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髭男ホールツアー

1月12日にパシフィコ横浜で行われた髭男のホールツアーライブに行ってきました!

僕は去年の夏くらいからOfficial髭男dismにハマっています。中学からの親友が武道館ライブに行った話を聞き、おすすめの曲を何曲か教えてもらって一瞬でのめり込みました。

そしてYouTubeに挙げられているライブ映像を見てびっくり、ライブの方が上手いやんけ!!

そうなんです。ボーカルの藤原聡さん(以後聡っちゃんと呼びます)、めちゃくちゃ歌上手いんです。ライブ映像での声の安定感が他のアーティストの比じゃないんです。元ドラムらしいですが、よくぞボーカルに転向してくれましたね。

では、セトリを見ながらライブのレポートを書いていこうと思います。

と、その前にまず自慢したいのが、座席です。

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Aー10列の42番。一緒に行った友達は41番。かなり前でした、凄くないですか。

じゃあないんですよ!ステージを広くする関係なのか1〜9列目の座席がなくなってたんです。つまり、最前列だったんですよ!しかもこの41,42の席がまさかのど真ん中のどセンター!

最初席を探してた時はびっくりしました。まさか最前列のど真ん中なんて思わないですから。友達とたぶん違うからもう1回10列目あたりを見に行こうなんて話してたんですが、隣の座席の女の方がチケットを見てここで合ってますよって言ってくれてやっと安心できたくらいです。

そして興奮は一気に最高潮まで突入。僕も友達も緊張でソワソワしてて日本語がマトモに話せてませんでした。

Earth Wind and FireのSeptemberが流れる中、友達と慎之助〜!とか言ってると(Septemberは巨人の阿部慎之助の登場曲のひとつです)、会場が暗くなりました。

1曲目、イエスタデイ。幕が上がると、4人がいました。光が後ろからさしていて、真剣な表情をしていて、とても近くて、ああこれから始まるんだなって実感しました。正直なところ感動と興奮であまり覚えてませんが、聡っちゃんの優しくて力強い歌声に魅了されました。

2曲目、Amazing。これも実はちゃんと覚えてません。でもイエスタデイの時より気持ちに余裕ができて手拍子した気がします。なんたって真正面の目の前にいるんですから、緊張感がすごいんです。

3曲目、Tell Me Baby。これはけっこう好きな曲なので、縦ノリが楽しかったです。だいすけのギターソロもかっこよかったですね。

4曲目、115万キロのフィルム。ぶっちゃけこれを聴きに来たと言っても過言ではないくらい生で聴きたかった曲でした。ライブのときの聡っちゃんの「これから歌う曲の内容は」のとこがめっちゃ好きで、家で真似しながら歌ってるので本物が聞けてよかったです。CDの方では「すれ違いや憂鬱な展開が」の後は「引き裂こうと、したー」と同じリズムで歌うのですが、ライブでは「引き裂こうっとしたー」とアレンジをしてくれてテンション上がりました。実はこれはNHKホールのときのライブ映像の115万キロと同じアレンジで、僕と友達はこのアレンジが大好きなんです。だから今回もこのパターンだといいねーって話してたらまさかの本当にしてくれて大興奮でした。

5曲目、バッドフォーミー。「笑っちまうよな」の後からのリズムでみんながノッてました。僕ももちろんカッケーって思いながらノッてました。

6曲目、ビンテージ。僕自身の恋愛に重ねて後押しされてる気になったりしてました。「キレイとは傷跡が無いことじゃない、傷さえ愛しいというキセキだ」いい言葉ですよね。

7局目、Rowan。淡い期待〜のところからのロボ声がカッコよかったのが強く印象に残ってます。

8曲目最後の恋煩い。生前贈与と専売特許のリズム感が好きなんです。怒涛の新アルバムソング連発でした。

9曲目、犬キャット。聡っちゃんが「今からロックな曲連続で行くよー」って言ってたのでくる!と思って身構えてたらいきなりきました。もう僕の中では髭男を好きになった原点と言っても過言ではない曲です。会場全体がUh〜とコーラスするその一員になれたことで僕の夢がひとつ叶いました。

10曲目、旅は道連れ。なんですが、その前にならちゃんのサックスデュオがめちゃくちゃカッコよかったです。ゼロのままでを演奏してました。カッコよすぎます。この曲は全員で歌ってる感じが強くて髭男は4人でひとつなんだって改めて実感できていいですよね。ちゃんまつがけっこうイケボなのでニヤけました。

11曲目、ブラザーズ。出ました、みんな大好きブラザーズ。あっちもこっちもシュガーレス。そりゃもうみんなで手を挙げましたよ。会場全体がハッピーで満たされてました。聡っちゃんか「横浜のみんなにDJ任せてー?」なんて言ってくれるから、任せろ!って思いながら1番大きい声でslide awayを叫びました。アーティストのみんながすごく楽しそうにステージ上を動き回っていたのが印象的でした。

