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もーやん本ログ

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読書感想文
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#時代小説

江戸の女子図鑑

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本日は秋の読書感想文として『絵でみる江戸の女子図鑑 (時代小説のお供に)』(善養寺ススム 文・絵)をご紹介! 一言で表すなら「えー!あれってそうだったの?!」 笑 ○どんな本?私、『鬼平犯科帳』とか『みをつくし料理帖』とか『大富豪同心』とか、時代小説も大好き。心躍る主人公の活躍や、人情味あふれるシーン、グッとくる一幕、もろもろ含めてとってもおすすめ。 ただ、普段読まない人にとっては、慣れない言葉や名詞がとっつき辛いのかしら?と思いま

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

みなさまご機嫌よう。もーやんです。 本日は読書感想文。斬新な設定で読む人を「あっ(*゚Д゚*)」と言わせるおすすめ本。『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(著:山本巧次)です。 まず面白いのが、一作目から最新刊へかけて、官能小説みたいな表現が無くなってきたこと。笑 詳しくは後で説明します( *´艸`) ○あらすじ東京で働くOLゆうか。祖母から引き継いだ家は、江戸時代へのタイムトンネルだった! 愛しの八丁堀の同心、伝三郎さまのために秘密の岡っ引きとして活躍するおゆう。友

一膳めし屋 丸久

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 秋の夜長の読書感想文。本日は、最近めちゃくちゃ好きな『一膳めし屋 丸久(まるきゅう)』(中島 久枝著)シリーズをご紹介。 もう、ほんと、わたくしの『好き』というか『萌え』ポイントが詰まっております。 また、主人公のお高さんはわたくしと同じ29歳になった年。思わず親近感。でも、同じ年で店主ってすごいなぁ・・・。 文章から漂う雰囲気も大人で、言葉遣いや立ち居振る舞いも”柔らかくも、芯のある自立した女性”というレディな魅力にあふれています

日本橋牡丹堂菓子ばなし7「かなたの雲」

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 お久しぶりの読書感想文です。本日は中島久枝さんの『日本橋牡丹堂 菓子ばなし』シリーズの第7巻、『かなたの雲』について。 ※ネタばれ注意報(*'▽')!※ ○神回はい。シリーズ中Most心揺さぶられる神回でした。 【主なあらすじ】 日本橋に来て3年が経ち、牡丹堂のメンバーとして成長した小萩。みんなの計らいにより、牡丹堂のサービスの1つとして、お客様の注文に合わせてお菓子を考える『小萩庵』という看板を持つことに。 責任感、やる気と先