二度目のパリ流FS診断
運良く予約が取れたこともあり、二度目のパリ流ファッションスタイル診断（以下パリ流）を受けてきました。前回の結果に不満があるわけではありませんが他の方から見たら自分がどう見えるのかが気になったため受診を決めました。当日の記憶、メモ、頂いた資料を元にして備忘録としてまとめます。
なおこの記事は事前に診断士さん本人によるチェックを受けています。
※パリ流ファッションスタイル診断の概要については今回は割愛させて頂きました。
◉私について
◯パーソナルカラー
4タイプ→ブルベ夏
16タイプ→1stライト春 2ndミュート秋
◯顔タイプ
フレッシュ（切長の目、横から見た時の頬が直線要素、それ以外は曲線）
◯パリ流
MナチュSクリ（ドラ）Aシック
（過去に受けたことは伝えましたが、結果は敢えて伝えませんでした）
身長は142cm、骨格診断系は一切受けていないため正確なタイプは不明です。具体的なタイプの記載は避けますが、鳩胸で肩幅があるので過去の悩みは大体上半身でした。下半身はそこまで悩みなく生きてきたのですが、悲しいことに今は産後太りから抜け出せず全身が悩みになってます😇😇
小柄ですが華奢では無いので数字より大きく見られることが多いです。
◉お願いしたサロンさん
今回はIroka Style様（以下Irokaさん）にお願い致しました。お願いした理由は主に三つあります。一つ目はXでの投稿やHPにあるコラムがわかりやすく丁寧であったこと、二つ目は診断士さんのパーソナルカラーと顔タイプが自分と近そうだったこと、そして三つ目は運良く予約の空きを見つけたことです。
実際にzoomでお話しした感じはエレガントで淑やかな妖精さんの様な方でした。にこやかに丁寧に説明して下さってコミュ症な私も話しやすかったです。
◉提出した資料について
事前に提出を求められているものがいくつかあります。事前質問はそのままメールで、好みの世界観等はPinterestで、全身写真は20枚程度をドライブでまとめて提出しました。
個人的には事前質問にかなり悩みました。特に憧れ、好きな人（キャラでも可）が難しかったです。外見よりも性格から憧れに入るパターンが多いので…とりあえず最初にザッと書き出したらなんとも統一感が無くて笑いました。そこから精査して長いこと憧れの感情があるな、と思ったキャラを三人、女優さんで二人名前を挙げました。
内面チェックは少し間隔を空けて二回やりました。一回目、二回目ともに回答が共通していた所はそのまま、異なった所はもう一度よく考えてから回答を決めました。
Pinterest、全身写真は初めてパリ流を受けた時のものに新規の写真、画像を追加して送りました。
◉診断内容
軽い挨拶の後、事前に提出したものについての確認をしました。細かく聞いてくれるので文章では打ちきれなかった部分もここで伝えることが出来ます。Pinterest（好きなもの）についても言及がありました。Irokaさんいわく、私の好きなものは強いて言えばナチュラルがやや強めだけどジャンルが定住していない、ジプシーみたいな感じらしいです。
その後パリ流についての説明やタイプごとの説明を聞き、自分のタイプの診断に入りました。
タイプごとの説明を聞いた後、Irokaさんから「好きなタイプはありましたか？」と聞かれましたが、私は曖昧人間なので正直なところ特出して好き！なタイプはありませんでした。どのタイプにもそれぞれ魅力はあるなと思います。しかし説明を聞いて、素敵だけど自分には絶対合わないと心に残ったタイプはありました。それはロマンティックです。
そうお伝えすると、少し考えた後にIrokaさんからこう言われました。
「診断前に送って頂いた写真を使ってたくさんフェイスマッチをしているんですけど、◯◯さんはどのタイプも少しずついけるんですよね…なのでどこから外すか悩みます。合わない理由もバラバラです。」
自分では似合うものが少ないと思っているので、驚きでした。案外広く浅くいける人なのかも…？なんて調子の良いことを思ったり。今まで安寧の地を探す気持ちで色々探っているわけですが、好きなものといい似合うものといい、もしかしたら定住しないタイプなのかも知れません。
結局、本人が遠いと感じたこと、印象がやや子供だからといってポップに子供っぽい洋服でまとめてしまうと子供っぽくなりすぎてしまいもったいない、という理由で最初にロマンティックが外れることに。そしてこれ以降は、Irokaさんが外す順番を考えて下さいました。
「◯◯さんに対する印象として、大人子供ならやや子供寄り、動か静かならやや動寄り、気取らない、などがあります。特に“気取らない”が大事だと思うので、気取る事が大事、つまり丁寧に作り込むことで魅力が出るタイプから外していこうと思います。」
10.ロマンティック
