Eile mit Weile

ドイツ在住日本人。Eile mit Weileとは「急いては事をし損じる」「急がば回れ…

Eile mit Weile

ドイツ在住日本人。Eile mit Weileとは「急いては事をし損じる」「急がば回れ」といった意味のドイツ語で、常々心がけたいと思っています。

最近の記事

一応重症化は抑制?しかし感染はむしろ拡大?(2022年1月29日)

ロベルトコッホ研究所から、毎週木曜日にWochenbericht(週報)が発行されています↓ 最新の1/27発行の報告を見てみると、いろんなデータ&考察が載っていますが、28ページにオミクロン株の感染データとして↓の情報が載せられています。感染者の中でもオミクロン株に感染してたのが確定した方々において、年齢層毎、接種状況毎に統計をとったものです。 この表のドイツ語部分をおおざっぱに日本語に訳し、さらに人数だけでなく割合もだしてみると、こちらになります↓ この表からいろい

    • ドイツのICU空き状況について(2022年1月24日)

      ↑の記事にて、ここ最近のドイツの感染状況を紹介しましたが、今これを書いている2022年1月24日現在は↓とのことです。↑の記事以降数日で、感染者が多いことを示すピンクまたは紫の地域がさらにだいぶ増えた印象があります。 今回はドイツのICUの使用状況について。 たとえば↓の記事のように、ドイツの使用可能なICUのベッドがコロナ重症者(特に未接種者)で埋まってきており、コロナ以外の治療にも影響が出ている・・・といった論調の報道が、昨年11月、12月頃はたびたび見かけたような覚え

      • ドイツの感染状況推移(2022年1月19日)

        今まで人の記事を見るばかりでしたが、自分でもちょっと書いてみたいと思います。現在ドイツにいるため、主にドイツの出来事、情報を中心に。手始めに、個人的に気になっていた、感染状況推移について。 ドイツでは11月頃から感染者が急増し、特に未接種者の感染者が非常に多くこの状況を招いている、接種率が国内最低のザクセン州は特に酷い・・・といった感じのニュースが、例えば下記記事のようによく報道されていたように記憶しています。 https://www.bbc.com/japanese/5

      一応重症化は抑制?しかし感染はむしろ拡大?(2022年1月29日)