華道

日本料理、茶道と続いたので、今回は華道について書いてみます。 華道は仏教が伝来し仏前へ草花を献じる事にその始まりのルーツがあるといわれています。 そして室町時代中期に華やかな東山文化のもとで開花し、床の間がある書院造りの建築様式の完成によって、花の活け方、方式が決められ、また鑑賞法も定まったと言われています。現在、華道というと「生け花(活け花)」ですが、もともと「立花」(たてはな)というスタイルだったそうです。 様々な「花伝書」が残されていますが、その中で最古(諸説あり)と言われるのが「仙伝抄」です。 その中には、花を活ける(昔は〈花を立てる〉と言ってたそうです。)季節によって、祭礼や儀式によって、場所によって、またその場に迎える人物によって、どんな花をどのように活けるかのルールが細かく書かれています。 お茶同様、大昔に習った華道。其々の枝と葉や華の向きや位置で、いろんなメッセージを伝えるとともに、「須弥山」という宇宙観を表現する。これまたダイナミックなアート。そんな視点からまたお華に関わってみようと思います。   このところ日本の伝統文化に目が向くのは、2014年私の星が八白土星に座するから。 そろそろ2014年の動向についてアップしまーす。

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