自転車に…。

読んでいる人はあまりいないかもしれませんが、新しいことを始めた(復帰)ので久々の投稿。

今の仕事を始めてからというもの、このご時世でも客先からお呼びがかかれば即出張というのを繰り返すうちに、好きだったバドミントンにも行けなくなり(主に残業のせい)、筋トレもやる元気がなくなり…


太っちゃった…。



流石にこれではいけないということで、通勤を車から徒歩に切り替えたんですよ。
んー、気持ちおなか回りの肉落ちたけど…。まだ足りん…。
そう思っていた時に偶然見つけたとある広告が目に入る。

RIDLEY FENIX SL 〇〇万円

へぇ…懐かしいな。
リドレー乗りたかったけど、乗る機会なかったんだよね…。
久々に憧れていた自転車を見つけ、懐かしい気持ちになりながらその広告を見る。

うっ…。サイズが大きい…。

そうなのだ。サイズが大きすぎたのだ。
日本人男性の平均身長が170.7センチ(令和2年度)に対し
私の身長が164センチ…。

泣きたくなるような感情をこらえてページを閉じようとしたとき…。
あの文字が目に入った。

BMC

その3文字が目に入った時に、ふと心に浮かんだ言葉があった。


「またのりたい」

なんでそう思ってしまったのか。
それは、高校を卒業してすぐに某修理工をやっていたころである。
免許も取らず県外に就職した私は、最初のころママチャリで近所に買い物に行くレベルしか外出しない奴だったのだ。

しかし、人と絡むのが苦手だったため仕事の同期とも疎遠。
休みの日に誘われて遊びに行くことがなかったのだ。
しかし、それにも飽きてきて外でできる趣味が欲しかった。

そんな時、同じ職場の先輩の一言でいろいろ動き出した。

「おめぇ、長距離高校のころ走ってたんだろ?自転車乗ろうぜ!」

は…?
ママチャリなら持ってますよ…?
と答えると笑いながら

「ロードバイクでものりゃーええんよ!」

と言う。
考えておきまーすとあやふやな答えを返してその日は終わった。

次の日。
今度は先輩の上司の上司が登場。
その人は開口一番
「お、聞いたぞ!自転車乗りたいんだってな?見に行くか!」

えっ…。突然…?

そして次の休みの日である。
朝起きたらチャイムの音が聞こえる。
待っていたのは先輩とその上司さんであった。

これはやばい。
ニコニコしながら
「ATM行こうぜwwwwwww」

と言われる。
あー。逃れられない。そう悟った。

着替えてATMへ行って15万くらいおろして先輩の車に乗り込む。

この人たちと買い行くのか…。
変なの押し付けられないといいけど…。
と近くのBMXとかを扱うお店に行った。
そこには、メインのBMXのほかにクロスバイクやロードバイクも販売していた。

グッとくる自転車がなくこの店を後にした。
(数年後このお店で人生初の9000型のDURA-ACEを買うこととなる。)

その次に向かったのは建物はキレイだが、人っ気のない自転車屋さんだった。
先輩が言うには
・ここは初心者お断りだからやめなって
・買わないと相当ディスられるから

と脅されての入店。
店主が出てくる。
冷やかしなら帰ってくれ!と言われグヌヌとなりつつも質問。
「初心者なんだけど自転車売ってくれませんか!?」

みんなウッソダロオイみたいな顔でこちらを見る。
店主もびっくりしている。
自分はガクブルしているのである。

結局数店回って紆余曲折あり、このおっかない人のところで自転車を買った。

忘れもしない。
SCOTT SPEEDSTAR S20
この子とはいろんなところに行った。

愛知(全域)/岐阜(美濃加茂→各務原)/静岡(ほぼ全域)/まさかの自走実家帰省
そして、絶望を知った初めてのエンデューロレースすべてが楽しかった。

そして、別れも突然だった。
信号待ちをしているとロードに乗ったおじいさまが逆走で走ってくる。
流石にこっちこんやろ…。と思ってちょっとよける程度にしていた。

なんか様子がおかしい。

結果としては突っ込まれてホイールがぐっしゃり。
体もケガをした。
流石にこの自転車には乗れないな…と思うほどのスピードで突っ込まれるとは。
聞いたらブレーキのワイヤが切れたらしい。こわっ。

