見出し画像

全訳ハトホル②「A Message for the Life-Sustainers(生命維持装置へのメッセージ)」

スマトラ島沖地震発生後に公開された記事

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、二番目のメッセージは、"A Message for the Life-Sustainers(生命維持装置へのメッセージ)"というタイトルで、2005/01/02に公開されました。

 記事公開直前の2004/12/26、スマトラ島沖地震が発生しました。

 多くの人が、この災害についての、トムの見解を尋ね、その上で、トムがハトホルに考えを尋ねたというのが、記事の背景としてあります。

 その際、ハトホルは、「7カ月前に渡したものを読み返してみるように」と、トムに言いました。それが、以下に掲載するものです。

 実際には、ハトホルのメッセージは、2004年6月初旬に来ました。

その時々の出来事を超えた射程

 直接的な背景としては、2004年12月末のスマトラ島沖地震がありますが、トムの見解とハトホルのメッセージは、その事象を超え、もっと広範囲のことを扱っています。

 それは、今の、混沌とした世界情勢、地球の状況を理解する際にも、有用な内容だと感じます。

 ハトホルの扱う内容は多岐にわたりますが、彼らが強く、また繰り返し言うことは、シンプルです。

・自分の靈的な中心とつながるようにしてください
・周りで何が起ころうとも、自分の感情を、高次の状態にしてください
・あなた方は運命の創造者である
・あなた方には、選択する力がある

 これは、今も、そしておそらくこれからも、通じる指針だと思われます。

 ほとんどの通信では、ハトホルのメッセージの後に、トムの見解・考察が来ますが、この記事は、逆になっています。

 昨日投稿した一番目の記事同様、この記事もハードな内容です。

 "生命維持装置"とは、地球人が"ライトワーカー"とみなしている人々です。

 だから、この通信は、彼らへのメッセージとも言えます。

 昨日の記事で、私が考える、ハトホルの記事の四タイプを紹介しました。

「物事の全体的な理解を与える」「意識や視野を拡大する、地球にまだない概念の紹介」「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」「ワークショップやイベントの紹介」

 今回の記事は、最初の二つを扱っていると思われます。

 トータルで、9000字あるので、休みを入れつつ、お読みください。


A Message for the Life-Sustainers(生命維持装置へのメッセージ) 2005/01/02

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/08/02(月)

原文

ハワイ、ビッグアイランドにて。

 この度のアジアの地震・津波災害(2004/12/26発生のスマトラ島沖地震)について、これまでにないほど多くの方々から私の見解を求める声が寄せられています。率直に言って、このような依頼は、私の考えを、誰かが必要以上に信用しているのではないかと、少し不安になります。いずれにしても、私は数日前に、いわばエーテルの中にあるかもしれないものを感じ取るために、瞑想に入りました。その過程で、ハトホルたち(私が1990年代初頭から一緒に仕事をしている次元間の存在)に、彼らが何を考えているかを尋ねました。彼らは、7カ月前に渡したものを読み返してみるようにと言いました。読んでみると、唖然としました。

 以下のメッセージは、昨年(2004年)6月に彼らが私にくれたものです。将来の地球の変動など、幅広い問題を取り上げています。当時は、公開するには、あまりにも気がかりな内容でした。私が最もやりたくなかったことは、地球の予言、終末の日のシナリオ、一般的なミレニアムの狂気といったニューエイジの氾濫に拍車をかけることでした。私は、良くも悪くも、彼らが予見したことが実際に起こるかどうかを見極めるために、待つことにしました。

 アジアでの地震と津波から数日後、ハワイのケアラケクア湾で、土砂降りの雨の中、座っている私は、6月にハトホルたちが私に話してくれたことを思い出し、身が引き締まる思いです。彼らのメッセージの性質上、より広い文脈を与えるために、私はそれについて少し話したいと思いました。

