タイムズカーシェアを最大1時間15分タダで使う方法！

　どうもこんにちは。

　最近、カーシェアリングサービスが流行しています。
　レンタカーよりも手頃な料金で借りることができ、短時間の利用も可能。また、対面での貸渡しがないためスムーズに借り出せるのが魅力です。
　そんなカーシェアリングサービスの代表格とも言えるタイムズカーシェアの車両を最大1時間15分無料で使える方法があるのでご紹介します。
　公式として提供されている割引を活用しているだけに過ぎず、タイムズを運営するパーク24もすでにこの手法を把握した上で割引サービスを提供されていますのでご安心ください。

概要

　結論から先にお伝えすると、1時間15分の無料は、

・15分前解錠ルール
・給油割引
・洗車割引

　この3つを併用することで実現できます。それぞれ順に確認していきましょう。

15分前解錠ルール

　タイムズカーシェアに限らず、カーシェアリングサービスでは一般的に予約時間の約15分前から車両を解錠、利用開始することができるようになっています。
　タイムズカーシェアでは公式的には10分前から解錠可能と記載されていますが、実際には15分前から解錠が可能です（ギリギリに予約を入れた場合など一部15分前から解錠できないケース有）。
　これは利用開始前に傷などの確認、そして道路運送車両法第47条の2に定められている日常点検を行うための時間として設けられているものです。
　しかし、よくよく考えてみると、傷の確認や日常点検におけるタイヤの残溝、亀裂の確認などといった外観から判断できる部分については、車両を解錠せずとも確認することができます。特に傷については車両を解錠（=利用開始）する前に発見、報告をすることで、自分が疑われる可能性を0にすることもできます。そのため、予約時間の15分以上前にステーションに到着するよう心がけ、利用開始前に可能な限り点検を済ませ、利用開始後に残りの点検を手早く済ませることで、この15分をうまく活用することができるのです。
　タイムズカーシェアの料金は最安のベーシッククラスでも15分220円から。15分早く使えるのは大きなメリットです。

解錠 | カーシェアリングのタイムズカーシェア
https://share.timescar.jp/use/start.html

給油割引

　カーシェアリング車両には給油洗車カードが搭載されており、会員は当該車輌に対し無料で給油、洗車することができます。

タイムズカーシェア車両に搭載されているセディナの専用カード

　カーシェアリングサービスは原則無人での運営。レンタカーとは異なり満タン返しが指定されているわけでもないため、借り出し時の車両のガソリン残量はまちまちです。満タンな車両もあればエンプティ点灯、ひどいケースだと残航続距離が表示されないレベルのガス欠状態で返却されている車両にも遭遇しました。
　そこで、サービスを円滑に運営するため、ほとんどのカーシェアリングサービスでは、一定量以上給油をしてくれたユーザに対し、特典を用意しています。
　大半の事業者では次回利用時に使用可能な割引クーポンが発行されるのですが、タイムズカーシェアはちょっと変わっていて即時で割引が適用されます。
　タイムズでは20L以上給油した人に対しこの給油割引が適用されます。以前は15分間分の利用料金を割り引くものとなっていましたが、今では割引が拡大され、30分間分の割引が適用されるようになっています。

給油・洗車 | カーシェアリングのタイムズカーシェア
https://share.timescar.jp/use/gas-station.html

洗車割引

　これも給油割引と同様です。無人運営のカーシェアリングサービスでは、基本的に車両の洗車は行われません。車両に搭載された給油洗車カードを用い、ユーザが無料で任意のタイミングで水洗い洗車を行うことができます。
　タイムズカーシェアでは給油割引同様、現在は洗車割引として30分間分の利用料金が割引されます（以前はこちらも15分でした）。
　この給油割引と洗車割引は併用が可能。よって、両方適用することで1時間分の利用料金が割引されます。

給油・洗車 | カーシェアリングのタイムズカーシェア
https://share.timescar.jp/use/gas-station.html

コツ、注意点

・給油、洗車の対象スタンドを予め確認しておこう！
　タイムズカーシェアの車両に搭載されている給油洗車カードは、

・エネオス
・出光興産（昭和シェル石油SSを除く←ココ重要）
・コスモ石油
・キグナス石油
・太陽石油

　以上5ブランドのみで使用可能です。また、該当ブランドのスタンドであっても、カードの利用ができないスタンドに出くわしてしまうと給油ができません。地方のスタンドなどではたまに現金オンリーなところもあったりするので、注意が必要です。
　洗車についてはもっとシビアで、そもそも洗車機を設置しているスタンドが実はあまり多くないことに加え、洗車にカードが使えるスタンドは更に少ない印象。

