればいいのか
めちゃくちゃ勉強した。







結局俺は能力不足でスタッフのみんなに迷惑かけたけれど
まず何が一番大切かというと
自分自身がこの企画を理解するということだと思った。








そこから企画書を10タイプ以上書き続けた。
なんとなく本当にやるべきことが見えてきた。

スキルも実績も何もない頃は発信力が大切
と、第二部ゲストの小池さんがおっしゃっていた。

書くことにより発信するスキルがつくのだと思う。

アウトプットすることによって
インプットされるということらしい。

(まとはずれだったらすみません)







少なくとも俺の場合は
書くことによって発信できるようになったし
理解度も深まった。






その企画書を持って
営業に行った。

100社以上に連絡した。

足を使うということがどれだけ重要かということを
思い知らされた。






電話にも出てもらえなかったり
メールはまずほぼ返信ないし
出てくれても
門前払いくらったり
企画書すら見てもらえないのが普通だった。






さらに企画書に工夫を重ね、
だんだん返信をもらえるようになったきた。








それと同じようなタイミングで
3月11日の情報解禁日を迎えた。

今度はお客さんになりうる人に
イベントの趣旨や内容を伝えないといけない。

ここが非常に重要だし
非常に大変だった。



ーー
全く出口の先が見えないことに
一生懸命になることは
すごく難しいと思う。

でも出口に向けて走ると
いいことがある。
ーー


としか言えなかった。

お客さんに対してもそれしか言えなかった。




それが故に
胡散臭いだとか
怪しい集団だとか
いっぱい言われまくった。

そのせいでスタッフも何人か辞めていったりした。
それで出会ったスタッフもいるからいいけど。





けど、
俺からしたらお前誰?って感じだし
一生懸命いっぱい俺らのこと調べてくれて。

そもそも満席でも赤字計算で
音大生がより良い音楽界で生きることができるビジョンの下でやっているのに
音大生に叩かれる筋合いねえよとか思いながら頑張った。

ゲストや協賛企業も業界トップばかりで
俺らもこんだけ我武者羅に動くようになってきて
自信がついてきた。





そして本番当日を迎えた。






朝まで当日必要な資料を作り
20分だけ寝て、
モンスターエナジーを3本のみ
会場に向かった。

プログラムをキャパ分いれたスーツケースは
とても重かった。





会場に俺がついた時には
すでに6,7人のスタッフが待っていた。

会場費225,000円を払い
ホールに入った。





ステージのセッティングから
準備を始めたが
俺なんか全く役に立たなくて
イベントチームのスタッフ中心に
ステージを作り
PAを仕込み会場準備をした。



ロビーのセッティングも
受付担当のスタッフ中心にセッティングして
挟み込みもしていた。



俺はお客さんに配るモンスターエナジーを
並べて遊んでいた、すまん。

遊んでいるように見えていたと思うが、
たしかに遊んでいた、すまん。






しばらくすると
第3部の出演者が会場入りして
PAチェックが始まった。



打楽器運搬班から連絡が来た。

「2tトラック一台じゃ積めません」

予定より30分遅れて
打楽器が到着しPAチェックが終わった。






リハーサル開始。

スタッフはリハーサルでしか
ステージをみることができないので
会場内に何人か集まってきた。




俺も少しだけ聴かせてもらっていたが
マジで感動した。

演奏はもちろん素晴らしいけど
それ以上に
数十人が一丸となって
1つのステージを作り上げようとしていることに
とても感動した。

自分の立ち位置を理解し一人一人が
精一杯やるとすごいんだなって思ったw

俺もこのイベント一人じゃできなかったし
スタッフ一人一人が自分の仕事やったら
こんなイベントができるんだと思うし。





第3部のリハーサル中に
第二部のゲストが会場入り。

第二部はトークセッションだったが
ゲストの皆さんもほぼ初対面。

しかしそこは本当に尊敬しているところで
それぞれが活動に自信を持っていらして
とてもスムーズな打ち合わせだった。

打ち合わせの場に
いることができたのが
本当に貴重な体験だった。

主催してよかった笑






残念ながら本番の後半は
聞くことができなかったが
録音してあるので一通り後の作業が終わったら
耳の穴かっぽじって聞く。
いちばんの楽しみである。




第二部のステージ場当たりも終わり
第一部のゲストが会場入りし
リハーサルから圧巻の演奏に
スタッフが口をポカンと開けて聞いていたのが
印象に残っている。





各部とも全くリハーサルから雰囲気が違う中
柔軟に対応してくださった
PAの方、ホールの方には
頭が上がらない。





そして開場。






ここからが準備してきたスタッフの腕の見せ所だ。
フォーメーションを数タイプ作り
場に応じて持ち場を変えられるようにした。

受付担当、ロビー担当、楽屋担当、ステージ担当、カメラ担当、連絡担当
など、
確実に役割分担できるように準備した。





お客さんもだんだん増え
開演した。






普段演奏活動をしていると
数分の曲や1,2時間の演奏時間で終わるが

3時間は本当に長く感じた。
あっという間だったけど。

あんなに素晴らしいステージに
関わっていたことが本当に誇らしい。







でも、
ここからの内容は
会場にいた人それぞれの心の中に
しまっておこう。

いくらnoteに書いたって
あのステージは伝えきれない。

もし来れなかった人の中で
みたかったって人がいたら




また来年
2020年5月9日(土)

オリンピックセンター大ホールへ。





ムーブメントを起こそう。









11日の新歓以降
様々な企業の方から
お声かけをいただいています。





今年も俺ら音大生のために
大学では体験できないイベントを
開催していきます。





JAMCA運営メンバーに興味があれば
近々説明会するので
話聞くだけでも来てもらえたら嬉しい。





完全に世の中の流れは
好きなことで生きていくように
変化していることはだれでもわかってる。




そんな時代に音楽って
めちゃめちゃいいんじゃないの。





俺たちの世代から
盛り上げようぜ



と、本気で思ってるわけです。







でもまだまだJAMCAのイメージって
掴みにくいはず。

けど
ムーブメントは絶対に起こしたい。





これからも発信は続けるので
ちょっとでも気になったら
イベント来て欲しいなってめっちゃ思う。


で、このムーブメントがいいなって思ったら
一緒に盛り上げる側、
ムーブメントを作る側に来てほしい。


この記事にスキをつけるくらいは
時間もお金もかからないし
今すぐできるから
そんくらいは是非やってほしいなと思う。


あとこの記事シェアのリツイート。笑






最後に、

会場を盛り上げるために
最高のパフォーマンスをしてくださった
出演者の皆さま

当日会場に足を運んでくださった皆さま

この記事を読んでくださっているあなた

ご協賛企業の皆さま

そして、
どんなイベントになるのかも全くわからないのに
付いてきてくれたスタッフのみんなに



心からの感謝を。



ありがとうございました。






写真だけ載せときます。

乗り切らなかった人ごめんなさい。



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