 ハトホルをご存じない方、もう少し詳しく知りたい方は、ウェブで「ハトホル」を検索してみてください(エジプトの豊穣の女神ハトホルと混同してはいけませんが、両者は関連しています)。今、ハトホルたちと何らかの形で一緒に仕事をしている人は、たくさんいます。ちなみに私は、(あなたがその神話を受け入れるならば)数百万人の銀河系・異次元文明の内の、13人のメンターと仕事をしています。

 私が言いたいのは、この視点は、ある文化のごく一部の断面であるということです。このメッセージが「The」Hathorsからのメッセージであると言うことは、あるメッセージが「The Hopi」からのメッセージであると言うようなものです。「The Hopi」は、ありません。ホピ族には様々な人がいるので、何をすべきか、何をすべきでないかについて、様々な意見があります。最近、アメリカ政府がプエブロに水道管を持ち込んだことを見れば、私の言っていることがわかるでしょう。水道管に賛成するホピ族もいれば、水道代や税金の負担を恐れて反対するホピ族もいました。

 私が言いたいのは、常に多くの意見があるということで、それはハトホルについても同じだということです。しかし、今回の例では、少なくとも私が知る限り、私の関わるグループが表明した考えは、ハトホル文化の大多数の意見の総意です。時間軸については様々な意見がありますが、それは彼らが何度も言っているように、未来はあらかじめ決められた確実なものではなく、多次元的な確率と可能性の集合体だからです。

 現在の状況を理解するために不可欠なことだと思うので、もう一度言います。

 未来はあらかじめ決められた確実なものではなく、多次元的な確率と可能性の集合体です。

 以下のメッセージは、気候変動や地球の変化など、いくつかの分野を取り上げていますが、多くの場合と同様に、彼らの考え方は非常にユニークです。つまり、本質的に、私たちは物理的なサバイバルについて、非常に危険な局面にあるが、一見知られてはいないものの、(もしそれを使うならば)私たちは集団で生存の鍵を握っていると、彼らは言っているのです。

 彼らが言う鍵とは、「感謝の気持ちを忘れずに生きること」です。彼らは私に、何度もこのことを言ってきました。これに関する準科学(この見解は理論的なものであり、主流の科学で一般的に受け入れられているわけではない)は、私たちのDNAが私たちの感情状態(気持ち)に反応し、物質に影響を与える光とエネルギーのパターンを発するというものです。言い換えれば、私たちのDNAは、渦の力学のプロセスを通じて、私たちの外的現実に何らかの影響を与えているのです。ほとんどの人は興味がないので、ここでこのことを説明しようとは思いません。この種の研究報告は、インターネットで「DNAと意識」と検索すると見つかります。特に「ハートマス研究所(The Heart Math Institute)」の活動は、要チェックです。

 私自身の実験では、感謝の気持ちを数分以上持続させると、催眠術のような至福感が得られることが多い。これはエンドルフィンの増加と同じだと考えています。少なくとも、私たちの多くにとって、日々の生活の中で、定期的に感謝や至福の時間を持つことは有益だと思われます。

 多くの人にとっての課題は、理由のない感謝の気持ちをどのように感じるかということです。実はこの質問は、1年ほど前に、ハトホルがこの感情の重要性についてメッセージを発した際に、以前の手紙で取り上げたことがあります。

 私たちは、集団的かつ地球規模の知性のテストに直面していると思われます。もし私たちが創造神としての力に目覚めるのに間に合わなければ、行動と責任を取って、私たちの意識が外部の出来事に影響を与えることを知っていても、昔の恐竜や政府の誠実さのように、私たちは忘れ去られてしまうでしょう。私たちは今、巨大な混沌と変革の時代にいます。興味深いことに、中国語で「変革」を意味する言葉は、「危険」と「機会」という2つの表意文字で構成されています。疑いもなく、私たちは危険な時代に生きています。それを否定する人はいないでしょう。そして、進化の課題は、私たち一人ひとりが、生命の危険性が増す中でも、自分自身を変えるための機会を見つけ、行動することだと思います。自分の中に閉じこもって、世界を再治療する方がはるかに簡単でしょうが、それは文字通り、重大な過ちだと思います。