カードで洗車できる例。ここもスタンドは24時間でも洗車は21時まで

　また、スタンド自体は24時間営業であっても洗車は24時間営業ではない場所もあります。両方の割引を狙いたい方は日頃から近隣のガソリンスタンドの情報を把握しておくよう心がけましょう。

・給油割引は20L以上の給油に適用
　これ結構重要です。実はタイムズカーシェア、予約時に車両の概ねのガソリン残量を確認することが可能。ガソリン残量が50%以下の場合、残燃料△と表示される仕組みになっています。

予約アプリの画面

　基本的にはこれで残量が少ない車両を狙えば良いのですが、軽自動車やコンパクトカー、一部ミニバンにガソリンタンク容量が40L未満である車種があります。そのため、半分以下の表示であっても必ずしも20L以上給油できるとは限らないのです。（個人的感覚では18L程度給油できてれば給油割引適用されてる印象ですが、あくまでも公式的には20Lなのでご注意を）
　また、クルマのガソリンメータは結構いい加減。半分表示になってても本当に半分であるケースは稀です。トヨタは結構余裕持った表示をしてる、日産やホンダは満タンとエンプティの表示が長く中間はぐんぐん減っていく等、結構メーカや車種によって違いが出てくる部分ですので注意が必要です。
　以下に現在タイムズカーシェアで提供されている車両のガソリンタンク容量の一覧を添付します。また、当該車両の私的感想を備考欄に記載しておきますので、合わせて確認しておくことをおすすめします。

※グレードや年式によってタンク容量が異なる場合がありますのでご注意ください。赤塗りは個人的経験で半分以下表示でも気をつけたほうがいいor割引適用不可な車両です。

・15分前解錠しても予約時間までは課金されない！？
　この画像をご覧ください。割引もなく無料で使えてますよね？

　そうなんです。実はこの15分前解錠ルール、15分前に解錠し、予約時間前までに返却処理を済ませた場合（=14分までの利用）であれば、利用料金を取られることなく返却することができるのです。

・待ち合わせ時間よりちょっと早く着いちゃったから携帯充電しつつ涼もうor暖まろう
・外で電話きちゃったから静かで充電できる環境から折り返そう
・イグニッションオンしてみたらガソリン残量半分きっかりで給油割引適用できるかどうか怪しいから返しちゃえ…

　カーシェアの活用方法が色々広がるので頭の片隅に入れておくとよいでしょう。

まとめ

　購入予定の車種で試乗してみたかった、色んなクルマに乗ってみたい、遠出するときに使いたい車種の使い方を事前に把握しておきたい、免許取り立てorペーパードライバーで運転の練習をしたい…1時間15分の利用料金が割り引かれるなら使ってもいいかな、なんて思えるシーンも結構あると思います。カーシェア車両にはかなり手厚い保険が標準で付帯していたりもするので、特に初心者の練習にはもってこいです。マイカーを持っている場合でもレンタカー特約を使用しない限り自分の任意保険の等級には影響しないので、カーシェアで練習はありだと思います。（とは言っても複数回事故やると会員資格剥奪とかあってやばいので1回やらかしたらしばらくは控えることを推奨します）。
　また、うまく制度を利用することで、移動目的以外でも手頃にカーシェアリングサービスを活用することが可能です。ぜひ色々練られてみてはいかがでしょうか？

そして炭焼きレストランさわやかへ行こう。

　最後にタイムズカーシェア、登録時に紹介コードを入力することで60分間の割引クーポンがもらえます。学生プランなら会費も無料ですので、よしよろしければぜひ。

紹介コード : 0011666936
あなたもお友達もトクをする！お友達紹介でカーシェアeチケット（60分）プレゼント | カーシェアリングのタイムズカーシェア
https://share.timescar.jp/campaign/friend/

おまけ

タイムズ側もこの件を把握している、ということについて。
ネット上で給油して割引を得まくる人たちは"給油職人"と呼ばれていたりするのですが、どうやらこれをタイムズ側も把握していたようで、2018年のパーク24のプレスリリースにこのフレーズが上がっていたりします。
これ見たときには思わず笑ってしまいました。リンク載せときます。

ニュースリリース | 2018年 | タイムズ２４株式会社
http://www.times24.co.jp/news/2018/07/20180703-1.html

ちなみに給油、洗車割引が30分に拡大されたのは割と最近の話。タイムズ側も把握した上で拡大しているのですね。15分だとスタンドの往復と給油時間を考慮すると足が出るケースも多いでしょうし、みんな給油しなかったんでしょうね。