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池田推し5カスの超スタ誕ライブ感想

 ご無沙汰してます。12/16・17に開催された超・乃木坂スター誕生ライブに2日目の昼・夜の2公演に参戦してきました。その感想をツラツラと書いていこうと思います。長いので、部分だけ読みたい方は目次から飛んでください。

開催発表から当日まで

 今回のスタ誕ライブは、番組の方で重大発表の予告があった時点で大方の予想はついていました。しかし、正直な最初の感想は「今のタイミングでやる?」でした。「超」になってから歌唱の割合を下げてゲストも呼ばなくなっていたので、量を確保できるのか疑問でした。この懸念は杞憂で終わったわけですが。
 しかしオタクとはちょろいもので、推しの池田瑛紗が出るということで3公演全てに応募、結果はまさかの12/17 昼夜の2公演抜き。いつも乃木坂のライブに一緒行く大学の友人2人も同じ当たり方をして、めでたくみんなで一日中代々木第一体育館で過ごすことになったのでした。

本編の感想

全体

 結果としては大満足です。2公演ぶち抜いた代償として席はそこまで良くなかったことを含めても大満足です。公演翌日にこの記事を書いてますが、今も余韻に浸ってます。
 5期を加入当初から見てきて、音楽素養が無いながらも「新」から継続的に見ている私には、一つの「集大成」のように感じました。一言で言えば「みんな上手くなったねえ🥹(何目線だよ)
 この辺は個別欄で詳しく言及します。

 また「超」から始まったスキットパートには当初存在に懐疑的でしたが、番組が進むにつれメンバーの新たな一面を解放する役割を担い(典型例はアルノ)、このライブにおいてもMCだけではもたらせないカンフル剤の役割を果たしていたように思います。アルノがあの格好でステージ出てくるのは流石に面白すぎるし、ウザむらいとバブ美先生は悪魔合体するし、生であーやガチャと青春警察を生披露はえぐいてぇ。
(仮面テレサーの扱いが雑だったという声が聞かれましたが、僕は1日目は無券なので言及しません。)

池田瑛紗

 個別感想コーナー一発目は推しメンから。ソロ歌唱は「God knows」と趣味全開の選曲。残念ながら私自身はあまりアニメを通ってこなかったので、後でこの曲周りについて色々調べました。不出来ですみません…。
 人見知りで少しどんくさくてオタク気質の「陰」の部分にたまに悩みつつ、理想のアイドル像を持ち自分の路線・戦略として位置付けるクレバーさと、その路線・戦略に近づくための努力を怠らない直向きさ、これらが彼女の個人的に好きな部分です。一方、今回のソロ曲選曲は素の彼女の「こういうのがやりたかったんだよ」という主張を感じました。アイドル・池田瑛紗としてのソロ歌唱が「EVERYDAY AT THE BUS STOP」だったと思えば綺麗に対になる感じですかね。
 この曲を歌うだけなら去年のライブや番組で披露することもできたでしょう。しかし、2023年の彼女の急成長があったからこそ「パフォーマンス」として、「自分自身でも満足いく形」に仕上げることができたのではないか、と勝手に思っています。素の池田瑛紗とアイドル・池田瑛紗の相互作用の一つの形とでも言いましょうか。曲終盤のステージでの様子や、曲が終わった後の「あー楽しかった!」と言いたそうな笑顔が印象的でした。
 個人的には、お見立て会の時にはオタクとしての覚悟が決まっておらずスルー、11thバスラ5期ラは外し、てれっさ21含めた新参者は当然のように無券だったので、ようやく池田瑛紗史の一場面に立ち会った称号が得られて嬉しいです、切実に。
 ちなみに全ツでローテーション外しまくったので、ようやく「心にもないこと」を生で聞けて感傷に浸ってました。
 あとサンタ衣装可愛すぎ…何あれ…(歓喜)

奥田いろは

 個人的MVP。彼女の優しい歌声は、去年のスタ誕ライブの「純愛ラプソディ」から気になり始め、33rdアンダラでやっぱ好きな声だわとなり、勝手に応援してます。(推し増しではない、つもり)
 ただ、彼女の歌声の特徴として年相応?の「幼さ」が残っているように感じていました。例えば、その幼さがある意味悪く作用してしまっていたのがアルノとデュエットした「秋桜」で、相性が出やすい印象を持っていました。
 しかし乃木中の歌王企画の「雪の華」あたりから、目に見えて彼女の歌の幼さようなものが抜けたように感じていて、番組披露の「奏」の再びのアルノとのデュエット、そしてアルノ選曲の「なんでもないや」で成長を見せつけてられてきました。
 そして今回の「366日」と「なんでもないや」、もう圧巻でした。アルノの後にやって負けないところまで来るとは…。あんなに綺麗に歌い上げたのに、歌い終わった後や「ズッキュン」してる時の幼さがギャップとしてまた良いんですよね。文句なしの個人的MVPです。
 いろはは「見つかって欲しい」と常々思っていましたが、流石に今回のライブとこの後のミュージカルで見つかってくれるでしょう。来シーズンのプロスペクトランキングに十分絡んでくると思います。(たまに発生する野球との混同)