 さらに恐ろしいことに、私たちは文字通り、そして比喩的にも、死にかけている世界の真っ只中で生きています。極地の氷の融解など、生態系の状況に関する最新の科学的報告を読めば、事態がいかに悲惨な状況にあるかは明々白々です。しかし、私たちの世界の死には、率直に言って、持続不可能な現代の生活様式の崩壊も含まれています。それは、地球とそこに暮らす者たちの両方を傷つけることになるからです。

 では、この比喩的な(あるいは文字通りの)死の向こう側にある新しい世界とは、どのようなものなのでしょうか?それは、誰にもわからないことだと思われます。

 ハトホルたちが言っているのは、私たちは集団で、自分たちの生存と運命の鍵を握っているということです。

 問題は、それを使うのに間に合うように、目を覚ますかどうかです。

プラグマティズムについての最終的な考察

 私は実際的な人間で、あまりにあり得ないことには手を出しません。よって、ハトホルたちが、「感謝は運命を変えるための鍵である」と示唆したときには、躊躇しました。

 つまり、何人の人が感謝の気持ちを持って生活すれば、私たちの運命のジャイロスコープのバランスを、集団の生存に有利なようにすることができるのでしょうか?また、一日に何時間ぐらい、感謝の気持ちを持つのが効果的なのでしょうか?

 正直なところ、この感情を、数時間以上継続することはできません。いつも何かが起こって、それを吹き飛ばしてしまうのです。そのため、感謝の気持ちを取り戻すためには、時折、心にワクワクした気持ちを立て直さなければならないことに気づきます。しかし、それは努力する価値のあることです。そして、この精神的・感情的な鍛錬の最大の理由は、健康や幸福を高めることにあるのかもしれません。

 集団の規模を変えることができるのかどうか、私にはよくわかりません。悲観的になるつもりはありませんが、それが私の性分なのです。実際、私は楽観論者と宿命論者が混ざったような奇妙な鳥です。私は通常、それらの中間に位置しています。しかし、何かのきっかけで、祖父の古時計の振り子のように、どちらかに揺れてしまうことがあります。しかし、通常はアップとダウンの中間地点にいます。私は、水の入ったグラスを見たときに、半分も入っていないし、半分も空いていない、そのように見えるタイプの人間です。単純にそうなのです。

 そして、私は現在の世界をこのように見ています。ただ、それだけです。はい、最後の文は、文法的には誤っていることはわかっています。間違った分詞などに飛びつく機会を狙って生きている文法学者の魂のために、私は言います。時には、主張するためにルールを捨てることも必要です。率直に言って、表現の自由は、ルールや文法上のドグマよりも優先されるべきだと思います。それが必要な場合もあります。同様に、私たちは、波風を立てず、何事もなかったかのように装い、今まで通りの生活を続けるというような、これまで与えられてきた生き方のルールのいくつかを、集団として捨てる必要があるように思います。もし私たちがこの地球上での生き方(外面的な行動と内面的な感情の両方)を変えなければ、すぐに生きる価値のない人生になってしまうのではないでしょうか。

 では、今の私たちの世界のこの病は何でしょうか?カオスです。それは間違いありません。物事があちこちで不穏な空気に包まれています。神話的であり、しばしば誇張されるマヤの世界の終わりを告げるパーティー(2012年かその前後、実際の日付とその意味について議論する人もいますが)に近づくにつれ、人生はますます非現実的になっています。

 悪い日(自分の中で運命論が支配している時)には、世界を見て、(キングスイングリッシュの古い言葉を使えば)「一体何がどうなっているんだろう」と考えます。つまり、私たち人間は本当にそんなに愚かなのでしょうか?いや、明らかにそうです。そして、このような憂鬱な日には、進化の階段を上る望みはほとんどありません。実際、私の周りで(正直に言うと、時々、心の中で)起こっている愚かさの横行を見ると、私たちは永遠に一学年後退して、中学、いや、小学校を卒業できないのではないかと思ってしまいます。