この時にもう自転車はやめようと思わなかったのが本当に奇跡である。

(在りし日のスコットは携帯に画像が残っていればあとで追加。)

そのあと、突っ込んできたオジサマから銭をもらうことになってしまったので、いろいろ済んだ後に自転車を買いに行った。

どピンクの自転車が目に入る。
これにする!と一目ぼれである(本当にバカ)


(不自然に塗りつぶされているのは名前ががっつり入っていたので…。)

もう画像からもわかる通り、DE ROSA IDOLを迎え入れていた。
そして煌々と輝くDURA-ACE(数年越しに最初に寄ったお店で購入)
この子に関しては、北陸、南関東、東海の県を制覇。あと、地元に自走で帰省。
エンデューロやクリテリウムもこの子で走った。
東海地方から自走で千葉に行ってレースも出た。同じチームで出た子たちからは
「やる気なさすぎっしょwwwwww」と言われた。

だってしょーがねーじゃん、走ったことない道走るの楽しいんだもん・
この時は一時的に距離感がぶっ壊れた模様。

むっとしてレースに出ているとコース脇から
「あいつ〇〇から走ってきたんだって!!!!」
「走りながらねんなよwwww」
などと知らない人たちから大声で聞こえてきた。
手を振るとみんな反応してくれる。とっても楽しかった。

そんなこんなで2年ほどメインバイクとして使用したのちに
新しい分野に挑戦したくなっていた。

そう、ヒルクライムである。

流石にミドルのDE ROSAに投資するほどアレじゃなかったので
心機一転軽量級のマシンに変えることにした。

それが、

BMC 

だった。

(この時の画像も後で追加)

1台目のSLR01は自分の手持ちでできる最大限の軽量化だった。
SRAMのREDと9000デュラ、EEブレーキの組み合わせ。ホイールは大体EC90を使って6キロを切った時は目を疑った。

この自転車は仕事を辞めるまで走るコースが山登りの時だけ使っていた。
その他の要素が絡む場面ではSWターマックのほうが出番が多かったかな?
自身初めての優勝は5時間エンデューロ(チーム)だった。それもターマック。

対して2代目のSLR01は地元に戻ってきてからだった。
電動武装のSLRはなんかしっくりこなかった。紐だ。紐にしよう。
これは結構すぐに手放した。仕事がアホみたいに忙しくなったからだ。

そして今、あほみたいに忙しいのは変わらないけど、時間を作るのはうまくなった。太ったけど。

ここで話が最初の方に戻り…。
流石にブランク数年で一線級のマシンには乗れる気がしない+楽なマシンに慣れてしまった+でも電動はもういいかな…。
というのにまたプラスしてフレームあってもコンポが手に入らん!!!!

ということでBMCの文字を認識したメルカリでいいのがないか探すことに。
2台BMCを乗ってきた身としてはフレームサイズがわかっていればまずミスをすることはない。
そして整備面も、某修理工の後は自転車屋でちょっと仕事をしていたのでこの手の修理は何度もやった。大丈夫。できないのはポジションのフィッティングのみ。これに関しても地元に戻ってきて今までごろごろしてはおらず、信頼できるお店も探し出した。いける。

あとは自転車だけ。

そこで探し出した自転車が・・・・

Pro machine SLC01

ん???????
そんなのカタログにあった?????
と思う最近乗り始めた人もいるかもしれない。

この自転車、十二支が一回りちょっとの年代物。

なんで今更それなのかとの
問いが自分でもあったのは内緒だけど
SLR01の先祖であるSLC01に乗ってみたかったのが一番大きかったのかな。

それは置いといて、その装備品がやばかった。
何といっても9000デュラと8000アルテのミックス。
いやこんなんそそるやんけ!!!!!!!!!!!!!!

しかもブレーキもアルテだし!!!!
こんなんポチりますよ。うん。(ここは換装するけども)

いまはちょっと待ちの状態なので届き次第続報を書くつもりです。


(もっと書きたいこといっぱいあるけど着地点を見失ったのでここでぶつ切り)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?