『銃・病原菌・鉄』下巻

p.56 発明は必要の母である。

p.62 実際の発明の多くは人間の好奇心の産物であって何か特定のものを作り出そうとして生み出されるわけではない。発明をどのように応用するかは、発明がなされた後に考え出されている。

また、一般大衆が発明の必要性を実感できるのはそれがかなり長い間使い込まれてからのことである。

当初の目的とは全く別の用途で使用されるようになったものもある。

どんな発明でも最初の雛形は、何かの役に立つほどの性能を示せないことが多い。

技術は必要に応じて発明されるのではなく発明された後に用途が見出されることが多い。

技術は非凡な天才がいたおかげで突如出現するものではなく累積的に進歩し完成するものである。

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