 そして、他方、素晴らしく楽観的な日には、世界の混沌とした状況を見て、混沌とは実は非常に創造的な状態であることを知ります。何でも起こりうるのです。予測できない奇跡が起こることもありますし、実際に起こることもあります(ホラーもありますが、それはまた別の話です)。重要なのは、今は非常に不安定な時代であり、出来事の流れは、一瞬にして変わるということです。私は毎日、この軌道修正を祈ります。楽観的な気分の時には、そうなることを期待する理由を見ています。

 しかし、結果がどうであれ、ショーは終わっていません。ジョージ・カーリンの政治的に正しい言い回しを使えば、体重制限のある女性が歌うまでは、終わらないのです!

 現状についての私の見解を求めてきた人たちに、私がここで個人的に言いたいことは、もっと人生を楽しみましょう、ということです。感謝すべきことを見つけましょう。無意味な感謝の瞬間を実践してください。ただ、それだけのことです。そうすることで、より創造的で機知に富んだ知的な人間になり、頑固で進化の遅い怠け者ではなくなるのです。もしかしたら、多くの人がそれを試せば、私たちの種としての生存に有利に働くかもしれません。

 そして、これから、2004年6月初旬のハトホルの言葉を紹介します。覚えておいてほしいのは、真実はあなたを自由にしますが、その前にあなたを怒らせたり、怖がらせたりするだろうということです。どうか、すばらしい人生を送って、笑顔を絶やさないようにしてください。


「A Message for the Life Sustainers A Message from the Hathors through Tom Kenyon (生命維持装置へのメッセージ  トム・ケニオンを通じたハトホルからのメッセージ)」2004/06/21

 あなた方は今、意識の中心点において、重要な位置にいます。あなた方の地球は、26,000年前には見られなかったような浄化を受けようとしています。このタイムラインは、多くの領域の存在たちの介入と、あなた方がライトワーカーと呼ぶ、私たちが "生命維持装置 "と見なしている人たちの努力がなければ、もっと早く実現していたでしょう。

 遥か遠くの宇宙から非常に触媒的なエネルギーが来ていて、それが、(あなた方の銀河系の)グレート・セントラル・サンと太陽系の太陽を打ち叩いています。太陽の磁場が大きく変化しており、それが地球の磁場にも影響を与えています。これにより、海洋コンベヤーベルトを含む(ただしこれに限定されない)地球上の多くのダイナミックなシステムが変動しています。太陽と地球の両方に影響を与えている、この深宇宙のエネルギーは、本質的に自己認識とスピリチュアルな進化を加速させるエネルギーです。宇宙(少なくともこの部分)は、新しい、そして異なる方法で、自分自身に目覚めつつあります。そして、この自己認識の高まるプロセスが、言ってみれば、物事を加速させているのです。ある意識レベルでは乱れに見えても、別のレベルでは触媒として見えるということを認識することが重要です。

 この地球上に生命を存続させることができるかどうかは、人類としてのあなた方の選択に対する反応を通して、集合意識的に決定されます。もし、集合意識が深宇宙からこれらのエネルギーを受け取り、進化とスピリチュアルな飛躍を遂げることができれば、電磁場の乱れ、特に磁極の乱れは、今のようにコンベヤーベルトに影響を与えることはありません。自分が巨大なジャイロスコープの上で生きていると考えてみてください。ジャイロスコープのわずかな動きが、ジャイロスコープのリング(安定化リング)にとてつもない動きを生み出します。つまり、地球のジャイロスコープは変動しているわけです。この変動は物理的な現れとして表現することもできるし、意識の高揚として表現することもできます。しかし、地球の集合意識が素早く上昇しなければ、ジャイロスコープはエネルギーを物理的な次元、特に磁極と磁場に伝達し、それがコンベヤーベルトに影響を与えることになります。コンベアが止まってしまうと、今までの生活が非常に困難になるか、あるいは完全に終わってしまうことになります。私たちは、あなた方がこのポイントに非常に近づいていると、言いたいのです。

