大学生のうちにクレカを作ろう!おすすめカードまとめ
懐かしいですよねLINE PayカードのPOSAカード。au walletプリペイドとともに家に大量に転がっています。どうもこんにちは。
前回の記事でクレジットカードのメリット、デメリットを紹介しました。そこで今回は、たくさんあるクレジットカードの中からとりあえず持っておいて損はないカードを中心に紹介していきます。
前述の通りクレジットカードはたくさんの会社から発行されており、国際ブランド別にすると
・Visa
・MasterCard
・JCB
・American Express
などが有名です。他にもダイナースクラブ、中国銀聯などがあるのですが、日本に在住している限りまず一般的な大学生には無縁。ここでは一旦スルーします。
加盟店数の多さはVisa、MasterCardが圧倒的。JCBは日本の会社な都合で海外決済に弱く、また、加盟店手数料が高いせいか最近国内でもJCBが使えない店も出てきているため注意が必要です。
また、国際ブランドとは別に発行会社というものも存在します。〇〇カード、などと呼ばれる際の〇〇の部分ですね。
クレジットカードの発行会社は主に銀行系、流通系、鉄道・航空系、信販系、そしてその他の発行会社で分類できます。
銀行系はその名の通り、三菱UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行などの銀行が発行しているクレジットカードです。一般的にカードの信用度が高いと言われ、限度額も比較的高めになることが多いです。ただし審査が銀行独自の審査基準になる事が多く割と厳し目、また、メリットで紹介したクレヒスを築きにくい、といったデメリットがあります。そして、ポイント等の還元率が低いカードが多く、年会費がかかる場合も多いです。
流通系。ちょっと難しいように聞こえますが、スーパー等で発行されているカードをイメージすると良いと思います。イオンカード、セブンカードなどが有名ですね。
特徴としては審査が比較的ゆるいこと。カードを作らせ店に顧客を囲い込みたい思惑があるため、入会審査が緩くなりがちです。また、セブンカードであればイトーヨーカドー、アリオ等グループ各店での決済はポイント増量、などといった特典もあります。頻繁に利用する店があるようであれば作成するのも良いでしょう。
鉄道、航空系。これはわかりやすいでしょう。航空会社、日本であればANAカード、JALカードといったカードが有名ですね。また、鉄道系ではJRはVIEWカード、東京メトロではTo Meカードというクレジットカードを発行しています。
中々大学生で航空会社系のクレジットカードを発行してマイルを貯めまくる、なんて方は少ないとは思いますが、鉄道系のクレジットカードは通学用の定期の作成、VIEWカードであればSuicaのチャージ等でもポイント還元率がアップするため作るメリットは大いにあります。特にJR管内で定期を発行する方、新幹線に頻繁に乗る方はVIEWカードがあるとお得になります。
信販系。これは信販会社が発行しているクレジットカードです。オリコ、ジャックス、セディナなどが有名ですね。
信販系のメリットとしては、店舗等で作成した場合うまくいけば即日発行が可能であったり、ポイント還元が豊富であったり、キャッシングに強かったりすること。ただし最近は還元が強いカードは減ってきており、おすすめできるカードはあまりありません。
以上の内容から、クレジットカードデビューをする際、国際ブランドはまずはVisa、MasterCardで作るようにしましょう。その2枚があれば大半の場所で決済が可能です。
発行会社はまずは流通系、鉄道、航空系、信販系のカードを作ってクレヒスを築きたいところ。銀行系のカードも1枚くらいは持っておいてもいいかもしれません。
必要なカード枚数について。
前回の記事にも書いたように、どうしても決済時エラー等が発生する場合があります。紛失等の可能性もありますし、そういった場合でも関係なく引き落としはやってきます。そのため、カードは1枚ではなくできれば別の国際ブランド、別の発行会社のカードを最低もう1枚作成しておくことをおすすめします。決済に失敗すると携帯料金等引滞納扱いになってしまい厄介です。
ただし、短期間にカードを複数枚申し込むと怪しまれ審査落ちしがちです。カードが届いてから1ヶ月程度は間を開けてから次の申し込みをすることをおすすめします。
以上の種類と特徴を踏まえた上で、おすすめなクレジットカードをご紹介します。
