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GⅠ 宝塚記念
注意事項
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レース考察
京都 芝 2200m 外 右回り
前日からの雨で重以上濃厚。
当日も雨が降り続ける予報で、道悪は避けられないか。
パワーとスタミナ必須のレースになりそう。
短評・考察
◎ブローザホーン 菅原明良 58kg [差し]
京都•道悪巧者
上がりが掛かるタフなスタミナレースが得意なエピファネイア産駒。
京都コースは心房細動の京都記念を除けば3戦して[2-1-0-0]でオール連対。
道悪に関しては[4-1-2-2]で着外は未勝利の時のもので、勝ち上がってからは全て馬券内。
日経新春杯は58.3のハイペースを中団の外から差す形で、上がり最速35.8秒で差し切り勝ち。
阪神大賞典は転厩初戦、調整が上手く行かない中での出走で、珍しく折り合いを欠いてしまい、スムーズさに欠ける競馬、その2つが響いて最後は伸びきれずに3着。
近走で最も強いと思ったのは天皇賞春。
スタートまずまずも外から来られた分もあって後方、4コーナーの入りまでに外に切り替えてスムーズに追走、直線は大外回しての直線一気、先に抜け出したテーオーロイヤル•ディープボンドを目標に差し込んで、上がり最速34.6秒で2着。
ペース的にはスローで、早めに踏んでいった前の2頭が残る形、ラスト4Fのラップを見ても「11.9-11.7-11.6-12.0」でテーオーロイヤルは全く止まっておらず、これに食い下がったディープボンドも展開が向いたとも見れる。
そんな中で後方4番手辺りから、大外を回らされた中で差し込んできたのは立派。
4•5着の2頭は内を差して来た中でこちらは外。
シンプルに負けて強の内容。
烏丸Sや函館記念、札幌日経OPの走りを見る限りではOPレベルでも道悪は全く問題ないし、得意の右回りの京都ならG1に手が届いても。
◯プラダリア 池添謙一 58kg [先行]
京都[2-0-0-0]のディープインパクト産駒。
道悪は得意で[2-0-1-0]
スピードが足りないケースが多く、ハイレベル戦だとキレ負けしてしまうので雨は歓迎。
ベラジオオペラとの比較では、力のいる馬場での京都記念でマークされながら、牽制しての押し切り勝ちで斤量差を考えれば着差以上に強い内容だった。
昨年は伸びない内を突いて0.4秒差。
大阪杯ではテンの遅さから好位に入れず前残りの展開になってしまい、良さを活かせなかった。
今回はスピード勝負にならないと思うし、得意の道悪と京都コース。
一気に浮上して来ても。
▲ローシャムパーク 戸崎圭太 58kg [先行]
大阪杯2着
長く脚使えるハービンジャー産駒。
上がりの速すぎるレースや時計の速い高速決着がどちらかと言うと苦手なタイプ。
函館記念は中団の外から差し切り、オールカマーも先団を見る形で進めて、直線でタイトルホルダーらを差し切った。
2:01.4、2:12.0の時計での走破で、道悪だった函館記念は置いといて、オールカマーは同時期に行われたセントライト記念より0.6秒遅い勝ち時計で、この馬が3着の時のセントライト記念も稍重にしては時計の速い決着での3着だった。
揉まれずにスムーズに運んだ方が力発揮するケースが多く、大阪杯は不運にも内枠、ゲートからの出が速くないので先行していけずに後方、向正面で捲って2番手に着けて、最後の追い比べで脚色が同じになっての2着。
それでも1:58.2での走破で、内前が断然有利だったレースで、下げて、外に出して、向正面で捲って、3頭分外の3番手から時計を詰めての2着なら申し分ないし、1番強い競馬してたのはこの馬。
今回は雨で時計掛かりそうで、道悪はスピカSで一度負けてるが、あの時は馬場云々よりも状態の問題だったと思うので、函館記念の走り見る限りは普通にこなせるはず。
△ドウデュース 武豊 58kg [追込]
有馬記念の勝ち馬。
ピッチ走法のスピードパワー型
毎回これ以上ないくらい仕上がってるが、基本的に叩き良化型。
天皇賞秋は鞍上のアクシデントと言う不運に巻き込まれて、超ハイペースのレコード決着。
有馬記念は前残りの展開を捲って差し切り勝ち。
ドバイターフは出遅れてインで詰まり倒して度外視。
道悪に関してはロンシャンでの走りは度外視していいし、日本の馬場ならこなせそう。
基本追い込みで、近走は内回りの方がパフォーマンス上げてるので外回りがどうか。
抑え候補
☆ソールオリエンス 横山武史 58kg [追込]
近走はあまりいいとこないが、内容自体は悪くない皐月賞馬。
中山記念はゴリゴリのハイペースでの前残り決着を追い込んできて4着。
大阪杯は後方不利の展開を捲って7着。
そんなに差のない競馬はできており、展開と乗り方一つでチャンスはありそう。
皐月賞での走りがやはりこの馬の最大のパフォーマンスだったと思っており、道悪とハイペースがハマれば。
☆ディープボンド 幸英明 58kg [先行]
京都[2-1-3-2]
スタミナ豊富で長くいい脚使えるのが魅力。
4年連続で天皇賞春を好走しており、宝塚記念も2度走って掲示板確保。
道悪は得意で京都大賞典では展開不向きの中で外から差し込み3着。
叩き良化型で阪神大賞典は惨敗したが、天皇賞春で巻き返し。
好位から早めに先頭に立ち3着。
やはり京都は合うし、道悪でパワー勝負になるのも良さそう。
前行くのが少ないので、自分でレースを動かせそうなのも良い。
印発表
◎ブローザホーン
◯プラダリア
▲ローシャムパーク
△ドウデュース
☆ディープボンド
☆ソールオリエンス
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