 天候に関しては、より強い、より大きく乱れた嵐が予想されます。これらの嵐は、人間の意識に潜む暴力性、誤ったエネルギー、バランスの悪さを表現したものであるという明確な理解を、皆さんにお伝えしたいと思います。もし何らかの方法で、集合意識の中の、充分な数の個人の意識が5次元以上の高次意識に上昇することができれば、深宇宙からのエネルギーは上昇のプロセスを通じて統合されるでしょう。

 もし、皆さんが一丸となってこれを達成できなければ、これらのエネルギーは、(比喩的に言えば)地球のジャイロスコープの物理的な側面に影響を与えることになります。そして、あなた方が知っていて、経験したことのある生活は、気候や地球の変動によって、非常に困難になります。火山や地震など、地熱の活動が非常に活発になることが予想されます。既に竜巻の数は非常に増えていますが、これは、ますますエスカレートするでしょう。来年以降にやってくるハリケーンは、これまでのハリケーンがそよ風のように思えるでしょう。

 では、最初にお伝えしたいことをまとめてみましょう。意識向上のための衝動は、深宇宙から流れてきて、太陽を打ち叩き、地球の微細なエネルギーに影響を与えています。人類が靈的自己統御のレベルに達することができれば、これらの影響は減少し、変換され、さらに上昇するための源となります。

 もし人類がこれを達成できなければ、エネルギーは破壊できないので、物理的な浄化行為が行われることになります。私たちは警鐘を鳴らす者ではありません。このメッセージは、苦痛を与えることを目的としているのではありません。自分自身や自分の大切な人を具体的な方法でケアする必要性を認識してもらうためのものです。

 私たちが提案する行動範囲は、2つあります。1つ目は靈的な準備、2つ目は肉体的なサバイバルに関係しています。魂としてのあなた方の立場からすれば、あなた方の現在の肉体が継続するかどうかは重要ではありません。スピリチュアルな準備とは、感謝と喜びの経験を増やしていく上で、本質的なものを選んで生きていくために、自分の人生に再びコミットすることによって、自分の死の可能性に備えることです。変な言い方ですが、自分の心の底からの喜びに従うことが、地球が浄化されたときに、自分が最も生き残れる場所にいられるようにしてくれるのです。

 スピリチュアルな準備には、自分と自分のサイキックな知識との間にある障害物を取り除くことや、瞬時に快く動くこと、周りの人がその場に留まることを望んでいても、自分から動こうとする姿勢なども含まれます。地球が浄化の旅に出たら、あなたは自分の内なる知識に従う準備をしなければなりません。それは、文字通りの意味でも、比喩的な意味でも、あなたが持つ唯一の羅針盤だからです。物理的なサバイバルという意味では、現在住んでいる所が熱帯環境であっても、少なくとも食料や水、防寒着などの防災用品を入手し、保管しておく必要があります。友人や隣人と知り合いになっておきましょう。物理的な浄化を乗り切るためには、これまでにないレベルの協力が必要になるかもしれません。たとえ大惨事が避けられたとしても、異常気象が激増し、食糧生産に支障をきたす可能性があります。

 最後に、あなたが最も効果的だと思う方法で、自分の靈的な側面とつながる訓練を始めることをお勧めします。これらのつながりを強化したいと思います。なぜなら、もし地球が苦難に陥れば、多くの混沌が生じ、苦悩と混乱の中にいる人々から多くの声が聞こえてくるからです。あなたは、自分の内なる声――つまり内なる小さき静かな声――にアクセスして、どこに行き、何をすべきかを教えてもらう必要があります。そして、時にはどこにも行かず、何もしないということもあるかもしれません。

