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山口外郎食べくらべ

1月28日に山口を盛り上げる作戦会議室の1部のメンバーが集まり、周南市の老舗お茶屋の一室をお借りして「山口外郎の食べくらべ会」を開催。

外郎と言えば名古屋を思い浮かべる方も多いですが、日本全国いろんな地域にいろんな種類があります。
歴史は諸説ありますが、古く室町時代まで遡ります。
当時大陸で元が明に滅ぼされた際に、日本に亡命した元の公家・陳家の子孫陳宋奇が、3代将軍足利義満公に外郎薬を献上した際に添えられた菓子がいつしか外郎となったとされています。

発祥は博多とも、京都とも言われています。

その中で山口外郎は原材料に「蕨粉」を使用しています。
もっちりぷるんとした食感を地元では「おっとり」と表現されて独特のなめらかさが特徴的です。


包装も各社の特徴が!共通しているのは山口外郎が食べやすいようになってます。

今回そんな山口外郎をもっと知るために、あらかじめ用意できた県内7社の外郎を実食。
味や小豆や蕨粉の違い、好みを判定してみました。
あくまでも優劣を決める会でもないので和気藹々と和やかなものでした。


目隠しで先入観や余計な情報をなくして挑みました。
見た目や色も各社で違う。

各社で特徴が顕著に出て、蕨粉の分量で味や食感の違いがありました。
抹茶や他の味でもそれぞれ違いが分かりました。
美味しさ自体に大差はなく、あとは個人の好みの差でしょうか。

私はいつも食べている地元の外郎が大好きなのですが、目隠ししても好きな物としてその外郎を選ぶことが出来ました。
淹れていただいたお茶がまた格別で、ついつい外郎も食べ過ぎてしまうほど。

数時間でしたが、とても楽しい会になりました。
企画、準備して下さった影山絵里子さん、会場提供して下さった田原清香園さん、その他参加者の皆様本当にありがとうございました。


遅れてしまい内心落ち着けていない外郎評論家津原氏

注:この記事は周南市民ライター外記事です。

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