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思ったより気持ちが入り込めなかった『2gether』 (テレビドラマ/タイ)

今年『We Best Love 2位の反撃』が放送されていた深夜枠で7月から放送が始まったので見た。実は 2回目の視聴だった。

2021年テレビ放送されていた時に初めてみた。
世界中を沸かせたとの噂を聞いていた作品だったが、そのとき私は期待したほどははまれずに挫折。
とはいえ、確かに主演の二人は目の保養になった。若さ溢れ、甘く、可愛かった。

以前見たときにさほどはまれなかったのは何だろう。
途中で話の展開がちょっと間延びした感じだったことかな。メインの二人以外のカップルの話も結構出てきて思ったより沢山描かれて、私にはそれが盛り沢山すぎたのかも。

私はタイ語が全然わからない。そのためなのか、音だけ聞いていると響きがとても可愛いと感じる。そしてその可愛いタイ語で語り合う男子たちが、私には実際以上に甘〜く幼く感じられてしまったことも、もしかしたら原因かもしれない。

初めての視聴時私がこのドラマで一番好きになった登場人物は、グリーンだった。主人公の一人、タインに執拗に言い寄ってくるオネエ系男子(タインに言いよったのには実はいろいろ事情があった)。最初は見るとちょっとイラッとしたのに、見てるうちに段々綺麗に見えてきて、(特に音楽部の部長とよりを戻してから)すごく可愛くなってきた。昭和の男か?みたいなぶっきらぼうで乱暴な態度を取りがちな軽音部部長ディムに、かなり愛されていたところがまた可愛かった。

昨年は挫折したが、世界中が絶賛するドラマだし、今回見直したら印象が変わるかもしれないと思ってこの7月から改めて見てみた。タイ語の音にもいくらか慣れたせいか、今回は前より人物像や物語に集中できた。
そしてやはりグリーンは面白くて可愛いかった。色白でお肌もピカピカで美しい。軽音部長よ、すぐに手をあげようとしないで、もっと大事にしてあげてよ。好きなんでしょう?!グリーンは優しすぎる・・・。

タインは爽やかでキュート、サラワットは物憂げで美しく、この二人の恋物語に多くの人が心惹かれたのも不思議ではない。二人が一緒にいる画は確かに様になる。『ニラ…』のおかげかタイ語の響きにもなれたので、今回は最後まで見た。
社会に出る前の大学生の恋愛物語ということあってか、惚れたはれた以外にあまり大きな問題がないところが私にはいささか物足りない感じもあっが、とにかく今回も目の保養にはなった。
ただ、どっぷりとハマったかと言われれば、私はそこまでではなかったかな・・・。すごいすごいと聞いていたから、心構えができていたせいかもしれない。タイBLファンから怒られそうだけど、好みは人によるから仕方がないか。作品の良し悪しではなく、ただ単に私は巷でよく聞くほどどっぷりとははまらなかったなかったというだけだ。そういうこともある。メジャーなものに乗り切れないことは、私の場合よくある。

そのまま『still 2gether』を見たが、これは二人の仲のいいところを堪能すればよかったの?特にあまり問題も起こらなかったみたいだし、美しい二人の仲睦まじいやりとりを愛でたいファンためのご褒美続編ということなのかしら。
もしそうだとしたら、そんなドラマを作るほど世界のBLファンを魅了したという証拠なのかな。あ、知らぬ間に監督変わってるし・・・。

『still…』出演者のみなさんが、前作よりも垢抜けてきれいでかっこよくなっていたのが印象的だった。私が大好きなグリーンは更に美しくキュートになっていた。
そして、タインはキュートさの中にちょっと色っぽさが感じられるようになり、サラワットは表情が柔らかく明るくなって以前にも増して美しさが際立っていた。
ストーリーはともかく、目の保養になった。美しいふたりだった。




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