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最近見ているBLドラマ『4月の・・・』『みなと商事・・・』(日本/テレビドラマ/2023)

見終えたものと今視聴中のものを1作品ずつ。

『4月の東京は・・・』

ドラマシャワーでやっていた『4月の東京は・・・』を見終えた。
なんとなく全体的にあまり好みではなかった。特にあのセクハラ人事部長の真田が気持ちが悪かった。私の中では、この気持ち悪い真田が二人の10年越しの恋物語を塗りつぶしてしまった。
この数年いくつかBLドラマを見てきたが、思い返せば真田のような悪人は登場しなかった。恋する二人が世間の目や自分の中の”常識”に悩まされることはあってもても、生理的に気分の悪くなる下劣なセクハラ人間に苦しめられたりすることはなかった。悪意のある人間が登場しなかったから、たまにちょっと物足りない感じがしても安心して見ていられたのかもしれない。
ドラマシャワーも2年目に入り、去年とは違う作風のものを取り入れていっているのだろうけれど、見ていて切ないのではなく気分が悪くなってしまったのは残念だった。

ドラマシャワーの次の作品『体感予報』は、イケメン気象予報士が実は”俺様”タイプ男で、売れない漫画家に身の回りの世話をさせながら同居するお話らしい。弱みを握って威張る”俺様”男と、それに言うこと聞かされてしまって(まぁ流石に嫌いじゃないのだろうけど)深い関係にまでなる男子のお話だとしたら、どうかなぁ・・・。

『みなと商事コインランドリー2』

全10話の5話まで視聴。今回晃と愼太郎は諸事情あって同居しているが、関係性は相変わらずで、良くも悪くも安定している感じ。晃にたいして「好きだ」「可愛い」と迫る慎太郎にドギマギして「何言ってんだ、ばか!」と反応する晃のやりとりは、漫才コンビの定番のネタみたいになっている。
慎太郎の愛情表現が子どもっぽくて、こういう彼氏、ちょっと面倒かも・・・なんて思うようになってきた。晃が可愛くて変な虫がつくといけないから自分以外の人間の目に触れないでほしいみたいなことを言うかと思えば、片思いで終わった遠い昔の晃の恋をいつまでも気にしていたり。いや面倒かもくらいのうちはいいが、どこかで軌道修正してくれないと、いくら好きだからと言ってもこの独占欲の強さはかなり怖い。

それより問題は浪人中の英明日香だ。どんどん可愛くなっていて、ドラマの中で存在感が増し増しになっている。明日香と柊のストーリーの方が気になってきた。やっと自分の新しい感情に気づいたらしい柊。柊くんよ、明日香をちゃんと捕まえてくれ。
5話で武田航平が出てきてびっくりした。




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