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無料の動画編集ソフトいろいろ

メモです。

Shotcut

オープンソースのフリーソフトウェア。Linux、macOS、Windows向けがある。日本語対応もほぼされているが英語のままになっているところもある。

まだちょっと触ってみた程度だけど、申し分なさそう。

VSDC Video Editor

Multilab社のWindows向けの製品。

(インストールするとFlashIntegroというフォルダができるが、これは旧社名?)

かなりたくさんの機能が備わっている。ただ、使い方や機能にはちょっとクセがあって最初はちょっと戸惑った。

メニュー等はほぼ日本語化されている。しかし、ちょっと日本語がおかしくて理解しづらいところもある。表現が意味不明だったり、単語も、例えばおそらくfrequency(周波数)が「頻度」になっていたり、メニューバーに「Edit」と「編集」が別々にあったり…。

無料版でもウォーターマーク等のない動画をエクスポートできる。有料のプロ版ならハードウェアアクセラレーション機能も使える。

無料版でも十分使えるのだけど、プロ版は2,194円(税抜き)(2021年7月現在)ととてもお安いし、購入してもいいかなと思い始めている。

(追記)
読み込みが完了しないファイルがあった(12GBほどのTSファイル)。不具合かもしれない。
→サポートを依頼したら、数日後、パッチを送ってくれて、この不具合は解消。喜んでプロ版ライセンスを購入しました。
(追記2)
その後も何度かサポートにコンタクトすることがありましたが、細かい仕様のことでは話をちゃんと聞かず、返信が無いこともありました。フィードバックに耳を傾けるつもりは無いようです。
(追記3)
この価格は、永続ライセンスではなく、年間サブスクリプションでした。それはそうかも知れないけど、どこにもそんな記載は無かったような…。サポートがひどかったこともあるので、サブスクリプションの更新はせずに無料版として使い続けさせてもらおうかな。

OpenShot Video Editor

オープンソースのフリーソフトウェア。Linux、OS X、Windows向けがある。日本語対応もしっかりされている。機能的にもかなり使える。

しかし自分の環境(Windows 10)では時々、起動に失敗することがある。原因不明。(2021年7月現在)

残念ながらピクセルアスペクト比の対応がまだ不完全。(2021年7月現在)

GPU対応は開発中の模様。(2021年7月現在)

今後に期待。

VideoPad

NCH Software社のWindows向けの製品。

機能はそう多くは無いが必要十分な機能があり、使い方は直感的。動作が軽快。メニュー等も日本語化されており、違和感は無い。特に難点は無い。

以前のバージョンでは「家庭での使用」と答えれば完全に無料で利用できた。しかし現在では、無料の体験版では動画のエクスポートは1度だけしかすることができなかった。ライセンスはちょっとお高め。

HitFilm Express / HitFilm Pro

HitFilm ExpressとHitFilm Proは、FXhome社の別々の製品。

見た目や使い勝手はほぼ同じ。使い勝手はなかなか良い。ただ、どちらにも以下の難点があった。

・読み込みができないファイルがあった(AVIファイル)
・ピクセルアスペクト比の対応は不完全な気がする
・すべて英語で、日本語対応していない

HitFilm Expressの無料のデモ版では、アカウントを登録してアクティベートすれば、ウォーターマーク無しの動画をエクスポートすることができた。HitFilm Expressのラインナップには、他に、Starter, Content Creator, VFX Artistというグレードの有料版もある。料金はそんなに高くはない。

HitFilm Proも無料でダウンロードして試すことができる。しかし、アクティベートにはシリアルコードの入力が必要で、無料のデモ版のままでは、エクスポートした動画には中央にででーんと大きく「Created with the demo vertion of HitFilm Pro」のスーパーインポーズが貼り付き、オーディオトラックにも周期的な警報音が入るので、実用にはならない。こちらは購入するには$349とかなりお高い。

Filmora / FilmoraPro

FilmoraとFilmoraProは、Wondershare社の別々の製品で、それぞれに無料版がある。

とりあえずFilmoraのほう(Filmora X)をダウンロードして試してみたが、これも機能や使い勝手は結構良さそう。しかしFilmoraもFilmoraProも、無料版では出力した動画に透かし(ウォーターマーク)が入るということなので、使えない。無料版=体験版という位置付け。有料版のお値段はちょっとお高め。

この会社は、他社の競合製品の名前で検索すると、その名前をタイトルにした自社ページがトップにリスティングされるようにしていたりして、ちょっと印象が悪い。

ピクセルアスペクト比の対応についてはテストしていないので不明。

LightWorks

TSファイルに対応していない。

DaVinci Resolve

TSファイルに対応していない。

Movie Maker

v3tapps社のWindows向けの製品。かつてMicrosoft社が開発しWindowsにバンドルしていた「Windows Movie Maker」とはまったく関係ないが、Microsoft Storeからもインストールできる。無料のFREE版と有料のPRO版がある。PRO版はMicrosoft Storeでは税込1750円(2021年7月現在)。

無料版でできることはとても限られる。編集画面には広告が表示される。

日本語には対応していない。

TSファイルに対応していない。


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