『2020年6月30日にまたここで会おう』/瀧本哲史

日本をどうやって良くしていくか。武器モデルを広めていくことで、それが可能になるんじゃないか。

誰かすごい人がすべて決めてくれればうまくいく、という考えはたぶん嘘で「みんなが自分で考え自分で決めていく世界」をつくっていくのが、国家の本来の姿なんじゃないか

「カリスマモデル」でなく「武器モデル」

何かすごいリーダーを1人ぶちあげるより世の中を変えそうな人をたくさん作って誰がうまくいくかわからないけれどそういう人たちの武器を与え支援するような活動をした方が実際に世の中を変えられる可能性は高いんじゃないか。

本を読むだけでは意味がない。実際に本を読んでどれぐらいの人が行動を起こしたかと言うことを常にベンチマークとしている。

長い時間をかけて100万部売れても、その100万人が何も変わらないよりも、たった10部しか売れてないけど、その10人が何か大きなことをしたほうが世の中的にも価値があると思う。

アラン・ブルーム
『アメリカン・マインドの終焉』より
"教養の役割とは他の見方考え方があり得ることを示すことである"

教養の中で何を1番学ぶべきか、僕は「言語」が最も重要だと思っている。

言語には「ロジック」と「レトリック」の機能がある。

ロジックは、誰もが納得できる理路を言葉にすること。

レトリックは、言葉をいかに魅力的に伝えるか。

「理論可能性バイアス」
ある理論学習すると何でもその理論を通じて見えるようになってしまう。

強い動機につき動かされてその間ずっと続けてきた。走り続けていたから良いタイミングが来たときに波に乗れた良い波に乗るためには波が来るのを見てから走り出しても遅い。
波が来なくてもずっと海辺に立っていなきゃいけない。

その人にしかないユニークさは、他人が盗めない1番の強み

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