『建物のあいだのアクティビティ』/ヤン・ゲール

人は人のいるところに集まる

都市空間の質と都市活動のあいだには密接な関連がある

住環境は、プロセスとプロジェクトを一緒に機能させること

車中心都市と人間都市は、まったく異なる尺度と規模を持っている

集中させる必要があるのは建物ではなく、人と出来事である

活動を複数の高さに積み重ねて集中させようとするのは、原則として誤った考えである。

街路に沿った低層の建物は、人の動きや感覚の働きとよく調和している。これは高層の建物にはない。

統合型の都市計画では、都市を機能に分割するのではなく、成長の方向や拡張すべき地区についてその時期を定める方法を採用する。

住宅地の真ん中に学校おいても柵、塀、芝で隔離すれば、周りとの関係が断ち切られてしまう。

公共空間で何が起こっているのか見ることができる。これも、人を引きつける要素である。

自宅で働いている人は、外で働いている人に比べ平均して3倍近い時間を買い物に時間を使っている。これは毎日の買い物の多くが単に生活用品を手に入れるためだけのものでは無いことを物語っている。

時間と空間の両面で人と出来事が集中する事は何かが起こるための前提条件になる。

日常生活の中で大部分の人が許容できる歩行距離は約400〜500メートルである。

大きな空間では縁に沿って、歩行者を配置すると良い。

歩行者が1つの高さから別の高さに移るときには最初に上に向かって移動するより下に向かって移動開始する方が抵抗が少ない。

活動はエッジから始まり、中央に向かって成長する。

住まいのすぐ前に時を過ごす場所を作る。

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