集団登校

近江八幡で小学5年からの生活が始まりました。
当時、学校には集団登校といって、近所の神社の境内に1年生から6年生まで全員集まって小学校まで歩いて行きます。

先頭を2名の6年生、その次に1年生、そこから6年生まで順に2列に並んで小学校まで歩いて行きます。

小学校までの道のりはそれ程長くなく、大人が歩けば15分くらいだと思うのですが、何しろ1年生の歩く速度に合わせて全員が歩くのでたぶん30分以上かかっていたと思います。

最初の年は田舎へ都会から引越してきた転校生という扱いで、ちょっとよそよそしかったと思います。周りも興味津々だったんでしょう。
ただ集団登校だと同じ学年が並んで歩く事になって、しかも同じ学年が何人もいたので、少なくとも自然と話をするようになりました。

当時は冬になるとかなり雪が積もるところです。小学1年生では膝下くらいまで雪に埋もれてしまうので、先頭を歩く6年生が道路を踏み固めて少しでも歩きやすくしながら進む必要があったし、何より低学年生の風除けとならなければならないので、実はかなりハードな役割だったです。

当然、転向して翌年には先頭役もやっていました。今はどうしてるんでしょうかね。途中に信号もできて車の交通量も以前に比べると何十倍もなっているのですから、やはり同じようにやっているのかもしれません。

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