（髪型の一部等でなら取り入れ可能だが全身だと子供っぽ過ぎる。自立感がなくなる。）
9.エレガント
（コンサバ感が強く服のメッセージ性が強い。PTA感。）
8.ドラマティック
（服の方がメッセージ性が強くなり本人の魅力に繋がりにくい。極端でなくて良い。）
7.セクシー
（身体に厚み、丸みがあるため顔のさっぱりさに対して女性性がクドい印象。）
6.シック
（着れるものは比較的多そうだが全身で大人モードな印象にならない。）
5.スポーティ
（目元の意思の強そうな感じで残ったがくっきりアクティブではない。）
4.トラディショナル
（サブ、アクセントで使いやすそうなため残ったがメインではない。）
この段階で残っているのはクラシック、ナチュラル、クリエイティブ。ここから三つ巴の戦いが始まります。
「クラシックがメインだとシンプルすぎて寂しい…ナチュラルがメインだとぼんやりする…クリエイティブがメインだとごちゃつく…」
凄く考えて下さいましたがここでは結果が出ず。サブも考慮して決めることになりました。メインに強いものを持ってきてサブで抑えるか、メインにシンプルを持ってきてサブで盛るか。
あらゆる組み合わせを考え途中から4番目まで残ったトラディショナルも参戦し、側から見ていてもどこに収まるのかが分からずドキドキしながら見守ること数分…
「メインをクリエイティブにしてサブをナチュラルにしようと思います。送られてきた写真の編み上げブーツやチェックのズボンがお似合いなので、アクセントはトラディショナルが良いのではないかと思うのですが、ここで内面チェックを採点させて下さい。」
採点のため5分程度通信を切り休憩に入ります。私は大人しく画面の前でそわそわしながら待ちました。そして5分後、採点を終えたIrokaさんが画面に現れました。内面チェックの結果は、
1位 女性的（セク/ロマ） 6点/10点
2位 ベーシック（クラ/トラ） 5点/10点
ハイクラス（シク/エレ）
4位 カジュアル（ナチュ/スポ） 4点/10点
個性派（クリ/ドラ）
なんとも偏りが少ない結果に。アクセントをシックにするかトラディショナルにするかで悩まれていた様ですがまさかの同点だったのでここはIrokaさんに決めて頂きました。シックの様な都会的なカッコ良さよりもレトロな少年感があった方が良いということで、アクセントはトラディショナルになりました。そして内面チェックの結果も踏まえてメインとサブは入れ替え可能に。ナチュラルもクリエイティブも同じくらい必要です。（目元の強さが浮きにくくなるので、Irokaさんのおすすめはメインクリエイティブだそうです！）
3.クラシック
（中庸さと冷静な印象で残った。メインにするには寂しい。）
2.ナチュラル
（クラシックよりはまだ変化がある。これだけだとぼんやりする。）
1.クリエイティブ
（顔立ちで要素MIX出来る等の理由から。ごちゃつきすぎるため調整が必要！）
◉結果
MSクリエイティブ⇄ナチュラルAトラディショナル
“涼やかな凛々しさを持つ気取らないチャーミングな大人女子”
キーワード
変化のある、こだわりのある、自分軸のある、自然体な、気取らない、抜け感、落ち着き、涼やか、凛々しい
使わないで欲しい言葉等は特に伝えませんでした。診断士さんの感性で制限なくつけて欲しいと思っていたからです。最初に見た時は言われた事が無かったので“大人女子”というワードにびっくりしたのですが、解説を読んでとても納得致しました笑素敵なキャッチフレーズをいただけて嬉しいです！
◉余談：診断中に出た私の印象
（診断時メモから抜粋。約2時間の診断の中で出た単語を私がまとめたもの）
・子供か大人ならやや子供寄り、顔の縦が短い
・静か動かならやや動寄り
・気取らない
・声やや低め
・スッと隣に居そう、日常に馴染む
・ちょっとずつどのタイプもいける
・大人可愛い、大人チャーミング
・穏やかさを感じる
・目が強い、ハンサムさがある
・女性性押しがくどくなる
・意思強そうだけどある程度は譲歩もしそう
・相反する要素
・少年っぽい
・抜け感がある格好良さ
・絵本作家にいそう
◉質問
AFでたくさん質問をさせて頂きました。本当にどの質問にも丁寧に回答して下さり感動ものでした…！キーワードを元に回答を導き出して下さるので、自分で考える時に大事にした方が良いポイントもわかり勉強になりました。キーワードに頂いた単語を重宝しようと思います。
参考までに聞いた質問と頂いた回答の一部を要約して記載します。
（※下記は私が勝手に要約したものです。実際に送られてきた文章とは異なります。）
◯似ている動物
→ペンギン
（可愛らしい丸いフォルムに白黒のキリッとした配色、キャラ化すると蝶ネクタイをしていることも多いことから個性的で少しカチッと感がある）
◯イメージに合う花
色や形に少し変化のあるもの、基本的にはさっぱりとした印象のもの、花弁・茎・葉のどこかに厚みがあるもの、がポイント。
