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今秋見ているBL・Bromance〜『永遠の昨日』『信長未満』『山河令』

先日書いた『Life 線上の僕ら』以外に今見ているものを書いておこうと思う。

『永遠の昨日』

『高良くんと天城くん』の後番組。主人公の一人が生きた死体という奇抜な設定だけど、明るいラブコメではなく、物語は落ち着いた雰囲気で進んでいる。『高良くん・・・』でチャラい田中役をやっていた小宮璃央さんがガラッと雰囲気を変えて、血色こそ悪いものの(仕方ない)明るく元気な男子高校生を演じている。井上想良さんは、裕福だが愛情を感じられない寂しい家庭で育った寡黙で繊細な役どころ。
5話まで見たけれど、全体的に落ち着いた雰囲気のせいか嫌にはならないのでこのまま終わりまで見る予定。大人気の”泣ける”BL小説が原作とのことだが、こらからどうなるのかなぁ。
このドラマシャワーという放送枠では2022年4月から1年限定でBL作品を放送しているとのことで、これが第4弾。
巷で人気だが自分は知らないBL漫画やBL小説を連続してテレビドラマにしてもらえて、私としてはありがたい。量産体制への疑問などをたまに書く私だけれど、いいなぁと思えるものがたくさん観られるのは嬉しいし、このドラマ枠のものは雰囲気が落ち着いている感じで全体的に好きだった。
1年間の期間限定ということなら、この後もう一作品やったら終わりということかな。

『信長未満〜転生光秀が倒せない』

これはBLではない。出演者全員男性だけど(今のところ女性を見た記憶がない)。
明智光秀に勝てないと次の世界線に転生してしまう信長以下の武将たち・・・という設定らしく、今回は信長、秀吉、家康、勝家、利家、久太郎の6人が兄弟で、蘭丸が6人兄弟の幼なじみに転生して、市長の明智光秀を打ち負かしたいらしい。毎回必ず人間に転生できるわけではないらしい。
出演者の誰一人知らないし、正直見ていて”いいなぁ”と思う人もいない。加えて私は戦国武将にも全く興味がないが、このくだらなさは日常のストレス軽減にはいい。ウルッとくる素敵なドラマたちの間に、こういう「アホか」と思いながら格別の思い入れなく見られるドラマもちょっとだけ欲しい。くだらな〜って思いながら見続けている私もアホかも。

『山河令』

普段は中国語ドラマの時代劇(古装劇)はほとんど見ないのだけれど、BLファンの間で人気らしいこの作品が11月23日からテレビ放送されるということで観てみることにした。
原作はBL小説らしい。いろいろ大陸政府の規制が厳しいようだからBLにはなっていないのだろう。とは言えBLファンに人気だということは、きっと想像力で十分に不足部分を埋めて楽しめるくらいのブロマンスになっているのだろう。中国語の勉強にもなる、かな。







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