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GⅢ 七夕賞
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レース考察
福島 芝 2000m 右回り
開幕2週目。
内の馬場は良いが止まらないほどではない。
ハイペースなら外差しが十分決まる。
メンバー的に逃げはバビットが速そう。
1コーナーまでの距離が長く、2番手以降の先行勢がごちゃつきそうで、前半は脚使わされそう。
インから差し込めるタイプを狙う。
短評・考察
◎カレンルシェルブル 田辺裕信 57kg [差し]
福島[1-0-1-2]のハービンジャー産駒。
近走は展開に恵まれず着順は落としてるが、内容はそこまで悪くない。
昨年はスローペースの前残り、小倉記念は開幕週の1枠1番を無駄にする最後方からの競馬で5着。
福島記念は勝ち馬の後ろを通る見事な騎乗で、最後はハンデの分か伸び負けて3着も好走。
中日新聞杯もノーチャンスの後方一気。
日経新春杯はスタミナを要する馬場と展開で不向きなレースながら5着。
前走が少し勿体無い競馬で、1000m通過1:00.0とそこそこだったが、その直後からのラップが「11.9-11.3-11.7-11.8-12.2」超早仕掛けのレースになっており、これを大外枠から外外回して付き合ってしまい伸び負けたし、最後は挟まれて失速。
1列後ろで溜めてたリフレーミングが勝ち、内前で立ち回った軽ハンデ組が上位締める中で5着なら悪くない。
追い切りでは1週前に「83.3-11.2」かなり動いたし、2Fは23秒切りの22.8で「11.6-11.2」のハイラップで駆け抜け。
魚沼Sや勝った福島民報杯と遜色ない時計を出しており、状態面は近走で1番良さそう。
休み明けでも入るタイプで間隔は問題ない。
斎藤騎手の時は後方一気しかしてなかったが、もともとは好位で立ち回ってた馬、武豊騎手•吉田隼人記事に変わってからは前よりいいポジションにいたし、先週も見せつけられたが福島の田辺騎手は買い。
◯キングズパレス 松岡正海 57kg [差し]
もともと能力は重賞級だったが、ソラを使ったり、直線でモタれたりと力を発揮しきらずに負けるケースが多かった。
美浦Sも粘るコスモフリーゲンをフラフラしながらなんとか差し切った感じ。
新潟大賞典では56kgと恵まれたハンデもあったが、中団外から差し込みヤマニンサルバムとタイムさなしの2着。
前述したが内にモタれる癖は右回りの方が出やすく、前走よりはパフォーマンス落ちる可能性は否定できない。
小回り自体は中山の内回りでも結果出てるので、問題はなさそう。
2000mは[2-4-0-0]とオール連対してる距離。
ここでは自力上位になる。
▲バビット 内田博幸 57kg [逃げ]
福島[2-0-0-2]
福島は3歳の頃にラジオNIKKEI賞でパンサラッサやサクラトゥジュールらを千切って逃げ切った実績ある舞台。
単騎で行けた時に力を発揮するタイプで、近走は競りかけられたり、行けなかったりで能力発揮しきらずのケースが多い。
小回りのコーナリングを得意としており、ラジオNIKKEI賞にセントライト記念にオールカマーなどの重賞ではコーナーでの機動力を活かしての押し切りが目立っている。
前走は単騎で行けたが、58.7と少し速かったし、後ろからズカズカ来られて厳しかった。
それでも7着で走破時計は1:57.9と悪くない時計での走り。
今回は単騎で行けそうかつ、2番手以降の先行勢がしんどくなりそうな中で、楽に行ければ。
少し時計は掛かった方が良いタイプなだけに、福島変わりはいいと思う。
△リフレーミング 丸田恭介 57kg [差し]
福島2戦2勝のキングヘイロー産駒。
常に相手なりに走れるタイプ。
条件戦の頃から、ドゥラドーレスやロードデルレイ、エアサージュなどと接戦してきた。
湾岸Sはスローペースの前有利の展開を外から差し込んで差し切り勝ち。
福島民報杯は55kgとかなり恵まれたが、内前優勢の流れを後方からの大外一気で差し切り。
新潟大賞典はシンプルにポジションの差、後方過ぎて届かなかっただけで、そこまで負けてない。
タフな展開の方が良さそうなので、今回のメンバー構成は良い方に出そう。
抑え候補
☆アラタ 横山典弘 58kg [先行]
福島[0-0-2-0]
6勝中の5勝が右回り。
中山金杯は1コーナーで不利受けて絶望的だったが、脚は使って13着も0.7秒差と着順ほど負けてない。
金鯱賞は外枠から内に潜り込み、ハイペースを差し込み5着も、千切ったプログノーシスを除けばそこまで差はない。
今回は最初からインで溜めて競馬できそう。
横山典弘騎手がわざわざ福島まで出向いての出走で、中間の時計は近走では1番良い。
☆ダンディズム 三浦皇成 57kg [追込]
ゲート遅いが末脚は確かで、33秒台の速い上がりを使うが広いコースでも小回りでも速い脚は得意にしてる。
小倉大賞典は少し距離短く、新潟大賞典は巻き返しの効かない出遅れ。
前走はスローペースの前有利の展開を出遅れながら、内を差し込み5着と好走。
福島記念では後方から捲り差しで2着。
右回りのコーナー4つの競馬は悪くない。
三浦騎手はゲート上手い方なので、いつもより遅れなければ。
今回は中間に併せ馬をしておらず、前走ほどの仕上がりにはなさそうに見える。
その他の評価
・レッドラディエンス 戸崎圭太
この馬も強い相手に好走続けて相手なりに走れるタイプ。
それでも買わない理由としては、レースのほとんどがスローからの上がり勝負。
早めスパートの競馬は合わなそうで、広いコースの末脚勝負の舞台で買いたい。
印発表
◎カレンルシェルブル
◯キングズパレス
▲バビット
△リフレーミング
☆ダンディズム
☆アラタ
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