世襲議員

親や親族の仕事を継ぐという行為は、自営業者でも民間企業でも日常的に行なわれています。

議員だけそれを許さないのは憲法に保障している職業選択の自由に反する、そういう声もあるのは事実。

だから問題はそこではない。

問題なのは世襲議員がバカで世間知らず、世の中の道理を分かっていない最低のクズ野郎でも許されるのかという点と、取り巻きや有権者が世襲議員をありがたがるという点だ。

一点目は、過去の経歴や実績、周囲の評判である程度判断できる。しかも、この判断基準は何も世襲議員に限った事ではなく、全ての候補者に該当するものだ。

そうなると厳密には本人の評価が悪い時、底上げしてでも当選させようとせず、諦められるのかという事だ。

これは実は二点目の問題とかなり重なっている。つまり家族や支援者が無能な二代目でも名の通ったクズが良いという事なのだろう。

その結果得られる権力欲や財欲が欲しいだけとしか考えられない。

もし世襲議員を許すなら、いわゆる地盤、看板、鞄をすべて継続して利用させないようにすれば、本人の力だけで立候補し当選すればよい。

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