まずは誰にでもおすすめなカードから。
・楽天カード
筆者も愛用しているカードのひとつです。楽天カードマンのCMで有名ですね。
特徴としては
・ポイント還元率の高さ
・ETCカードが実質無料(楽天ポイントプラチナ、ダイヤモンド会員のみ)
・楽天の各種サービスと組み合わせることで更にポイントアップ
・審査が比較的ゆるい
・楽天ポイントをカードの支払いに充てられる
といったところでしょうか。楽天カードはクレヒスに事故がなければ忍者でも通る、と言われるほど審査がゆるいと言われています。ファーストカードとしてまずは楽天カードを作りポイントをコツコツ貯めながらクレヒスを築く、無難な選択肢です。カードを利用することで貯まる楽天スーパーポイントは使い道が多く使いやすいのもポイント。カードの支払額にポイントを充てることも可能なため、ポイントの使い道には苦労しません。還元率がいくら高かろうと使えないポイントでは意味がありませんからね。
おすすめ国際ブランドはMasterCard。Apple Payでの使用時にMasterCardであれば制約を受けません。他を選んでもあまりメリットはないため、とりあえずMasterCardで問題ないでしょう。
・三井住友VISAデビュープラスカード
これも筆者が愛用しているカードのひとつです。銀行系のカードでは非常におすすめな1枚。
特徴としては
・ETCカードが実質無料(年1回利用で翌年無料)
・追加で中国銀聯カードを無料で発行可能
・銀行系にしてはポイント還元率が高い
・持ち続けると三井住友プライムゴールドカードに自動的にアップグレード可能
・VPassという会員サービスを経由することでAmazon等での決済時にポイントアップ
・Visa payWave対応
といったところでしょうか。三井住友銀行が学生向けに発行しているカードで年1回の利用があれば年会費は無料。銀行系のカードで年会費がかからないのは珍しいです。また、25歳になった時点で三井住友銀行のゴールドカード(年会費有償)へアップグレードできるのも非常に大きなメリット。
Visa payWaveはVisaが促進しているNFC Type-A/Bを使用した決済方法のこと。日本でもローソンやマクドナルド等に導入されています。これはクレジットカードをSuicaのようにタッチするだけで決済できる機能。カードを通して暗証番号入力、またはサインといった手間が必要なく、タッチするだけで決済できる便利なシステムです。日本では独自規格のFeliCaが先行してしまっているためあまりメリットには感じませんが、海外ではこれが主流のタッチ決済となっています。
国際ブランドはカード名の通りVisaのみです。
・ビックカメラSuicaカード
筆者が作ったファーストカードです。なぜにビックカメラ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
特徴としては
・純粋なVIEWカードの中で唯一年会費実質無料(年1回利用で翌年無料)
・Suicaのチャージ、きっぷや定期の購入等JR関係の決済の場合ポイント還元率が1.5%と高い
・通常ポイントも1%と比較的高水準
・Android、ガラケー向けのモバイルSuicaの年会費が無料になる(2020年2月26日以降年会費廃止)
以上となります。
そうなんです、ビックカメラと書いてありますが、目的はVIEWカードの作成。通学に必要な定期券の発行、Suicaのチャージ等で使用するだけでザクザクポイントが貯まるので、JR管内の駅が最寄り駅の方、もしくはJR管内の駅が最寄りの大学に通われている方にはおすすめなカードです。定期作成に使用すれば年1回の決済で年会費無料の条件も必然的にクリアできます。
おすすめ国際ブランドはVisa。実はJCBを選ぶとカード作成時のボーナスポイントが高かったりもするのですが、クレジットカードに慣れてくるまではVisaとMasterCardで揃えるのが無難です。
以上がおすすめなカード。他にもおすすめはあるのですが、ファーストカードとして持つ際はまずはこの辺を攻めてみるのが無難かな、といった印象です。
とにかく前回の記事で書いたように、カード審査の通りやすい学生のうち、しかも早いうちからカードを作成し、正しく支払い実績を積むことが大切。カード持ってないよ、という方は早いうちに作っておくことをおすすめします。
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