12曲目、FIRE GROUND。さすがに火は出ませんでしたが、サポートメンバーのみんながサングラスをしていてかなりロックでした。オイ!オイ!と拳を突き上げたりできたので、合いの手の声にもつい力が入りました。髭男を圧倒してやるぞくらいの気持ちで声出しました。聡っちゃんがマイクスタンド担いでるのがカッコよかったです。めちゃくちゃ楽しかったです。

13曲目、ノーダウト。髭男の曲といえば?と聴かれたら僕はこの曲を挙げますね。コンフィデンスマンJPの世界観にも合ってますし、なにより1番カッコいい。初めて聴いた時は衝撃を受けました。というか髭男の初めて聴いた曲がこれで、やば!カッケェ!もっといろいろ聴きたい!ってなった曲です。生で聴いても相変わらずカッコよかったですね。キザでクール中にもどこか可愛らしさがある髭男ぽい曲です。

14曲目、Stand by you。曲の前に「この曲はみんなの手拍子無しではできない」って聡っちゃんが言うからすぐにStand by youだって分かりましたけど、もう終わっちゃうのかなーってちょっと寂しくなったりもしました。でもそんなことよりやっぱり手拍子して、Oh〜をみんなで言って、そういう瞬間を楽しみました。

15曲目、Pretender。はい、1番有名なやつです。この曲はとにかくズルいんですよ。何回聴いても聴いても聴いても聴いても、飽きない。ずっとサビみたいなメロディーの高揚感と、歌詞から伝わる寂しさがいつまでたってもクセになって聴いてしまうんです。曲も良かったですけど、4人の位置がイエスタデイの時と同じ位置に戻ってて、ライブの起承転結の美しさに感動しました。まるでストーリー性のあるショーを見てるみたいな気分にさせられました。あと、特に印象的なのが最後の「甘いないやいや」のところのアレンジです。ただでさえライブの終盤なのに、高い音程が連続で続くこの曲でさらに高いメロディーにアレンジしちゃう余裕っぷり、カッコよすぎます。

16曲目、ラストソング。その曲名通り最後の歌でした。最後のラララで幕が降りてきて、ライブの、ショーの、終わりを実感しました。こんなに楽しかったのに終わってしまう。寂しい、また行かなくちゃって思いました。

このあと着替えを済ませてアンコールがありました。

17曲目、日曜日のラブレター。これも幸せ恋愛ソングで好きな曲上位なので生で聴けたのが嬉しかったです。世のカップルにニヤけながら聴いて欲しいです。

18曲目、異端なスター。聡っちゃんが「今からここはダンスフロアだ」と言ったらこの曲しかありません。ステップ踏んで踊れて楽しかったです。パシフィコ横浜が5000人のダンスフロアになった瞬間でした。

19曲目、宿命。本当に最後の曲だって思って全力でノリました。髭男は最初から最後まで瞬きできないくらいずっとカッコ良かったです。

曲が終わってみんなで手を繋いで深々をお辞儀してて、ファンに対する礼儀正しさも髭男が好かれる重要な要因なんだなって思いました。お辞儀中に日曜日のラブレターが流れたんですが、みんなで手を繋いで頭を下げたまま前後にステップ踏んでるのが可愛かったです。

余談ですが、曲の途中でトークするときが何回かあったんですけど、そのうちの一回で観客がどこから会場に来てるか聞く回があったんですね。聡っちゃんが東京の人ー神奈川の人ーって聞いてくれて僕は東京で手を挙げたんですが、他の人はどこから来たのーって言ってくれたので、地元の群馬から来てる友達に群馬って言えよって囁いて言わせました。そしたら、友達「群馬〜!」聡っちゃん「え?」友達「群馬〜!!」聡っちゃん「群馬ね!!!」って感じで友達の声拾ってくれたんです!他にも台湾から来てる人、北海道から来てる人いろんな人の声拾ってくれてました。

髭男の魅力って曲の良さとか、歌唱力の高さとかいろいろ言ってきましたけど、やっぱりライブに来るとライブそのものをファンと一緒に作り上げていくスタイルかなって思いますね。銀テープ取れてない人がいるかもしれないから分け合ってねと呼びかけてくれるとか、ライブ中にファンだけでなくスタッフにも感謝の言葉が言えるとか、そういうひとつひとつの細かい気づかいをサラッとできちゃう髭男が最高なんです。

長々と書きましたが、こんな素晴らしいライブを最前列ど真ん中で参加できたのは一生の思い出です。髭男はどんどん進化するので、またライブ行きたいです。


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