→アヤメ、グリーンベル 等
◯イメージに合う食べ物
女性グループ（ロマ/セク）が早々外れている点からも甘さのあるものでは無さそう。甘いものだとしても自然の甘み系。そのままの状態ではなく少し見栄えするように加工されたもの。大皿に少量（高級感）というよりは少し大衆向けのお皿に均等に盛られているようなもの…等
→カルパッチョ、メロン 等
◯持ってそうなポケモン
→こだわりを感じる個性のあるデザイン性、涼やかな色使い、自然、そして少し凛々しさと硬さを感じるもの。大人可愛い印象があるため可愛さも重視。
◯似合う空間、国
→・ポーランドの街並み
（カラフルな建物のクリ×ナチュ感、少しかっちり感と涼しげさが欲しいため石畳がある場所がより良い）
・スイス/ユングフラウヨッホ
（冷たい山と温かい草花が入り混じっていて、私の相反するパーツとの共通点を感じる）
※ヘッダーの画像です。
・日本（青森）/盛美園
（和洋折衷な建物でクリ感強めだが周囲は自然が豊かで伝統的なかっちり感もある）
◯ハリーポッターの寮だったらどこ？
→レイヴンクローかスリザリン
（診断中の冷静な感じ、キーワードの落ち着いた、凛々しい等からはレイヴンクローが連想されるが、内面チェックの内容や変動、話していた時の感じからはやや戦略的な所を感じたためスリザリンでも違和感は少ない）
◯私の“涼やかさ”を情景で表すとしたら
→春の雨（温もりのある季節なのにひんやりしていてどこかツンと凛々しい引き締まったような印象）、温かい光が降り注いでいるような雪景色
清涼感のさっぱりさというよりはもう少し含みのある複雑な感じ、氷のような冷たいクールな印象よりはどこかぬくもりのある落ち着きのある印象。あたたかい季節の中のひんやり、雪で冷たい中のぽかぽか。Irokaさん曰く、「やはりここでも◯◯さんの相反したような印象に私が引っ張られているような感じを受けます。」とのこと。どちらも暖かさと寒さが共存しつつも、総合的に見るとどちらかと言えば涼やかな印象に落ち着くらしい。
理論的で明快な回答をしてくれるので思考の整理がめちゃくちゃしやすかったです。質問をたくさんすると逆に全体像がわかりにくくなってしまうこともありますが、Irokaさんは回答に一貫性があって混乱もなく、ただただ納得しかなかったです。一般的なものから趣味全開のものまでお聞きしましたがしっかり答えて下さり、知識の広さも感じました。
◉感想
二回目のパリ流でしたが、とても収穫が多かったです！結果のタイプ的にはそこまで違わないので、前回と今回の結果どちらとも大事にしつつ、自分の視野を拡げることが出来るのでは無いかと思います。前回と今回で結果に至った経緯や重視されたポイントは多少は違いますが、似通った部分もありそこは本当にそうなんだろうな、という自信にもなりました。診断やAFでの質問回答を経て、思い返せば今までに“相反する”も相当言われているなと気付きました。前回パリ流を受けた時もメインを決める最後の戦いがドラマティックとナチュラルで「真逆だ…」と言ってアナリストさんを悩ませましたし、今までで一番似ていると言われたキャラは灰原哀。ゲーム好きの友人から氷と炎が似合うね！と言われたこともあります。冷静に考えてみたら今回つけてもらったキャッチフレーズの“大人女子”の由来にも“相反する要素が混在する様子”とありますしこの“相反する”という単語は私にとって大事なポイントなんだろうなと思いました。
シンプル、装飾的、男性的、女性的…自分の得意がどの辺にあるのかわからずうろうろしていたので、今回Irokaさんに“どれも少しずついける”という理由で悩んで頂けたことは私にとって本当に有意義な経験でした（みんなどこかしらの方向に特化してるものだと思っていましたが中庸な場合もあるということをしっかり認識しました）。好きなもの似合うものが定住してないジプシー状態で相反する要素が混在しているのだから一点特化なわけないな！と思えるのは今回の受診があってこそ。これも私の個性です。
結果を元に実際にコーデを組んで下さったり、参考になりそうな方を芸能人に限らずインフルエンサー等も含めて教えて下さるので具体的にイメージを掴みやすい点もありがたかったです。なぜ得意ではないのか、を漠然と苦手なままにせず理由を知ることはとても大切だなと改めて感じたので今回提案して下さったことを今後の買い物の際にも意識していきたいと思います。
Iroka Style様でパリ流ファッションスタイル診断を受診して本当に良かったです。とても素敵な時間でした。
最後になりますが、ここまで読んで下さってありがとうございました。受診を検討している方、興味がある方の参考になりましたら幸いです。
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