 アメリカに住んでいる人たちは、政治的にも経済的にも騙されていることを知ってください。皆さんが直面しているこれらの問題を議論することは、私たちの焦点ではありません。このようなことに興味のある方は、どなたでも情報を得ることができます。ここでは、今後1、2年のうちに米国経済が失速する可能性は、充分にあると言っておきましょう。ここでは、単純な論理と常識が味方になります。景気後退の可能性に備えるということは、経済的に自立することを意味します。そうすれば、人生はもっとシンプルになるでしょう。貨幣価値が下がることは確かに困難なことですが、金銭的な期待から離れることのできた人にとって、感情的・靈的な大惨事にはなりません。

 揺れる砂の上ではなく、しっかりとした地面の上に家を建てましょう。この場合の「揺れる砂」とは、あなた方の通貨システムのことです。頑丈な地面とは、あなた自身の神とのつながりであり、あなたが地球上で生活していても、あなたがいる靈的な次元とのつながりです。

 最後に、私たちが皆さんに言いたいのは、皆さんは忘れて眠っているにもかかわらず、たとえ困難な課題であっても、あなた方は自分の運命の支配者であるということです。生き残るためには、目覚めなければなりません。我々の世界には、ある儀式用の物体があります。それは、9次元から集められた最高級の金でできています。この箱の中には、3つの象徴的な石が入っています。私たちはこの箱を「人類の箱舟」と呼んでいます。これは皆さん(人類)を、新たな次元へと運ぶものの象徴です。

 3つの石とは、人類の中の3種類の人間を表しています。自分たちが創造主であるという真実に目覚めるよりも、殺傷と死を望む人たちがいます。彼らは夢遊病者であり、他の人と同じように見えるので、危険ではありますが、眠ったままです。これが最初の石の人たちです。

 第2の石は、面倒なことはしたくない、自分の生き方を変えたくない人を表しています。彼らは特に暴力的ではなく、ただ無感覚なのです。

 第3の石は、創造神としての自分自身に目覚めつつあるか、目覚めた人を表しています。彼らは、創造の側面に責任があることを理解し、対立に満ちた世界で、喜びと調和を通して上向きに生きる責任を進んで受け入れる人たちです。

 人類の箱舟は、3つの石をすべて持っています。人類の箱舟が集合体全体を5次元以上に運ぶためには、3つの石全てを運ばなければなりません。集合意識の変成の任務は、第3の石の人たちの肩にかかっています。(言わば)たとえあなた方が時間に遅れたとしても、完全なカタストロフィーは回避できます。皮肉なことに、それは人類の第3の石が、どのように人生を選択するかに関係しています。恐怖やホラーの感情に屈してしまうと、浄化によって地球上のほとんどの生命が破壊されてしまうため、人類の箱舟は5次元以上に運ばれなくなってしまいます。もしそうなったら、自分の成長や靈的な達成度合いに応じて、あなた方は靈的領域に戻ってくることになるでしょう。
 
 だから、私たちは第一の石や第二の石のタイプの人々には、話しません。なぜなら、彼らは私たちの声を聞くことができないからです。彼らの目がこの言葉を見ても、彼らの耳がこの言葉を聞いても、彼らは理解することができません。これは、第3の石である、あなた方のためのものです。あなたは、自分が誰であるかを知っています。今、読んだ内容に衝撃を受けたことでしょう。

 人間の靈(human spirit)の保護者や守護者であるあなた方に、敬意を表します。この時代の地球に転生したあなた方のスピリチュアルな勇気に、賢者やマスターたちに、私たちは敬意を表します。もっと満たされて生きなさい。もっと心から笑いなさい。そして、もっと完全に許しなさい。自分の運命を決めるのは、自分自身です。幸あれ!

ハトホル


過去の翻訳記事


( ´∀`)サポート本当にありがとうございます!!😭😭😭🥰🥰🥰 (  ・ ∀ ・)ご恩返しするためにも、今後も一生懸命頑張ります!!😊😊😊