スピ系情報の判別の仕方

スピ系情報の判別は慎重に

　スピリチュアル系や宇宙人の情報を判別する方法は、見える世界のことと基本的には同じです。

　ただ、前者は物証がないことが少なくないので、できれば、同種のことを述べている、他の情報源をもう二個ぐらい見つけて、比較検討するのが望ましい。

　仮に最初の情報が正しくても、100%正しいとは断定できないことが多いので、80%合っていればよしとする。

　ある程度、時間をかけた上で、「ある人が言うことは信頼できる」と判断したのならともかく、有名ナンチャラだから、フォロワー多数だから「この情報は正しい」という、判断の仕方は危険です。

　それは見える世界も同じですよね。

　肉眼で確認できないことこそ、よりいっそうの慎重さを必要とする。

自分に自信を持つ

　スピ系の話は、情報ソースが見えないので、受け手に自信がないと、いかようにも操作することはできます。

　例えば、「この壺を買わないと、ご先祖様の祟りがあるぞ～」みたいな。

　こんなの嘘ですけどね(笑)

　でも、不安が強すぎると、引っかかってしまう。

　ちょっと考えてみてください。

　自分がご先祖様のポジションにいた時、子孫を祟りたいと思うかどうかを。

　先祖の立場からすれば、「なんで、赤の他人のお前に、俺たちのことがわかるんだ」と、霊能者にブチ切れると思いませんか？

　ちなみに、ご先祖様との交わりを深めたければ、「とほかみえみため」と、唱えてください。

　口に出しても、心で唱えてもいずれでも可です。

　音源を聴いているだけでもよい。

　【初音ミク】銀河を祓う『とほかみえみため』40回

感覚・直感・理性・論理

　どんな情報であっても、自分の感覚・直感を信頼しつつも、理性と論理のチェックも怠らない。

　そして、信頼できる情報発信者を見つける。

　神話や神様の解釈・造形は、特に注意が必要です。

　かなり書き替えられているので、真偽の判別がむずかしい。

　学者の言っていることが正しいとは思いませんが、チャネラーの言うことが正しいとも限らない。

　それもあり得るとして、見ていく。

　先週から、日本神話について調べていますが、古事記・日本書紀が、以前に思っていたよりも、相当、書き換えられている、それどころか、ほぼ全てウソではないかと考えるようになってきています。

　よって、チャネラー体質の人の「神様からこう言われました」というだけでなく、何らかの物証、神社の古文書や境内の建物、様々な文献・神話の記述などを吟味されている人の話も参考にするようにしています。

　幸い、情報を見つけることはできるので、慎重さを失わない限り、確かな情報は最終的に得られると考えています。

外側に答えはない

　どんな情報を得るにしても、最終的な情報の真偽の判断は、一人一人が行っていく。

　これは、見える世界も見えない世界も同じです。

　その際、答えを外側に求める態度は、とても危険です。

　知るべきことは、本当は皆さんの内側にあるのですよ。

　外側の情報はそれを見つけるための、目印に過ぎません。

　我々は教育によって、「外側に答えがある」「お前たちの内側には信頼に足るべきものがない」と教え込まれてきました。

　しかし、DS・カバールのこと、ドナルド・トランプや世界各国のことについて、主要メディア以外のことを調べていたら、相当の範囲にわたって、嘘があったことがわかってきたはずです。

　外側に答えがあるどころか、一方的に与えられるものが嘘であったことも少なくなかったことに気づかれたでしょう。

　私はそうでした。

　だから、自分で調べ、考えることで、真実に近づいていくプロセスはとても大事です。

　そのことが、自分の内に、無限の叡智があることを思い出させるからです。