見出し画像

2024年夏のBL・ブロマンスドラマ

華やかな芸能界の俳優同士の切ない恋を描いた『25時、赤坂で』の余韻がまだ心の中に色濃く残っている内に、夏のドラマが始まったので書き出しておきます。


『君とゆきて咲く〜新選組青春録』

サイトをよく見たら、これ2クールやるとの事でまだ続いています。
BLドラマでもよくみた豪華な顔ぶれの出演者。9話で芹沢鴨が粛清されてから雰囲気がギュッとしまって、新選組ものらしくなってきた感じがする。始まる前に思っていたよりBL色が濃い感じで驚きつつみている。


『タカラのびいどろ』

昔優しくしてくれた大学生に会いたくて同じ大学に入学して福岡から上京した中野大進(小西詠斗)と、大進の憧れの先輩・志賀宝(岩瀬洋志)の物語。
原作を知らないのでよく把握してないけど、大進の福岡弁がドラマの魅力の一つなのかな。最初大進に対して釣れない態度だった宝が、案外普通に話す優しいところもある青年だとわかってほっとした。でも、大進があまりに可愛く健気すぎるキャラだと、今後見ていて辛くなるかも。


『ひだまりが聴こえる』

突発性難聴が元で人と距離を置いて付き合うようになってしまった杉原航平に中沢元紀、大学のキャンパスで偶然であって、航平の授業補佐のためノートテイクを引き受けることにした同じ大学に通う佐川太一に小林虎之介。航平と太一の物語。
初回を見て、これはなかなかいいなぁと思った。まっすぐで他人に対して壁があまりないタイプの明るい太一が航平に対して言う言葉や接し方が、私の心の中にストレートに入ってきた。もしかしたら航平もこんな風に感じているのかもしれないな、どと思ったりして。
人との関わりを避けて来た航平が "太一とは話しやすい" と言った時、何気ない言い方で「お前だって話しやすいじゃん」とボソッと言った太一。その自然で、押し付けがましくなく、変な気づいかいのない言葉が、嘘のない本心から出たことを感じさせてくれた。また、ドラマの終盤で太一が言った、「なんでお前が遠慮するんだよ。聞こえないのはお前のせいじゃないだろう」という言葉も、自分によく届いた。
こうした太一のまっすぐな言葉が私の心に強く響く。
キスシーンも何もなくていい。二人の心の通い合いをゆっくり見守りたい気分。


『天狗の台所』

『25時、赤坂で』での主演の二人がよかったので
気になって情報を探していたら、偶然再放送を見つけた。3話から見始めたがこれはとてもいい感じで、途中から見ても気に入ってしまった。
駒木根葵汰と塩野瑛久が天狗の末裔で二人は幼なじみという設定。訳あっててそこにニューヨークから14歳の弟がやってきて、3人で田舎の古民家でスローライフを送る。葵汰さんが物静かで優しい料理好きな青年を演じていて魅力的。物語全体の雰囲気がとてもいい。10月からシーズン2が始まるとの事。それまでこの再放送を楽しめるのが嬉しい。


『僕らの食卓』

『天狗の台所』の後に続けて、こちらも再放送が始まった。お料理つながり?
初回放送時に第一話を見そびれていて、今回初めて見ることができたが、すごくよかった。3人の公園での出会いが微笑ましくて、この二人の青年が恋愛関係に発展するなんてちょっと想像できないなぁと思えるところがまたいい。
このドラマは初回放送の時もとても気に入ったのだけど、この優しい感じがやはりとても好きなので、このまま続けてもう一度見るつもりでいる。

結構見るものありますね。
どれも楽しみ。