井上和

 2023年シーズンは将来の主軸候補の期待に違わぬ活躍を見せてきた彼女。スタ誕でも開始当初からアルノ共々切り札として、何をやらせても満点回答を見せてきた彼女たっての希望のソロ披露が「創聖のアクエリオン」でした。(こちらも本編を通らず、曲は聞いたことあるくらいでした、ごめんなさい。)
 運良く昼公演で聴くことができましたが、珍しく「こういうのがやりたかった」という楽しそうな表情を見られたのが印象的でした。もっと自分の思想をゴリゴリに出してくれてもいいのよ。
 ゴリゴリのエース様ですが、アニメの話になるとオタク特有の早口になるのはやめないで欲しいなあ…。

五百城茉央

 築城…って言えば一言で済むんですが、流石にそれはしません笑
 「糸」だったり「私をたどる物語」であったり、ああいう曲が似合いすぎますね。私自身に音楽素養はないですが、ああいう曲調の音楽が好きなので嬉しいです。個人的には、今後中西プロデューサーがどんな曲を当てがってくれるのか気になります。

一ノ瀬美空

 昨年「プラネタリウム」で覚醒の兆しを見せた彼女ですが、今年はさらにパワーアップしてきたように思います。完全に自信をもって歌えるようになりましたよね。可愛い系と見せかけて、「最後の雨」や「レイニーブルー」が似合う彼女は魔性の女です。

小川彩

 昼公演に行けたあーや推しのオタクは幸せでしょう…。昼公演はもはや小川彩プレイヤーズデーでした。あの「手紙」を聞いて、1万人の親御さんが何も感じないはずがない。でもあの子、その後アントニオ猪木のモノマネやってたんだぜ…振り幅すごいよ…。

岡本姫奈

 休養を経てあんなにパワーアップして帰ってくるとは、というのが素直な感想です。本当に歌が上手くなったと感じます。バレエ仕込みのダンス能力に歌唱力が合わされば…どうなるのか楽しみです。
 それと新参者配信も踏まえての感想ですが、彼女がいると場の雰囲気が無条件に明るくなりますね。オズワルドが上手く拾ってくれるのもありますが、喋るだけであんなに自然と笑いが生まれるのは彼女の魅力ですし、復帰後の他のメンバーが生き生きしてるところを見ると、やはり彼女の力は必要ですね。本当に帰ってきてくれてよかった、この一点に尽きます。

川﨑桜

 スタンド1Fのセンターステージの近い席だったので、昼公演の「君と夏フェス」が近くでよく見えました。うーんやっぱり可愛い。
 あと夜公演のアンコールのMCのツインテの件の池田との絡みも良かったですね。悔しいけど可愛い。屈したくない。

菅原咲月

 「GLAMOROUS SKY」めちゃくちゃよかったです。見れなかった「HERO」もそうですが、力強い歌が似合いますよね。そして番組のリベンジをするという負けん気の強さが何よりも好きです。プロ野球でも負けん気の強い選手は大成しますからね。

中西アルノ

 スタ誕の切り札こと中西先生、今回もお見事でした。どんなに他メンバーが成長しても、「真夏の果実」も「接吻」も中西先生にしかできないんじゃないですかね…。一言で言えば唯一無二。
 一方で「超」以降のスキットで新たな一面が発掘されました。元々映画批評をしてたくらい色々触れてるおかげか役作りが上手いと思いますし、アルパチーノ以降ネタにも振り切れるようになりましたし、本当に運動以外なんでもできるんじゃないですかね。
 個人的には昼公演の解説中西アルノが面白かったです。アルノに褒められたらあーやも泣いちゃうよ…。今後いろはだけでなく、全員に1回はプロデュース企画をやって欲しいと、勝手に思ってます。

おわりに

 というわけで全員分書きました。推しメン贔屓メンをメインで追ってしまう以上、どうしても量に差が出てしまうのはお許しください。しかし、全員一言書けるくらい見せ場があるライブだったと思うので、むしろ触れないのもどうかと思いこのような形としました。
 一つ残念なのは冨里の休演ですね。これに関しては仕方ないことですが、何をやるはずだったのか、幻に終わってしまうのが残念でなりません。
 次のスタ誕ライブがあるか以前に、スタ誕の番組自体が次の番組改編を乗り越えられるのかわかりませんし、これが一つの区切りになってしまうような予感もしています。しかし音楽素養のなかった僕に、素養をある程度逆輸入してくれた乃木坂・スター誕生という番組に感謝し、この文章を終わりにしたいと思います。
 ここまでお読みいただきありがとうございました。

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